2014年5月31日

ごきげんよう、さようなら



五月も今日で終わりです。
月が変わった早々に
僕の松島ツアーが始まります。

明日は一日休みを取って
身の回りを整理したり
ツアーに必要な物を揃えたり
あれこれ準備しなければなりません。

覚悟は決めたんですけど
逃げ出したい気持ちでいっぱいです。
ケツから血ぃ流して横たわるなんて
僕の美徳に反しますもの。

入院や手術を数多く経験して
その都度に「今度はいったいどんなことされるんだあ~?」と
好奇心を掻き立てるマゾッ気のある僕ではありますが
今回ばかりは恐怖心が先走っております。

元の体に
元の生活に
果たして戻れるのでしょうか。
先の不安を掻き消すために
今夜はたらふく飲んで寝てやろうと思います。

月曜の朝
キャリングバッグをゴロゴロと引っ張り
松島へと向う僕の姿を見掛けたなら
友よこの先に幸あれと
どうか祈ってくださいませ。

未知の世界。
宇宙に例えるなら何万光年も先への旅です。
しばらくは音信も途絶えることでしょう。

やがて大気圏を付き抜け
運良く地球に生還することが出来ましたら
ヒューストンからの呼び掛けに応答致します。

それまでの間
かずら的日常は更新されませんのであしからず。
本日をもちまして一時休載させて頂きます。

ごきげんよう、さようなら。

*

2014年5月30日

ぱるぴてーしょん



昨日からショッポー吸ってます。
ひょんなことからホープライトの味が良いことに気が付き
期間限定のサワーレッドを街角のタバコ屋で見掛けたもので
いったいどんな味なのか気になり買ってしまったのです。
なんと、この小箱がうじゃうじゃと20個も入ったカートンで。
タバコ屋の店主曰く、これはバラ売りできないんですよ~
少々カチンときたものの、欲望を抑えられずに購入したという顛末。
感想としては・・
甘さよりもスパイシーな味が勝っているかも。
他の方も、昔のチェリーに似た味だと仰っておりました。
レギュラー商品のライトの方がアメスピに似てマイルドな気がしますがね。

買ってしまった以上、残りの18個をせっせと吸います。
節煙して一日一個、三日で三個、18日目で無くなる勘定。
しかしながら、月曜から入院する我が身でありますから
しばらくは煙草も吸えないんで減らないんでしょうけどね。

世界禁煙デーを翌日に控えた「煙草ネタ」でした。

煙草といえば・・
NHK朝ドラ「花子とアン」で葉山蓮子が嫁いだ先の九州の石炭王、
嘉納伝助さんが毎回登場する度に煙草を吸ってくれます。
映画やテレビの喫煙シーンに食って掛かる団体が多い昨今、
朝の連続ドラマで堂々と紫煙をくゆらす演出が嬉しく思えます。
あの時代や、ふとした感情を描くには、やはり欠かせないものですからね。

愛煙家の一人としては、
世界喫煙デーも作ってもらいたいのですが・・
だめでしょうねえ。


昨日の餌箱漁りで大枚三百円を費やしたもう1枚はこれ、ステファン・グロスマン。
百円でいいのになあと、最後まで悩んだ末に購入したのですが
実はこれ、会計時に店員さんが数え間違いして支払額に含まれず。
つまり、サービス品と相成った次第です。
ありがとうございます、また買いに行きますから悪く思わないでください。


そして百円コーナーからはチェット・アトキンスのRCAの廉価盤。
この値段だからこそ気軽に買える一枚です。


そしてもう1枚は73年のオムニバスアルバム「ホット・メニュー」
発売当時2枚組で¥980という、メーカーの戦略商品でバカ売れした物なんですが
僕は「小馬鹿」にして見向きもしなかった代物です。
今となっては並びが楽しそうなので、40年以上経過した今回初めて手にしました。

次回の餌箱漁りは退院後の6月中旬頃の予定。
ハードオフさん、ええもん並べといてくださいね!

突然の出会いに舞い上がってしまった感のJBLにつきましては
退院した後にまだ残っていたら懐具合と相談することにしました。
売れてしまっていたなら(淡白に)ご縁が無かったということで。

歳を重ねたせいなのか
物事を冷静に考えられるようになりました。

・・いや待てよ?
もしや「ぱるぴてーしょん」の欠乏か!?

人間、トキメキを失うと老いて行くものです。
要注意!!

*

2014年5月29日

悩み多き者よ



休日恒例の地元ハードオフ詣で。
今回はいつもの百円のみならず、三百円の盤にも手を出してしまいました。
この店の値付けの基準がイマイチ明確ではないので
安いとは言っても三百円を出すのは癪に触るんですけどね。
けどまあ、とりあえずヴェロニク・サンソンのファーストをゲット。
アナログ盤は見掛けなくなったアルバムなので三百円やむなし!
盤面とラベルに少々カビは発生しているものの、まずまずの状態に一安心。


続いてはライ・クーダー「紫の峡谷」
手元にCDはありますし、ジャケットも少し傷んでいたので
うーん、うーん、と悩み抜いた挙句に購入。
(三百円ともなると心が揺らぐのですよ)
決め手はやはり見開きジャケットの醍醐味かと。


30X60Cm、レコード・ジャケットはアートなのです。
そしてトレースしてみて思ったんですが、
アナログ盤だとリプリーズのサウンドがちゃんと再現されて
やわらかで温かく、スライド・ギターにも刺々しさがありません。
やっほー!これはいい買い物でした。

それにしてもアナログ盤て不思議ですよね、
スタジオの空気感がそのまま溝に刻まれているかのようです。
最近になって世界中で見直されていることがよく理解できますし、
人類がこの素晴らしい記録媒体を葬り去らずに済んだのは
まさに不幸中の幸いとも言えるでしょう。
諸君!レコード盤を馬鹿にしちゃだめよ!!


