2022年2月25日

春先の口癖(毎年恒例)

 









スピーカーのあれやこれやに没頭してしまい

ついつい疎かになってしまっていた作業ですが

思い出したように(或いは何かに急かされるように)

昨日から打ち込みを始めてしまいました。

コロナのせい、とは言いませんけど

もう2年以上も歌ってないという体たらくな私。

馴染みの皆さんとはすっかりご無沙汰してしまいましたが

実はまだ歌仕舞い(墓仕舞いじゃないよ)した訳ではありません。

この期に及んでもなお、やり残したことが山ほどあるのです。


今回の作業は、私自身の往年の曲を幾つかリメイクすること。

10年、20年の時を経て、違うアプローチで表現してみたい

そんな他愛もない欲望からですが、衰えた喉と肉体では

当時のままに歌うことが難しいことも理由のひとつです。

せめて頭と心が健全なうちに、

なんとかせにゃあ気が済まんのですよ(笑)


と・・

春先と秋口に、毎年同じようなことを言ってる私です。

そう、何度も打ち込みをやり直したりしながら

気がつくと頓挫してるという不甲斐なさの繰り返し。

果たして形になるのでしょうか。


暗闇でしか聞こえぬ歌がある

初代モモケンさんの名台詞に後押しされて

かずら之丞見参!となればいいのですが

駄作と酷評されるやもしれませんな。



2022年2月22日

200年後に想いを馳せる



















1220年から800年後の今日は2が六並び、
誰が言ったかスーパー猫の日なんだとか。
するってえと200年後の今日は2が七並び、
これ以上の数はもう出ないとあっては
いったい何と呼ばれるのでありましょうか。

昨年の七月に腎臓を患ったこの娘、
レベル4から奇跡の回復を果たしたものの
現在の猫医学では完治することはままならず
近頃では食欲も衰え、寝たり起きたりの毎日です。
数年後には登場するであろう予防・治療薬AIM、
この薬によって猫の腎臓病は大幅に軽減され
寿命も格段に伸びるそうですから
200年後の今日は盛大に祝ってほしいものです。














私の部屋の近況はといえば、
サブのスピーカーが増えすぎてしまったので
2in4outのセレクターを導入しました。
プッシュ式の切り替えスイッチは珍しいことに
複数個が押したままにできるタイプなので
スーパーツイーターも独立してここに繋いであります。
自作ユーザーにとって、これは便利な作りですね。














暫くご無沙汰してましたが
こちらはこんな具合に相変わらずの日常なのであります。
猫さんたちの健康を祈りつつ
200年後の世界が平和でありますように。



2022年2月8日

スーダラな親父と娘ですから

 













能天気で
気まぐれで
浮き沈みが激しくて
それでもO型人間の特権で
些細なことには目くじら立てず
スイスイスーダララッタと
毎日を過ごしたいと思っているのです。

失敗や過ち、見当はずれも多々ありますけど
深く思い悩むことはない性分なので
案外とすぐに立ち直っては
スーダラ節の如く
わかっちゃいるけどやめられねーと
笑いながらやり過ごしてきました。

ばかと言われようが
こうしか生きられないのですから
この先もずっと、こうなんだと思います。

実はここ数日、
愛猫の容態が急激に悪化してるんです。
食欲増進剤の効果が全く無くなり
今日は朝から一粒のご飯も食べてません。
点滴は昨日受けたばかりで
先週の血液検査でも異常値の増加は無く
むしろ前回の検査よりもいい数値でした。
不治の病とはいえ
データに表れないところで
腎臓は確実に悪化してるということですね。

つまり、もう薬が効かなくなっているわけで
今までは食べることで何とか症状を抑えてましたが
その食欲が皆無となっては、衰弱する一方です。
昨日から栄養剤のフェロビタールを
食事の代わりに舐めさせてますけど
どれほどの効果があるものやら。

