2014年9月30日

レポート



老々介護の予行演習なのか?と、思ってしまうような毎日です。
家事に追われながらも、仕事場へ行く前の身の回りの世話を欠かさず
入院・手術から今日で43日が過ぎました。
パソコンに向かう時間もさほど無く、バグで扱い難いiPhone6でチラ見はできても
WEBの世界からずいぶん遠ざかってしまった気がします。
Blogの更新もままなりません。

さて、手術から6週目を迎え
踵に挿入されていた太さ6mm長さ150mmほどの巨大なピン2本が
当初の予定通り、今朝の回診時に抜かれたそうです。
今日病室へ行ってみると、綺麗に消毒されたピンが大事そうに仕舞われており
せっかくなので記念に持ち帰るんだとか。
(なんの記念じゃい!)

病室のベッドで、ペンチで引っこ抜かれたとカミさんから報告があり
止血(さほどの出血は無かったようですが)のため包帯が分厚く巻かれておりました。
実はこのピン、6週目で抜くためにケツの部分が踵から20mmほど露出してまして
そこに金属プレートを付けて保護されていたわけですから
踵の出っ張りが無くなったというだけでも、サッパリした気分になることでしょう。
傷口(穴)が塞がれば足を濡らすこともできるので
垢にまみれた(臭い)足を洗ってあげることも叶うのです。

ここ数日のリハビリでは、伝え歩きから杖を使った歩行訓練に移行しています。
調子が良いときは10mほど歩けるそうですが
ヨチヨチ歩きなのでトイレなど急を要する場合には間に合わないので
これから先も暫くの間は車椅子を手放せません。
まあ、ようやく折り返し地点辺りまで辿り着いたといったところでしょうか。
まだまだ長い道のりです。

リハビリの担当医から頼まれていた自宅周辺と内部の写真、
段差部分の寸法や生活空間の設備のサイズなどをレポートに纏め終えました。
明日提出させて頂きますが、なかなかの力作です。
(枠組みや構成、結構大変だったんですよ)

これからは自宅での日常生活に即したリハビリへと進むのです。
第二段階突入、順調な推移と言えそうですな。

・・しかし!
あの日から、あっちゅーまに時は過ぎ
気が付けばもう九月も終わってしまうそうな。
早いもんです。

さらば九月!

*

2014年9月23日

焦りのツボ



その昔(40年以上前の大昔)
手を離しても倒れないシタールは物が良いんだと
友人から教わったことがあります。
となると、このJ-45も優れものだということでしょうか。
真相は未だにわかりませんが(笑)

カミさんの事故以来、家事と仕事を両立しながら
実に単純明快で規則正しい日常を過ごすようになりましたから
毎日の営みや必需品の買出し以外のことを全く考えない日々が続いています。

が、ハタと気付きました。
ライブが2週間後に迫っています。
なんたって5ヶ月ぶり、これは少々どころではない焦りのツボです。
今の調子で準備が間に合うのでしょうか。

なんとかします、はい。

10月8日(水)東白楽B.C.B.G.にて20時頃から。
出演:かずら元年、ビト、池内光子(友情出演)
同じ星、同じ地上に生れ落ちたビトちゃんと僕の生誕記念祭。
毎年恒例のあれです。
http://www.geocities.jp/noborderyokohama/bcbg/index.html




いやあ、今日は働いたなあ。
朝にゴミを出し、昼に掃除と洗濯と風呂場の掃除を終え
午後にカミさんを見舞って身の回りの世話、
そして夕刻にはスーパーで買出しですもん。
チュラチュララ~と糸を巻くだけの誰かさんの1週間分の仕事を
たった一日でやり遂げたような達成感がありますね。
今や立派な主夫であります。

そう言えば今日のカミさん、
リハビリで(掴まり立ちですが)2メートルほど歩きました。
まだバランスや足の踏み出しを頭で考えながらじゃないと歩を進められませんが
猿以下の動作とは言え、少しだけ明るい兆しが見えて来たような気がします。
まだまだ先は長そうですけどね。

かずら的日常、
主夫業と介護の毎日ですが頑張ります。
入院から今日で36日目。
一日も欠かさず仕事場へ行く前に病室へ立ち寄っている僕、
今のところ皆勤賞であります。
どなたか、ご褒美ください。

あ、自らを祝う二人の生誕祭ライブもよろしく!!