目に付いたので、オスカー・ピーターソンも買っちゃいました。
ヴァーヴの地味~なアルバムですけど、たまにはいいもんです。
これがウエス・モンゴメリーになると更に上の値付けになるおかしな店ですから
その微妙なラインで掘り出す楽しみがハードオフの餌箱ならではのことなのです。
支離滅裂なチョイスではありますが、この続きは明晩にでも。

この店に行った折には、いつもオーディオと楽器を一通り見て回るんですが
遂に今日はマズイものを目にしてしまいました。


JBL 4311B、
マグネットがアルニコからフェライトに替わった最初のモデルです。
しかもスタジオ仕様のグレー・キャビ!
コーン焼けもセンターキャップの凹みも、ダンプ材の垂れも全く無い
すこぶるいい状態の物がヤフオクよりも安い値段で出ていたのです。
僕は30年ほど前に、この4311Bのウッド・キャビのモデルを使っていましたが
アルニコよりも若干落ち着いた音を出すフェライトの方が好きでしたから
アナログとの相性抜群なこれを目にして非常に悩んでいます。

うーん、うーん、うーん。
これからケツを切られる人間が
こんなの担いで家に帰って来たら
カミさんに叱られるんだろうなあ・・

うーん、うーん、うーん。
悩み多き者よ。

*

2014年5月28日

カチマイ事件、その後



予想していた通り、
新聞を見たおふくろから早朝に電話がありました。
なんたって実名で載っていたわけですから
昨日の夜に従兄弟からも実家に電話が掛かって来たそうな。
たぶん親戚一堂、皆さんびっくりしているんでしょうね。
カチマイ事件です。
(注:十勝毎日新聞の略。地元ではカチマイと呼ばれている)

おふくろは大正10年生まれ、今年で93歳になります。
この写真は親父の三回忌で帰省した3年前の物で
目や耳、足腰はずいぶん衰えてしまいましたけど
頭もしっかりしていて、僕の姉と二人で元気に暮らしているようです。
今でも電話の受け答えがとても明確なのが凄いことだと思います。

今朝の電話でこう言われました。
「まだまだ知らないことがあるんだねえ・・」と。

家を出てからの数年間の出来事を
おふくろには全く話してなかったことに気付かされました。
たぶん新聞に書かれていたことのどれもが
40年以上経過した今になって初めて知る結果となったのでしょう。
なんだか申し訳ない気持ちにはなりましたけど、
親子の関係に於いては今も昔もこんなものなんだと思います。
僕だって、自分の子供たちが見聞きしたことの多くは知らないのですから。

すいぶんと時間が経過してしまいましたが
こうして記憶の空白を埋めることが出来たことは良かったと思います。
思えば、今こうして再び歌っていることでさえ
おふくろにはきちんと話してなかったのですから
間接的にでも過去の一時期と現在の姿を伝えられたのは
ある意味、親孝行であったのかも知れません。

故郷の新聞に実名で載せられることには
その反響や影響を思うと当初は抵抗もありました。
けれど、当時の僕を知っている人々やお世話になった方々へ
今も元気にやっていることを伝えたいという願望が勝ってしまったのです。
帰って田舎で暮らしたい、そこまで考えることは無いにしても
少しずつではありますが、故郷の方を向く機会が増えて来たような気がします。

これをきっかけにして、
消息を絶った旧い友人や知人と再会できれば素敵ですよね。
皆、どんなふうに歳を取ったのか。
そんな期待を寄せるのも、実は自分が高齢社会の入口に立っているからなのでしょう。
一体どんな展開が待ち受けているのか、ちょっとワクワクしています。

退院後の体調にもよりますけど
秋口頃、帯広の町の何処かで歌えたらなと思っています。
もしもその時期にイベントを計画されている方が居ましたらお知らせください。
けれど決して「凱旋」などといった仰々しいものではありません。
単純に其処で歌いたい、それだけですからね。

今朝のおふくろ、何を思ったのか面白い言い方をしてました。
「事件や事故じゃないんだから、胸張って堂々としてなさい」
はて?どのような意味が込められているのでしょう。
確かに、犯罪者としてではなかったのは幸いですが・・(笑)

*

2014年5月27日

まだ先はあるのです


今日、5月27日付けの十勝毎日新聞に
僕の紹介記事が掲載されました。

故郷の地方紙ですが、
或る日東京支社の方から取材申込みがあり
迷った挙句お受けして
5時間ほど飲みながら、取りとめもなく語り合った顛末です。

取材する方もされる方も、長い時間飲んでいたので
酔いがまわった後半はぐっちゃぐちゃでしたけど
さすがプロの仕事ですね、要点を押さえて上手く纏めてあります。

ただ・・

この二段抜きの枠の中に、僕の人生が要約されているようで
なんと小っぽけでつまらぬものかと思ってしまいました。

なので、
この先のことがぎっしりと書き加えられるように
生きてみようかと思います。

かずら元年、ブイブイと
まだまだ行くのだ。


これを見た田舎のおふくろ、
びっくりして朝っぱらから電話して来るんだろうなあ。
なんたって、地元ではほとんどの家庭で読まれてる新聞ですからね。

実名報道の是非を問う!