心配してくれたり
応援してくれたり
随分とたくさんの方々から支えられました。
この病をきっかけに知り合った人も居ます。
具合の悪そうな顔や姿は見せないよう
公にする画像は良いものばかりを厳選して
何事もなかったかのような
元気で愛くるしい姿だけを見て頂いてました。
これもまた、私なりのスーダラ精神で
何事も笑ってやり過ごしたいという
我が儘な考えからですが
今でも時折、腹を出して寝てる彼女も
私の精神を受け継いでいるのかもしれません。

幸いなことに、七月の発症直後のような
重篤で苦しそうな状態までは至ってません。
顔を合わせれば、これまでと変わらぬ表情で
スリスリスリスリと甘えてきます。
話しかけると、じっと目を見ながら聞き入り
わかった?と尋ねれば、にゃあと返事をするほど
私の言葉は理解してくれてるようです。
(かなり親バカな発想かも)

でもね、
私がレンジフードの下に立ち一服していると
ベッドから降りてテーブルの隅に座り
背後から私をじーっと見ているのが日課のようで
ふと振り返って目が合った瞬間に
にゃあああと嬉しそうに長く鳴くのでして
毎日そこから私の説教?が始まり
最後に「わかった?」と尋ねて終わるのです。
たった今もそうでした。
今夜の締めは
「ご飯食べるんだよ。体力つけるんだよ」
「まだ逝っちゃだめだからね」
もちろん、はーいと聞こえるほどの
にゃあああでした。

こんな馬鹿な親子ですから
この話題はさらっと流してくださいね。
ずっと仲良しでいたいだけなんです。
お互いの笑顔だけを記憶に残したいだけなんです。
スイスイスーダララッタと
笑って生きていたいだけなんです。



2022年2月6日

Had To Cry Today(泣きたい気持ち)

 














2月5日、いつものことのように
私が聴いている音楽を紹介するため
Amazon Musicのスクショを貼り付けて
「無性に聴きたくなった」と呟きながら
これまたいつものことのようにFBにUPした。
その音源のアルバムジャケットの画像が
FBのコミュニティ規定違反だと咎められ
該当する投稿は5分も経たないうちに
一方的に削除されてしまい唖然とするばかり。

そのアルバムとは
クリーム解散後のクラプトンとジンジャー・ベイカー、
元トラフィックのスティーヴ・ウィンウッド等による
ブラインド・フェイスの「スーパージャイアンツ」
1969年にリリース後、ロックの名盤として語り継がれ
私のように(ふと思い出して)
未だに聴きたくなる者が多く居ることだろう。
さしたるファンではない私であっても
1曲目のイントロが流れて来ると
とても懐かしく思えるくらいクラシックな作品だ。
時代の記憶、時代の音、てやつだね。

今回FBに削除された(不適切な)ジャケットの画像は
現在もこのデザインのまま販売されているし
販売店やAmazonのサイトなどでは公に画像を掲載している。
仮に如何わしいと目を細める人が居たとしても
これはジャケットのデザインであって卑猥な広告ではない。
しかも50年以上も前の作品なのだから
アートとして額に収められていても不思議じゃないのにね。
(画像監視ロボットのAIクンはそこまでわからないか)苦笑

その後FBからは日付が変わり今日になってから
私の投稿を削除した旨と、インスタを含む他の投稿までも
閲覧できない措置をとる旨の警告メールが来た。
不服であればサポートの監督委員会へ異議申し立てをせよと
かなりの強行姿勢が窺える(まるで罪人扱いの)内容。
ならば申し立てようじゃないかと奮い立ち
その監督委員会なるサポートサイトを開いてみると
ちょっとした訴訟案件みたいなややこしさ。
面倒臭くなってすぐに閉じた(笑)
この後、私の処遇はいったいどうなるんだか。

恐ろしい社会になったもんだ。
常にAIに監視されている現状を思い知った。
たぶん今の私は要注意人物、あの後FBにUPすると
更新されるまでにタイムラグが生じるようになった。
おそらくフィルターがかけられてるんだろうね。
FBに連動しているインスタもちょっと動きが変だ。
私はまるで国家に監視されてる政治犯みたい。
悪いことなんかしてないのにさ。

Had To Cry Today(泣きたい気持ち)
今夜の気分はアルバム1曲目のまさにこれ。



2022年2月4日

氷上の戦いは面白い!