*

2014年9月22日

六十肩?


数日前から、左の腕というか肩というかが痛む。
腕を後に回して背中を掻こうとすると
ある一定の角度と捻り具合で激痛が走るのだが
もしやこれが四十肩・五十肩と呼ばれているやつなのだろうか。

・・僕、もうじき六十二になるんですけど。

この歳になってからこんな症状がようやく現れるなんて、
もしや僕の肉体は二十歳くらい若いってこと?

・・なら嬉しいんだけどね。


アマゾンに注文していたiPhone 6のケースをやっと受け取ることができた。
昼間は猫しか居ないので、荷物が配達されても不在票が入るのみ。
こんなとき、カミさんの長期不在は困るのよね。

今回はSpigen(シュピゲン)というメーカーの製品をチョイス。
毎度お馴染みのハードタイプのクリアだけれど
質感がちょっと風変わりで、ツルンと滑らない素材で仕上がっている。
手にしっかり馴染むし、安かったけどこれはいい買い物だった。

iPhoneクンも気に入ってくれたことだろう。
もう秋だし、素っ裸じゃ風邪ひいちゃうもんね。

携帯電話にはストラップ、タブレットやiPhoneにはケースを纏わせる
これはたぶん日本特有の文化なんだろうな。
繊細な手先指先で物を大切に扱う、いいことです。
日常の道具に過ぎない物を綺麗に保つ日本人て素敵だよね。

たとえば戦争を放棄したこの国は
自衛隊の戦車だって、街中を行く車みたいにピッカピカ。
ひとたび戦場へ赴くと、泥だらけでボッコボコになってしまうのだから
いつまでもピッカピカであってほしいと思うのです。

・・飛躍しすぎたか。

*

2014年9月19日

そして今夜も冷めてます


行列の半分はSIMフリーを大量に買い求める中国人だったそうですね。
24時間で400万台もの予約注文が殺到したのも彼らのせいでしょうか。
自国で転売すると最低でも12~15万円で売れるらしいのですが、
一説には円安の影響で三倍もの利益が生まれるとも言われています。
恐ろしやあ、かの国。

僕が受取場所に指定した地元の郊外型ソフトバンク・ショップ、
予約時間より少し早めに着いてしまったので15分ほど椅子に座ってましたけど
名前が呼ばれて手続きが始まったのはオンタイムの10:30でした。
これはストレスが無くありがたいことです。
窓口のクルーの対応も非常に良く、なんやかんやと1時間ほど話し込んでしまいました。

驚いたのは開店時刻の11時(6予約客のみ8時からの特別対応なのでした)
クルーが入口に大きなポスターを掲げたので見てみると
なんと「在庫あります!」の大きな文字が書かれているじゃありませんか。
これにはびっくり。入荷状況を尋ねてみると、予想した以上の数が入って来たとか。
128GBのシルバーとスペースグレイのみでしたが、さっそく飛び込み客が購入してました。

巷の噂では、今回ソフトバンクが優遇されて他社よりも多く入荷したそうです。
ストアや他のキャリアは早期に予約した人でも入荷待ちなんだとか。
つまり、ソフトバンクの店舗を受取場所に指定した僕は幸運だったわけです。

でもね、
いったい何でしょうね?世間のこの盛り上がり方は。
メディアを含め、ヤラセに近いものを感じます。
事実、Appleユーザーである僕の友人や知人、誰一人として騒いでませんもの。

僕も半分は冷めたまま、その6を発売当日に(運良く)手にしたわけですが
感動が無いどころか、特段の高速性能も感じられません。
おまけに4や5で体験した「わっ!!」と驚くようなポイントも全く無いのです。
魔術師ジョブズが居ないと、こうなってしまうのですね。