・・うそうそ、僕が許可したのです。
もう逃げ隠れしません(笑)

*

2014年5月22日

Fishin’



昨晩から、こればかり聴いております。
肩の力が抜けたこのユルさが、実にいいのです。

Gotta put on my travelin' shoes

一緒に口ずさみながら
体が小刻みに揺れてます。

キャプリコーン・スタジオって、独特のサウンドですね。
マーシャル・タッカーあたりも聴きたくなりました。

色褪せて文字も薄れたライナーをよく見ると
増渕さんが書いていました。

ところで・・
人間、悟りを開くと
釣りに興じるものなのでしょうか。

だとしたなら
僕はまだまだです。

*

2014年5月21日

百円は素敵だ!



雨が午後から小降りになったので
散歩がてら駅前の郵便局で用を足し
そのまま徒歩でパティスリー・ラ・ベルデュールまで行ってみました。
ぽつんと住宅街に佇むその店は、評判通りとてもいい雰囲気で
長女のために小さなバースデーケーキを買ってみましたが
お値段も手頃で(というか、むしろ安いかも)美味しい物が手に入りました。
ご近所に、これまた良きお店発見です。


そんなわけで(一日遅れの)はっぴいばあすでい。
ローソクは下一桁の数字です(笑)

ちなみに、先日ポンタを連れて行ったパン屋さんは姉妹店で
ル・ジャルダン・デュ・ヴェールというお店なんですが
覚え難くていつも名前を忘れてしまいます。
居酒屋と違ってお洒落な名前は難しい!(汗)

いったん家に戻り、ちょっとひと休みしてから
餌箱を漁りに日が暮れてから再び徒歩でハードオフへと向いました。
今度は片道20分、爺さん元気な足取りです。

日頃の運動不足解消のために黙々と歩く姿を
神様はしっかりと見てくれているんですね。
ご褒美に思いの他たくさんの品々を用意してくれておりました。
今日の百円コーナー、過去最高の大漁です。


まず目に飛び込んで来たのがエルヴィン・ビショップの「レット・イット・フロー」
数枚パタパタしてるとロリー・ギャラガーとオーリンズが続けざまに出て来ました。
うひゃあ!これだけでも良い買い物であります。
無造作に床に置かれた餌箱をさらに探索して行くと・・


ジェリー・ジェフ・ウォーカーとデイヴ・メイスンのCBS盤発掘。
ジャケットに謎の落書きはあるものの、百円なら持ち帰るべきでしょうな。
床に並んだ(特設)餌箱は全部で5個、さてさて3個目は・・


おお!ジョニー・キャッシュのベスト盤ではありませぬか。
これも百円で良いのですか!?ありがたく頂戴致します。
カントリー・ジェントルメンは、いわゆる「ジャケ買い」ですな。
僕の好きな物、こんなに並べられたら否応なしですもん。
カントリー繋がりでジョン・フォガティも2枚買ってしまいました。


ついでと言っちゃあ何ですけど、
今までCCRを軽んじてきたことを反省してるものですから。

と・・本日は〆て9枚、税込み価格972円也。
実は他にも一度手に取ってから餌箱へ戻した物が数枚。
それと、三百円だからという理由だけでパスした物も数枚。
実は、その残してきた物たちのことを気に掛けてます。
連れて帰って来るべきだったかなあ・・と。

何を残してきたかは敢えて言いません。
ジジイ!なんでそれ買って来なかったんじゃい!!
そう罵られそうなので。

次に行ったとき、まだ残っていたなら引き取ってきます。

それにしても、この価格にすっかり慣れてしまったので
(普通の)中古レコード店じゃ絶対に買い物できませんよね。
タチバナレコードさん、ご無沙汰してしまってすみません。

*

2014年5月20日

さらさらと夜を浸す



雨が降り出したので
アナログ盤を聴きたくなりました。
春の雨音はスクラッチノイズに似てて
なんだか心を穏やかにしてくれます。
冬の尖った音とは違い
さらさらと夜を浸して行くようです。

先日ハードオフで見つけたキャロル・キングを掛けてますが
やはり70年代の厚みのあるディスクはいいですね。
やや篭った音と、ピークで高域が少しだけ歪む感じが好きです。
現代のデジタル音源に歪み成分は許されないでしょうけど
アナログにとってはそれが色艶にも繋がるから不思議です。
歪みと艶は紙一重、なのでしょうね。

湿った空気にアナログの音
心地好い夜です。

*

2014年5月19日

ジロウです


スポーツで言うならメディカル・チェック、
入院前のそんな検査を一通り受けて参りました。
観念したとは言え、恐怖の手術が現実のものとなるわけで
未知なる世界に足を踏み入れてしまったことが悔やまれます。

僕の病名は「痔ろう」というやつで(ジロウという友人も居ます)
肛門三大疾患と呼ばれてまして
ちょっとだけ解説させて頂くと・・


肛門直腸周囲膿瘍という右下の状態でして
肛門小窩から菌が進入して化膿を起こし、
それが破れて管が出来た先に膿が溜まるんだそうです。
この膿が溜まると腫れて痛くなるんですが
皮膚を切って膿を出してしまえば普段は何ともありません。
ただ、一年の間にこれを二度も患ってしまうと
「今度は綺麗に治しましょうねぇ~」という医者の囁きを
黙って受け入れるしかなくなってしまったのです。

で、その手術なんですが
穴の開いた箇所と管、そして膿の溜まり場である袋、
それらをぜーんぶ取り除いてしまうそうでして
初めて聞いたときには泡を吹いて倒れそうになりましたわ。
いくら軽~い口調で言われても、
いったいどんなことするんじゃい!!と、恐怖に慄きました。

