得体の知れない安い弦は
いとも簡単に切れてしまいましたとさ。
ったく・・やはりパチモンは駄目ですな、
J-45のこんな所でブッチリなんて初めてですもん。
お稽古しなきゃ!と気負い込んでましたから
ここで張り替える気分にもなれず
急遽、休眠中だったEpiphoneを引っ張り出してきました。
(DARCOのフォスファーブロンズに張り替えた後は弾いてなかったのです)
ただ、引っ張り出してから思い出しました。
そうそう、この子はサドルを下げなきゃならなかったんだ。
ネックを調整した時に、もう少し弦高を下げたいなと思ったのですが
いずれまた、そのうちに・・と、それっきりになってたんです。
こんなとき、何故か行動の早いかずら爺さんは
そそくさとサドルを外し、サンドペーパーでゴシゴシと
指先を粉で真っ白にさせながら、1.5mmほど削って理想的な弦高に仕上げました。
目分量と勘だけの、これぞまさに職人技!しかも仕事が早い!!
やり終えてから気付いたのは
J-45の弦を張り替えた方が早かったじゃあん、てこと。
(先に気付けよ!)
けどまあ、いい状態に仕上がったんだから良かったじゃないですか。
ミディアムボディで胴厚が薄いこのモデル、左手の按配がちょうど良くなると
鳴りっぷりまで変わってしまったような気分になるから不思議です。
(実際、弦高を下げるとジャリジャリ感が増すので音は変わるんですけどね)
なんか、気持ちいいです。
ライブではJ-45を使う予定でしたけど、この音を聞いてしまうと
こりゃ当日まで迷うでしょうな、たぶん。
ほら、なかなかのプロポーションでがしょ?
腰のくびれ具合に惹かれて一目惚れしただけのことはありますよ。
顔つきだって、ほら。
彫りの深い美人さんじゃありませんか。
エピのヘッドって、Gibsonと同じくらい好きなんです。
ただし、まともに鳴ってくれない物が多すぎで
今まで何度も痛い目に合ってきました。
が、この子とはいい関係になりそうな
(今日のところは)そんな予感がしてなりません。
ひとつだけ困ったことが・・
夜パソコンを開いて弦をオーダーしようとしたら
よりによってDARCOのフォスファーブロンズが品切れ!
あっちゃあ~(T_T)
*