一番残念だったのは・・


背面のこのデザインです。
なんじゃこりゃ!と、誰もが思うアンテナの絶縁を兼ねた太いライン。
iPhoneといえば、裏も表もボディの隅々までがうっとりするような美に溢れていたのに
これはないでしょう、Appleさん。
はっきり申し上げて、他社のアンドロイド端末みたいです。

僕は4のときも5のときも、背面の林檎を隠したくなかったので
いつもクリアケースを愛用していたくらいです。
今回もご他聞に漏れず(未だ届いてませんが)クリアを注文しました。
なので、このごついラインを見ているとムカムカしてくるのです。

磨いてあげたくなるような、あの「美」はどこへ行ったんじゃい!!

iOS8を含め、チップもプロセッサも、何がどう変わったのやら実感が無いのは
はたして僕だけなのでしょうかねえ。
大きく美しくなった液晶以外に、さしたる魅力を感じ得ないのです。

・・残念。

*

2014年9月18日

前夜



iPhone 6の発売日を翌日に控え
アップルストアの前には東京駅まで続きそうなほどの行列が出来てるそうです。
皆さん、熱いですね。

僕、なぜか案外と冷めて淡々としてます。
もう若くないからなのか、胸躍らせるような興奮はありませんし
実はさほどの期待感も無いんです。
所詮は端末、日常のツールのひとつでしかないんですから。

ショップから連絡があり、明日の朝(難なく)受け取ることに決まったからでしょうか?
いや、違うと思います。
入荷まで数週間待つくらいの気持ちがあったのに
それが発売当日に手に入ると聞かされて、少々戸惑ったほどなんですから。

よくわかりませんけど、
明日の朝、地元のソフトバンク・ショップまで引き取りに行って来ます。
なんでも明日から三日間は、朝8時から11時までを
iPhone 6購入者のために臨時で早朝営業するんだそうです。

販売する側も手馴れてきましたね。
毎度の混乱を避けるためにあの手この手を繰り出します。
オンライン予約もそのひとつでした。

とは言いながら
明日、お店の前まで行ったときには
子供みたいにワクワクするのかも知れません。

パッケージの蓋を開けて本体を取り出す瞬間、
大人気なくニヤッと笑ってしまいそうで怖い。
けど、Appleユーザーってそんなもんです。

6を迎え入れるため、Tunesに5のバックアップをしておいた
そんな発売前夜です。

すみません。
少しだけ、楽しみになってきました。

*

2014年9月17日

6狂想曲



仕事中に、地元のソフトバンク・ショップからiPhoneに着信がありました。
掛け直してみましたけど、営業時間を過ぎていたので内容は不明。

しかし・・

これはきっと、オンラインで予約したiPhone 6の件だと思います。
地元のショップでの受取を希望してましたから
入荷・引渡しについてのお知らせなのでしょう。

よもや・・

19日の発売当日に手にすることが出来る!!
と、いうことなのでしょうか。
これは一気に期待が膨らむってえもんです。
明日の朝、折り返して確認してみましょう。

なんたって・・

16日の16時からの24時間で
なんと史上最多の400万台もの予約注文があったそうですから
2週間や3週間は待つ気十分だったんですけどね。

けれど・・

糠喜びは禁物なので、努めて冷静さを装っています。

それに・・

液晶保護シールやケースの類が、まだ手元に届いてません。
注文はしましたが、入荷まであと数日掛かるそうな。
素っ裸の無防備状態では、怖くて外に持ち出せないじゃありませんか。

そうそう・・

予想した通り、ソフトバンクの機種変更特典が更にお得になりました。
64GBも実質0円、おまけに5000円弱の割引きまで追加されたとか。
MNPの流出を防ぐため、5Sより5から機種変する方が優遇されているようです。
僕もそうですが、5のユーザーはちょうど2年目になりますからね。

ここ数日間・・

売る側も買う側も、みんな血眼になってます。
世界中、6狂想曲が流れる中を右往左往。
流行に左右されることが大嫌いな僕も、やむなくその真っ只中に居ます。

でもね・・

僕自身は決して急いでません。
品薄で入荷の目処が立ちませ~ん、とショップから泣きが入ったとしても
寛大な心で許しちゃいますよ。

ほんと。

*

2014年9月15日

やさしさなんかぢゃないよ



カミさんが入院してから今日で28日が過ぎました。
早いもんです、あれから間もなく一ヶ月が経とうとしています。

頭が混乱して、始めは億劫になることもあった毎日の見舞いですが
今ではすっかり僕の日常に組み込まれてしまった感があります。
人間て馬鹿ですから、慣れてしまうとそれが当たり前のように思えてしまうんですよね。