今日のエコー検査の結果、僕の管はかなり太いらしいのです。
画像を見てもデッカイ穴が開いているのが解りました。
恐る恐る医者に「太い方が手術は大変なんですよね?」そう尋ねると
あったりめえだろー!みたいな視線を投げ掛けながらも温和な口調で
「ええ、そうとも言えますね」とのこと。

・・返す言葉がありませんでした。

ケツを切られる屈辱と
術後の痛みと苦痛がどれほどのものなのか
好奇心の塊である僕はそれを体験して参ります。
6月2日入院、翌3日が手術、入院期間は十日ほど。
今の内に思う存分飲んで喰って
こぴっと治療して来る所存なり・・

痛々しい図解の後のお口直しに
三ヶ月ぶりに対面したポンタの姿をご覧に入れましょう。


病院へ向う僕と入れ替わりにやって来たポンタ、実は初来緑でありまして
転居後の我が家を訪れたのは今日が初めてなのでした。
病院から帰宅して、遊歩道を一緒に歩き
そうだ、旨いパンとケーキを買いに行こう!と目論んだのですが
無慈悲に門は閉ざされ、お店は定休日でしたとさ。
パンが大好きなポンタに顔向けできない爺さんは
こ、これが人生というものだよ。わっはっはっは。
と、力なく笑って家に帰って行ったのでした。

こやつ、ちょっと見ない間に
足が伸びて(人間の)言葉を発するようになっておりました。
僕が説教される日は近いのかも知れません。

*

2014年5月18日

嫉妬


昨日の湘南台で
とある若いシンガーの歌を聴きたくて会いに行った。

「若い」とは言っても
もう三十代後半のその男の名前は以前から知っていた。

けれど何故か一度も顔を合わせたことがなく
生の歌声を聴くのも、もちろん初めてだったのだ。

本人はどうとも思ってないようだが
70年代から現在に至るまで
ずっと歌い続けている僕の好きなシンガーの長男坊である。

そんな男の歌を初めて聴いた。
時代は変われど
あの当時の何かを受け継いでいるかのように思えるほど
懐かしくもあり、反面新鮮な響きを伴って
僕の耳に、心に、届いた。

言葉の呼吸感が
親父さんによく似ていたので
わけもなく嬉しくなってしまい、
歌い終えてから
「親父さんのこと、思い出しちゃったよ」
そう声を掛けると
「そう?」と、少しだけ笑っていた。
たぶん、彼にとってはどうでもいいことなんだろうな。
あの人を食ったようなぶっきらぼうさが憎めない。

また聴きたい。
僕がそんな風に思えるシンガーは少ないのだが

また聴いてみたい。
また会いに行こう。

・・実はちょっとだけ嫉妬しているのだ。

*

2014年5月17日

海風の吹く町



湘南台、
いい町でした。
初めて降り立ったその場所は
我が家から乗り換え無しで5駅ほど行った終点。
言ってみりゃあ隣町、みたいなもんです。

SHOWなんだいDEショー、
とても全部は回りきれませんでしたけど
あちこちに顔を出して来ました。

会いたかった者
聴きたかった歌
行きたかった店
たくさんの願いが叶った気がします。

駅前に立ったとき
強い南風に海を感じました。
江ノ島から10Km以上は離れているだろうに、
きっと真っ直ぐな線路を駆け抜けて来るんでしょう。
僕の住む町に吹く山風とは明らかに違います。

ちょっと、癖になりそうです。
散歩がてら遊びに行くにも程好い距離、
そのうち歌いに出掛けるつもり。

退院祝いは三番かな。

*

2014年5月16日

立ちます。立ちました。



予想だにしなかった、まさかの腰痛再発で明けた昨日。
ロキソニンテープとコルセットをがっつり腰に巻いた僕は
さすがに座ると窮屈で、いつものように腰掛けて歌うことが出来ず
なんと、全曲立ったままで歌うという快挙を成し遂げたのであります。

飲みながら歌うという、半分覚めて半分酔っているような僕ですから
宴もたけなわとなると座っていても平衡感覚を失うこともしばしば。
そんな爺が立って歌うだなんて、これはとても無謀なことでもあるのです。

けれども、そこはサービス精神旺盛なデンジャラスかずら元年。
爆弾を抱えた腰を上手くかばいながら
(少しだけ)腰をくねらせつつ1時間あまりを歌い切りましたとも。
今やガタガタになってしまったこの老体、
ようやった!と、ご褒美に胃袋にたくさんビールを注いであげました。

初っ端に危ういミスをしてしまったにも関わらず
動じることなく徐々にエンジン全開まで持って行けたのも
これ偏に愛!温かな空気を醸し出してくれた皆さんのお力です。
おかげさまで、またしても幸福な時間に浸ることが出来ました。

共演の池内さん、そしてご来場の皆さん、ありがとね!!
これで思い残すことなく、来月の入院と手術を迎えられます。
このご恩は退院後に倍(以上)にしてお返しする所存です。


終演後、記念のショット。
池内さん可愛らしいですね、少女みたいです。
僕はさしずめヤンチャな爺さん、てぇところでしょうか。
この二人、いずれはお笑い界に登場するかも知れません。
その暁にはパンク漫才、目指しますから(笑)


(5月15日セットリスト)
Like A Rolling Stone
千鳥足で
水曜日の朝
くさっちまうぜ!
コートの襟を立てて
まるで洪水のように
塀にもたれて
134号線の夕陽(フィーチャーリング菊田哲哉 Dr)
NO BORDER(同上)
一週間(フィーチャーリング池内光子 Acc)

画像提供、遠路遥々ご来場のFさん他。



さて、疲れをよそに今日は仕事に励みましたが明日は休日。
午後からご近所の湘南台へお散歩に出掛けます。
年に一度の「Showなんだいdeショー」を楽しんで来るつもりなのです。

Facebook https://www.facebook.com/Shownandaidesho?filter=1

Showなんだいdeショー2014 Vol2 非公式ホームページhttp://homepage2.nifty.com/0466410531/Show%E3%81%AA%E3%82%93%E3%81%A0%E3%81%84de%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%BC2014%20Vol2/Show%E3%81%AA%E3%82%93%E3%81%A0%E3%81%84de%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%BC2014%20Vol2main.html


最後にちょこっと宣言。
僕、これからは毎回立ちます!