 













ウィンタースポーツ、好きです。
どちらかといえば夏の競技よりも
観戦するのが楽しみでもあります。
アイスホッケーとスピードは特にいいですね。
氷上を滑るパックの速さときたら
動体視力の衰えた老人の目では追いつきません。
スケートのスピード感て凄いもんです。

私が生まれ育った北海道では
小学1年から冬の体育の授業はスケートでしたから
スポーツには全く縁のない私であっても
今でもスイスイ〜っと滑ることが出来るんですよ。

ただね、刃の長いスピード用のスケート靴は
どうしても好きになれませんでした。
刃先がリンクに引っ掛かって転んだり
まめに研いであげないと踏ん張りが効かなくなるし
皮が薄いせいで足は冷たくなってしまうし。
悴んだ指で細くて長い紐を縛る時は泣きそうでした。

これが中学に上がるとですね、
体育の授業がアイスホッケーになりまして
初めてホッケーシューズを履いた時は感動しました。
皮や底が厚くなるんで靴は重たいんですけど
短くて小回りのきく刃といい防寒性といい
当時の私はすっかり気に入ってしまったのです。
なんたって、ド素人の身であるにもかかわらず
氷上を簡単にくるんくるん回れるんですから
なんだよー最初からこっちにしてくれたらいいのにー
と、小学の6年間を恨んだものです。

先日カミさんにもそんな話をしながら
中学の頃はホッケーシューズとスティックは
皆が自前の物を持っていたと言うと驚いてました。
防具は一切無く、生身の体でやっていたことには
もっとびっくりしてましたけどね(笑)

そんなわけで、氷上のスポーツは好きです。
北京で開催されることには諸問題が山積みですけど
仮にそれが五輪であっても世界選手権であっても
私からすると、どちらでもいいんです。
好きな種目の映像がたっぷり観られるだけで
楽しいし、もちろんジャパン応援します。
でもねえ、銭儲けだけが目的となった五輪については
言いたいことが山ほどあるので
純粋に競技だけを楽しみたいと思っています。
なので開会式なんぞも観てません。

ちなみに、スキー競技はジャンプ以外は
さほど興味がありません。私、滑れないから。
十勝平野は真っ平なもんで、アップダウンが無くて
スキーを楽しむ環境が全く無かったんですよ。
せいぜい川原の土手を滑り降りるくらいなので
子供にとってはつまんないったらありゃしない。
その代わり、でかいスケートリンクだけは
どこの学校の校庭にも立派なのが作られましたから
後年、スケート王国と呼ばれるようになったわけです。

あれ?今夜書きたかったことの題材から完全に外れてる。
あはは、こんなこともあっていいさね。

(画像はその「書きたいこと」の主人公さん)笑




2022年2月3日

風は激しく

 













豆まきもした。
恵方巻きも食べた。
イワシは昨日食べた。

けれど姿の見えぬ鬼なんて
豆ごときで退散するもんか。
いつも近くで屯してるに違いない。

せめて己の邪気だけでも払っておくか
パラパラと地面を転がる豆の音が
暮れたばかりの家々の壁にこだまする。

もうじき春がやって来る。
何事もなかったかのように
ひょいと春は顔を出すものだ。

ちょいと、そこのお爺さん、
まだまだ冬は終わりませんよ。
冷たい北風が音を立てて吹いてきた。

今夜は「Four Strong Winds」を聴こう。
もうじき春はやって来る。



2022年2月2日

ニードルフェルトのカーペット

 


















