凱旋帰国した「なでしこジャパン」のインタビューは実に面白かった。
チームワークと選手間の綿密な作戦があってこその勝利だったことが窺える。
成田へ詰め掛けた大勢の報道陣やファンを目にしての感想を聞かれ、
ドイツへ出発する時は数人のペン記者と数台のカメラだけだった。
(それくらい話題にはなっていなかった)と明かした佐々木監督も実に楽しい人柄だ。
話題にもならず、期待もされず、ドイツへと旅立って行った彼女たちにとって
行きと帰りでは目に映る光景が大きく変わってしまってはいたが
本人たちは秘めたる決意と自信を持って試合に臨んだことがよく分かる。
それよりも、世界中を驚かせるほどの偉業を成し遂げたにも関わらず
優勝したことへの驕りや傲慢さが全く無いどころか、
いつもと変わらぬ素顔のままで居られる辺りに
この素朴な野武士軍団の清々しさがあるのだと改めて実感した。
本当に素敵な人たちばかりだ。
ただ、その爽やかな気分を害されたと思えるのが
例によって「バカ菅の一言」で実現させた帰国早々の官邸への招待。
成田からその足で首相官邸を訪れるのは極めて異例らしい。
さらに呆れたのが7月16日付読売オンラインのこのニュース、
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110716-OYT1T00086.htm?from=top
このバカ男は重大な政局の最中に政府専用機をチャーターして
なんとドイツまで「高飛び」して決勝戦を観戦しに行こうと企んだらしいのだ。
さすがに「未遂」に終わったが、こいつの頭をカチ割って中を覗いてみたくなる。
いったいどういう発想なんだろうか。
あー、けど行ってくれなくて良かったぁ~
退陣表明して、支持率一桁間近で、周囲からボロクソに言われてる、
こんな疫病神がスタンドに居たら絶対に勝てなかったと思うぜ。
*
0 件のコメント:
コメントを投稿