*

2014年5月14日

腹心の友に裏切られ・・



マルボロの外装に幾つも鋲を打たれ
おまけに中にはこんな能書きまで。

鬱陶しいです。
吸い慣れた煙草に余計なことしないでください。
おまけにこの手の文章、
松岡修造の暑苦しい台詞みたいで嫌いです。

フィリップモーリスさん、ブレンドを変えましたか?
なんとなく味が違うんですけど。
正直、不味くなった気がします。

腹心の友であったマルボロに裏切られた僕は
おもむろにこれを買ってみたのでした。


旨い!これ、イケます!イケウチミツコです!!

タール9mgとは言っても軽い吸い応えで香りも良く
ちょっとだけアメスピに似た印象があります。
ショッポーなんて、今まで馬鹿にしてましたけど
このLIGHTSの癖の無い味には感動致しました。
これは侮れません。

惜しいなあ・・と思ったのは
誇らしげに刻印されたSINCE 1957の文字。
1952なら即座に乗り換えられたのに。

ちなみに、欲しかったのは真っ赤なパッケージの8mgてえやつ。
一度だけネットで見掛けたんですが何処にも売ってないのです。
あれは地域限定の品なんでしょうかねえ?
ご存知の方、情報お知らせください。



さて、くどいようですが明日(日付変わって今日)のライブ告知を今一度。
雨は昼には止んでくれそうなので
1号線の湿った舗道に似合う歌を聴きにいらしてください。
蛇腹の池内さんもかなり気合を込めているようです。

「おひまなら来てよネ」
5月15日(木) 反町NO BORDER
19:00 OPEN  20:00 START MC500円+投げ銭
出演:かずら元年(G、Vo)池内光子(アコーディオン、Vo)

NO BORDER 横浜市神奈川区松本町4-28-2 Rotunda1F TEL 045-314-8985
http://www.geocities.jp/noborderyokohama/top.html



「塀にもたれて」の冒頭、
ショッポーひと箱分の・・と、歌うやも知れませんことよ(笑)

*

2014年5月13日

Welcome Back


最善を尽くす。
何事に於いても一所懸命な人には頭が下がります。
己のためであれ、他人のためであれ
そのときに出来得る最高のパフォーマンスを目指す。
そんな心意気を感じると、
僕はとても幸せな気分になってしまうんです。
木曜のライブ、いい感じで臨めそうな気がしてきました。
楽しみです。

そんな夜なので・・


ジョン・セバスチャンの「ターザナ・キッド」を聴いています。
正確に言えば「ウエルカム・バック」とのカップリング・ディスク、
先日ご紹介した2CD+1DVDの内の1枚です。

そんなわけですから・・


11曲目からは軽いノリのこちらに変わるのでして、
やや湿って重たい音作りのターザナ・キッドから
一気に太陽の下でポップス全開と相成るのです。
この開放感もまた、いいもんですね。

さあ、気分が高まってきたぞ。
Welcome Back Kazura!

*

2014年5月12日

肉祭り



昨晩は「肉祭り」なる催しがありまして
馴染みの店NO BORDERへ足を運び
焼きたての肉とパスタをたらふく喰いながら
旨いビールをゴクゴクと喉に流し込む、
そんな贅沢な時間を過ごして参りました。

店主の52回目の誕生日を祝う趣旨から
「B-52 Night」と名付けられたこの夜は
ひたすら喰ってるだけじゃあなく、
参加者が交互に歌わなければいけない慣わしでして
僕も(リハビリを兼ねて)数曲歌わせて頂きました。
後半、料理を担当した野田シェフが吹くハープと
急遽スライドで加わって頂いた堤氏をバックに再び歌いましたが
いやはや、なんとも楽しき夜でございました。

心配していた腰の状態も問題なく
これなら15日のライブも滞りなくこなせそうであります。
肉あり酒あり友ありの、申し分のない環境でのリハビリを終え
僕は幸せ者であることを改めて実感した夜でもありました。

すっかり気を良くした僕はTwitterとFacebookに
深夜になってから幾つかの言葉を残しましたが、
それも己の幸福感がそうさせたんだと思います。
歌い続けていると、いいことはあるものですね。

ご心配なく!
入院前のライブ、いつもの調子で行けそうです。
生憎お天気は雨の予報ですが
僕と池内女史がハッピーな一日を演出致しますので
是非、旨い酒を飲みにいらしてくださいな。

再度のお知らせです。

「おひまなら来てよネ」
5月15日 反町NO BORDER
19:00 OPEN  20:00 START 投げ銭
出演:かずら元年、池内光子

NO BORDER 横浜市神奈川区松本町4-28-2 Rotunda1F TEL 045-314-8985
http://www.geocities.jp/noborderyokohama/top.html

池内さんもかなりやる気になってるようなので
面白トークが炸裂しそうな予感がします。
(注:決して漫談家ではありません。アコーディオン・プレーヤーです)

そうそう・・
ついうっかりで、スケジュールの更新を忘れてました。
先ほど(慌てて)UPしましたので、こちらからも確認できます。
http://kazura2.blog38.fc2.com/



そして・・
後日お知らせ致しますが、
来年1月にちょっとしたイベントを催すことになりそうです。
その夜限りのスペシャル・バンド、もちろん肉とパスタ付き!
「10 Years After And 40 Years After」
いずれ詳細をUPしますので、どうかお見逃しなく!!