同じ箱で、八七だと低域不足だったというのに
このマークオーディオは低域量が莫大です。
ユニットの特性もありますけど
箱との相性がはっきりと表れるのも
バックロードホーンの面白いところですね。
けれど、音量を上げると少し膨らみすぎるんで
いつものようにホーンの最終段に
5mm厚のニードルフェルトを敷きました。
これ一枚でずいぶん変わるんですよ。
ボンつきが治まって低域が締まり
中高域も綺麗に出るようになります。
もはや巣箱には必須のカーペットで、
M800もこの方法で見違えるほどに変わりました。
それにしても、このユニットの低域は凄い!














小口径ユニットの低域再生に重点を置くなら
10Cmのユニットを使う方が絶対に有利ですし
種類や製品も豊富なので選択肢も広がります。
なのに敢えて私が8Cmユニットに拘るのは
デスクトップの至近距離で聴くからです。
10Cmともなると箱もひと回り大きくなりますから
デスクスペースが狭くなってしまいます。
つまり必然的に8Cmが限界なのです。

今の私がモニタースピーカーに求めるものは
パソコンに向かった状態でバランス良く聴こえること。
決してBGMということではなく
聴きたい音がちゃんと聴こえることなんです。
夜間はボリューム位置も9時以下になりますが
たとえ小音量であっても音が痩せず
上から下まで全て聴き取れることが大前提なので
これで行くと、8Cmが一番バランス良く鳴るんですよね。

でも、そろそろこの作業も終わりにしなきゃなあ。
マークオーディオで終わりになるんだろうか(苦笑)



2022年2月1日

八七さんは巣箱から元箱に戻られました

 
















ようやく二月となりました。
そう思えるくらい
今年の一月が長く感じられたのは
さして明るい話題もないままに
凍て付いた空の下で息を潜めて時を刻む
真冬の時計の悪戯なのでしょうか。
時計は止まり
人々は歩みを止めて
笑い声さえ聞こえなくなったとしても
このありきたりな日常の中に
ささやかな幸せを感じていたいものです。

画像とはかけ離れた文章で始まりましたが
相変わらずのマイペースというか
能天気な私は巣篭もり生活を楽しんでおります。

人間てやつは、時間がたっぷりあるとなると
あれこれ試行錯誤を繰り返すものでして
つい先日竣工したばかりの八七式巣箱は
わずか数日で住人が変わってしまいました。




















マークオーディオのOM-MF519という
軽くて薄いアルミコーンと
柔らかなダンパーとエッジが特徴的なユニットで
巷では数年前から人気のある製品です。
バックロードホーンに向いた特性なので
私も気にはなっていたんですが
販売会社が梱包不良の物を安く放出してたのと
八七の低域がどうしても気に入らないので
思い切ってこの機会に入手したわけです。
それが今朝届いたので
薄情にも八七さんには退去してもらい
巣箱を明け渡して頂きました。
今回はユニットが傾くことも無く(円形フレームは楽)
苦手なファストン端子の圧着も上手く出来たので
棟梁はとても気を良くしておられました。

音出しを始めてから数時間ほどしか経ってないので
全くエージングもされてないというのに
新品状態でもいいバランスで鳴ってます。
fo=106Hzでダラ下がりの特性ですから箱との相性は良く
低域もボリューミーで伸びてる感じが好印象。
M800に負けないくらい厚みのある低域に
さっぱりした端正な中高域が乗っかって
このバランスと音調は好きなタイプですね。
例えて言うならM800を上品にしたような・・感じかな。
ちょっと合板の箱鳴りが気になるので
明日は開口部に吸音材を入れてみようかと思います。
ちょっと贅沢な日常かもしれませんが悪しからず。

あ、八七さんには事情を説明して
丁重に元箱に収めさせて頂きましたので。