あ・・鬼が笑ってる。

*

2014年5月10日

付録



ジョン・セバスチャン、
彼の4枚のアルバムがセットになったこのCDをアマゾンで見つけ
へえ~2427円とは安いじゃないか、おまけに今なら10%OFFですって!?
嬉しくなって内容をちゃんと確認しないままオーダーしたのですが・・

手元に届いてからよく見ると、なんとDVDのオマケまで付いてました。
(ディスク3枚ってのも変だなあ、とは思っていたんですけどね)
内訳はアルバム4枚が2枚のCDに収められ、3枚目はDVDだったわけです。

そのDVD、1970年のBBCに於けるTVコンサートを収録した物で
33分ノーカット、高画質・高音質の素晴らしき内容で感動しちゃいました。


トークを交えながら全10曲、ギターも3本とっかえひっかえで
44年前の映像に釘付けになってしまったほどです。
改めてジョンのセンスと才能を思い知らされましたが
もう観ていて聴いていて、楽しいったらありません。
グレッチのギターもペイントされてこんな風でして・・


おや?ボディの上に付いてる金具は何だろう?
と思っていたら、そこへ鉄板の板状の支柱を差し込んで
ハモニカ・ホルダーの台座だったことが解りました。
これ、マイクも内臓されてて、後のギターアンプから実にいい音が出てましたが
特注なんですかね?このタイプは初めて見ました。

この映像の幾つかはYouTubeでも観ることはできますけど、
なんたって安いし、ノーカットで楽しめますから
ジョン・セバスチャンがお好きな方は、この機会に是非お買い求めを!

ジャケットもなかなか良い作りなんですよ。


パタンと開くと、まずはこんな感じ。
全曲の歌詞と写真が収められたブックレットも付いています。


さらにパタンパタンと開くとこんな具合。
憎い装丁じゃないですか。


そしてパタンパタンパタンと開くと
CD2枚とDVDが現れるのでして、
まるで絵本を開くかのような楽しい気分にさせてくれるのです。

1stのアナログ盤が残っているだけで、他は全て手放してしまっていたので
単純に音が聴きたいという理由だけで注文したのですが
思わぬ「付録」にとても喜んでおります。

さあ、そこのあなた!
急いで注文するべきですよ!
先ほどサイトを覗いてみたら2600円くらいに値上がりしてましたけど
今なら在庫があるようです。

お早めに!!

*

2014年5月9日

価値ある870円



昨晩はBlogをUPする気力に乏しく、早めに床に就いてしまいました。
腰痛ってやつは嫌なもんですよね、あの鈍い痛みが憂鬱になります。
今朝目覚めたときも、相変わらず重い痛みが少しばかり残っていたので
仕事場へ行く前に整形外科でレントゲンを撮ってもらいつつ診察を受け
大量の湿布薬と腰部固定ベルトを戴いて参りました。
やはり腰が痛むときは、専用のベルトを巻くのが一番ですね。
そのまま夜まで働いてましたけど、ずいぶんと楽になりました。

それにしても・・
近頃の私、ケツだ腰だと
もっぱら下半身が不良のようで情けなくなってしまいます。
年代物なので修理が大変だあ~(笑)

さて、密林にオーダーしていたガイ・クラークがようやく届きました。
「Old No.1」と「Texas Cookin'」アルバム2枚が収められて¥870の超お得盤!
この価格なら品切れで待たされても苦にはなりませんよね。
体が少しだけ回復したので、今夜はこれを聴きながら焼酎を戴いてますが
いいですねえ~
歌も楽器も、スッカスカの隙間だらけでいい感じです。
音と空気が同じくらいの分量でレコーディングされたアルバムって
実は僕の大好物なのであります。
欲を言えば、これにスクラッチノイズが乗っかると言うこと無しなのですが
2枚ともアナログ盤は手放してしまってるので残念ながら叶いません。
ま、今回はCDで我慢しておきましょう。

ん?お得な870円といえば・・


奇遇ですねえ、
本日処方されたロキソニンの大判湿布7枚入りが4パックに鎮痛剤と胃腸薬が五日分、
これだけあって薬代は何と870円でした。まさにお徳用!!

価値ある870円2本立て。
な、一日にとても満足しております。

*

2014年5月7日

神様お願い


あ~やっちまったかなあ。
朝起き上がると、腰の右側にいやあな感じの違和感。
気にはしつつも、いつもの休日と変わらずに
掃除をしたり散歩に出掛けたり、本屋で立ち読みしたりしてたのですが
夜になって、しゃがんだ状態から立ち上がったときに激痛が走りました。
ここ最近では最大級の痛みだったのでちょっとびっくり。
すぐにロキソニンを貼って安静にしてますが、明日の朝が心配です。
悪化させてしまうと、来週に迫ったライブも危ぶまれますし
おお神よ、どうかどうかお助けください。

床にしゃがみ込んでいたのは、棚にこれらを収めるためでした。


格安648円のギタースタンドをもう1本買っておこうと思い
ハードオフへ行ってみると、レコードの餌箱に少々の入荷があった形跡あり。
いきなりキャロル・キングの「つづれおり」発見。
くう~っ、300円とは(微妙に)人の足元を見やがってー!
ジャケットも少し傷んでるんだから、いつものように100円にしたまえー!!

と、心の中で叫んではみたものの、まあ良心的な範囲であろうと納得。
ハードオフの値付けの特徴は、有名アーティストの場合500円が相場なのでして
レナード・コーエンやこのキャロル・キングのように、
一般の目から見てやや地味なところは300円。
それ以外は全て100円という明朗会計なのであります。
初期A&Mの厚手の盤ということもあり、これは得したと思うべきでしょう。

ただね・・
100円以外の盤は、ジャケット表面にラベルを貼られてるのが困ったところ。
これ、剥がすの大変なんですもん。
往年の某中古レコード店の、ホッチキスやセロテープも大胆でしたけどね(笑)


もう1枚はこれ、マイケル・マーフィー。
こちらは堂々の100円でしたが、ジャケも盤面もすこぶる綺麗で
カラーのライナーも非常に良い状態でした。
こういうおいしさがあるのでハードオフは見逃せないのです。
さらなるおいしい1枚を求め、餌箱を探索してみなくては!

・・と、勢いづいた次の瞬間

なんと、店内に流れる蛍の光。
えーっ、まだ7時半前だよー!

うかつでした。
この店は7時半に閉店するんだそうです。
くっそー、知ってりゃもっと早くから来たのにぃ。
歯軋りしながら、わずか餌箱4個だけしか見てない店を後にしました。
ま、そんなこともありますがな。

早々に針を落としたいのはやまやまなのですが
冒頭に記した(怪しき)腰痛のため今夜は諦めます。
今、一服をしに階段を下りてみると
痛みは和らいでいるものの、患部がカチカチに固まっていました。
経験からして、これはかなりヤバイです。
明日の朝、僕はいつものように起き上がれるのでしょうか。

神様!お願い!!


*

2014年5月6日

理想的な休日の過ごし方



冷えますね、今夜は。
電気ストーブ、点けちゃいました。
五月だというのに、ねえ。

遠慮がちに400Wだけですけど
これ、無茶苦茶消費電力が高いんですよね。
たぶんエアコンより喰うと思います。

旧宅に比べて断熱効果の高い新居、
灯油を使わなくなった分だけ暖房費は浮くのですが
かと言って電気を使い過ぎるのも考えものです。

冬はこれで賄おうと思ってはみたものの
省電力の暖房器具を物色しなきゃいけませんよね。
デロンギのオイル・ヒーターなんてどうでしょ。
あれこれ調べてみることにします。

そうそう、今までは旧式の蛍光灯や電球だけだった我が家ですが
引越してからというもの、照明は全てLEDとボール電球になりました。
少しは節電のお役に立てているかと・・



さて、
黄金週間のほとんどを仕事場で過ごした我が身、
明日は骨休めの一日と致します。
たまにはのんびりしなくっちゃ。

まずは手と足20本の爪を、まとめて切るとしましょうか。
あ、天気が良ければ縁台に腰掛けてプッチンするのもいいですね。
そして新聞を端から端まで読んでから、猫と一緒にお昼寝でも。

これぞ理想的な休日の過ごし方、なのであります。

*

2014年5月5日

あれほど嫌な奴はこの世に居ない


朝の野郎が
眩しい光の中から僕を覗き込む頃
こともあろうに
地震の野郎に叩き起こされた。

あやつは横暴だ。
いきなりドスンとかましやがる。
どうだあ、怖いかあ、怖いだろう。
ニヤニヤしながら家をゆさゆさ揺さぶる。
あれほど嫌な奴はこの世に居ない。

仮に地球が生きている証なんだと言われても
いい加減に地殻変動するのはやめてくれと
文句のひとつも言いたくなる。
太古の昔ならいざ知らず
地面の上には無数の日常の営みがあるのだから。

誰か、
地震の野郎に言っといてくれ。

*

2014年5月4日

Caballero



先般ご紹介したEpiphone 1964 Caballero リイシューモデル
http://www.epiphone.com/Products/Acoustic-Electric/Ltd-Ed-1964-Caballero.aspx

我慢できずに?ポチッてしまいましたが
昨日ショップから返信があり、入荷まで数ヶ月から半年とのこと。
いやあ、これは楽しみですね。
同じボディシェイプのEL-00が予想を上回る出来栄えだったので
オール・マホのこの子には更なる期待が膨らみます。
近年のEpiphoneには、まともに使える物は無いんですけど
EL-00がそうであったように、ミディアムサイズは良く出来ているのですよ。
MartinのO-15Mが欲しいなあと思った時期もありましたから
オール・マホのミディアム・ボディには興味津々です。
これが日本円で諭吉2枚とちょっと。
比較対象にはならないかも知れませんが、O-15Mの1/5の値段なんですからね!

ただ、ショップを悩ますのが納期の不確定さ。
オーダーしても、いったいいつになったら入荷するのか全く読めないこと。
それが前述の数ヶ月から最大半年待ちというお知らせに繋がるのです。
何でも、入荷直前にならないと情報が入らないんだとか。
確かEL-00の時は手元に届くまで2ヶ月以上掛かった記憶があります。
けど僕は急いでないので、仮に半年だって待ちますよ。
忘れた頃に届いたとしても、この価格なら許せますもん(笑)

Inspired by 1964 Texanが絵に描いたようなバッタもんで失望して以来、
中国製のEpiphoneなんて二度と買うかい!と怒り心頭でしたけど
EL-00を手にしてからというもの、ミディアム・サイズだけは許す気になった経緯があります。
Epiphoneさん、頼みますよ!あのTexanみたいな愚作だけは勘弁してくださいね!!

ちなみに、EL-00はインドネシア工場の製品でした。
もしやCaballeroはチンタオ工場製なのか・・?
それだけが唯一の心配事なのであります。
Epiphoneで失望したのは全て中国製だったものですから。

*

2014年5月3日

恨み節



KAMAKULAXのTシャツに袖を通したというのに
RELAXには程遠い、そんな一日でありました。
だめですねえ、まだまだ修行が足りません。

問題点を解消すべく、急遽スタジオに篭ってみたのですが
イメージ通りに行かない歯がゆさを感じてしまいました。
去年までとは違い、なんだか様子がおかしいのです。
これが加齢というやつなのかも知れませんね。

おまけに・・

喉が渇いたなあと思いながら歌っていると
つい、立ち飲み屋で一杯やってる情景を思い浮かべてしまい
それが頭の中をいっぱいにしてしまって集中できなくなる始末。
飲みたい、という欲望が優先するとは情けない限りです。

実は・・

スタジオに入る前に、すぐ近くで立ち飲み屋を発見してしまったのです。
おお!終わったら此処で一杯やってから帰るとするか!
即座に本日の工程が頭に描かれたのは言うまでもなく、
ご褒美の餌のために芸をする動物のようになっておりました。

1時間を過ぎた頃、その工程表が脳裏をかすめ
喉も脳味噌も「飲みたいモード」に切り替わってしまい
恥ずかしながら、そんな些細なことで集中できなくなった次第であります。

ところが・・

現実とは何て残酷なものなのでしょう。
意気揚々とその店へ向ってみると、

・・灯りが消えてました。

ガ、ガアーン!
これを楽しみにしてたというのにーっ!!

諦めきれず、店の前まで行ってみると一枚の張り紙。
「5月6日までは21時に閉店しまーす」とな。

こらあーっ!飲み屋はまともに商売せんかあーっ!!
心の中で叫びましたとも。

・・恨みました。

*

2014年5月2日

バックアップで夜が更ける


パソコンを立ち上げてしばらくすると

「おーい、今からファイルのバックアップするからディスク入れてくれやあー」
いきなりそんなこと言われたので
指示されるままにDISC-1と書いたDVDを放り込んであげました。

そしてまたしばらくすると

「おーい、いっぱいになったからDISC-2入れてくれやあー」
そそくさと鉛筆でDISC-2と書き込み再び放り込んであげたのですが
2時間ほど経過した今も、まるで終わる様子がありません。
凄い音を立てながらディスクが回り続けていますけど、進行状況はまだ半分以下。
室温も上がってしまったようで
深夜だというのに半袖Tシャツ1枚で過ごしています。

パソコン野郎の言いなりになってるみたいで、なんだか癪に障ります。
たぶんじきに「次、DISC-3入れてくれやあー」そう言われることでしょう。
これが終わるまで寝られないのかも知れません。
やれやれ・・


昨夜ネットで見掛けたEpiphone Caballero1964のリイシュー、
タイトルこそEpiphone Ltd. Ed. 50th Anniversaryと豪勢ではありますが
いつもの如くパチもんであることは否めません。
けれどEL-00がそうであったように、音の悪い最近のEpiphoneとは言え
スモールボディの製品だけはバランスが良く鳴りっぷりもいいのです。
たぶん(想像ですが)ヴィンテージ品より太目の音なのではと期待しつつ
次回入荷予約ってえやつをポチッてしまいました。
EL-00PROを購入した時と同じショップ、
またしても(初心者向けの)アコギセット付きです。笑

いや、笑わないでください。
使い物にならないオマケが付いていたとしても送料無料、
しかも格安ときたら、ここは目をつぶるしかないじゃないですか。

果たして肝心の本体は使い物になるのか、
手元に届くまでそれは何とも言えないギャンブル性に満ちていますが
たぶん(たぶんばっかりですけど)大丈夫だろうと
楽天的な確信だけは不思議とあるのです。
言うなれば、これが長い間に培われた勘というやつ。
鼻だけは利きますからね。

入荷時期は未定とのこと、気長に待ちますわよ。



そして案の定パソコンがこう言ってきました。
「おーい、DISC-3を入れてくれやあー」

・・あんた、いったい何枚喰う気だい。

*

2014年5月1日

危ない爺さん?


連休狭間の平日とはいえ
僕の仕事場は大変忙しいのです。
理由は人手不足。
オペレーターさんも人の子、人の親ですから
この期間中に休みを取る方が多いもので
一日を通して人が足りていないのです。
今夜も疲れ果てて帰宅しましたとさ。

自動車保険の満了日が近付いていたので
ぼおーっとした頭で更新してしまいました。
新たに安い会社を探すのが面倒だったこともあり
何も考えずに昨年と同じ所にしました。
更新でも1万円の割引きがある保険会社ですから
そこそこ安い部類ではないかと思います。

ちょっと癪に障ったのは
今年から年間の走行距離で保険料が変わるようになっていたこと。
以前利用した会社の査定システムがそれで
煩わしい気がして走行距離を問わない現在の会社に替えたというのにね。
そういえば、TVCMでそんなこと言ってたなあ。

毎日乗ってますから
安心のためには仕方ないことなんでしょうけど
たくさん走るとリスクが高くなる考えって、おかしくないですか?
むしろ、たまあにしか乗らない人の方が安全面に不安があると思うんですけど。

免許は持っていても、ほとんど乗らない人のゴールド免許証と
毎日乗っているけど無事故無違反の人のゴールド免許証、
この大きな違いを保険料に反映してくれないものですかねえ。

走行距離や年齢でハイ・リスクと表されると
なんだか自分が危険分子になったような気分です。
危ない爺さん、てことでしょうか(笑)

今日から五月です。

*