これが日常なんだ。
そんな風に受け入れてしまうと、煩わしさや面倒臭さは全く無く
病室に着くと、いつもの決まった用をさくさくとこなせるほどになりました。

毎日同じ時刻に、欠かさずやって来る僕を見て
「やさしい旦那さんですね」と、周囲からカミさんは言われるらしい。
それを彼女から聞かされると、僕は猛烈に反発したくなるのです。
照れでも何でもなく、そう言われてもにっこり笑うことすら出来ません。

「やさしさなんかぢゃねえよ」

僕は・・
降りかかる災いや試練を
そのまま受け入れているだけなんです。

本当に彼女を想う気持ちがあったとしたなら
あの夜、救急車を呼んでくれと本人から言われるまで
呆然と立ち竦んでいたりはしなかった筈ですから。

一部始終を見ていた僕の目の前で起きた事故を
未然に防ぐことさえ出来なかった後ろめたさが
「やさしさ」などと言われてしまうことで、とても憂鬱になってしまいます。

男の女々しさです。

僕の代表曲でもある『134号線の夕陽』は
「南へ下れ」と、命令口調の詩で綴られてはいますけど
男の弱さと、どうにもならない過去と未来を歌ったものなのです。



あの日・・
8月18日といえば、夏も終わりを迎える頃ではありましたが
陽射しも強く、まだまだ暑かった記憶だけは残っています。

それがもう、秋の気配を漂わせるようになり
季節の移ろいと時の流れが、いつもの年以上に早く感じられます。

お空の上では、夏と秋とが鬩ぎ合いの様相を呈していて
モクモクと力強く天に昇ろうとする雲が行く手を遮られているようで
それを見ていると何だか滑稽でもあり、寂しくも思えてしまうのです。

さらば夏よ、また来年ここで逢おうな。


今年はもう使うこともあるまい。
エアコンが無い僕の部屋の暑さ対策に一役買ってくれた扇風機、
埃を払い分解して、元の箱に収めてあげました。
そのまま収納してしまうと、無駄なほどスペースを占領してしまいますから
シーズンオフにはこうして箱詰めすることを予てから考えていたのです。

丸くて大きな物を四角い箱に収めると、ベッドの下の僅かな空間に入るだけじゃなく
埃や汚れからも守ってあげられるので、きっと来年も元気に活躍してくれることでしょう。

去り行く夏を見送りながら
人も、町も、空も、みんなご苦労さまでした。
そう呟く夜なのです。

それは・・
やさしさなんかぢゃないよ。

*

2014年9月12日

束の間の憩い



iPhone 6、オンラインで予約しました。
16時ちょうどくらいでしたが、サーバーへの接続もスムーズで
混み合い覚悟で臨んだだけに、なんだか拍子抜けの気分です。
けれど2年前、5に機種変更するための予約をした時はショップまで赴き
順番待ちでかなり長い時間を待たされた経験がありますから
今回のオンライン予約のシステムはとてもありがたいことでした。
(もしかして、5Sの時もそうだったのかしら?)

気になる料金設定は出遅れたDoCoMoを除き
SBもauも基本的な部分はほとんど違わないようですけど
予約開始時刻に合わせてSBが早速仕掛けて来ました。

「タダで機種変更キャンペーン」
http://www.softbank.jp/mobile/d/iphone/pdf/Free-Smartphone-Upgrade.pdf

従来の下取りに似てますが、端末代金が大幅に安くなり
iPhone 6の64GBの場合、端末の月額分割金はわずか百円となります。
既存の顧客を他社へ逃がさないための策なんでしょうが
おそらく明日になればauもDoCoMoも似たようなキャンペーンを打ち出して来る筈です。

iPhoneが新製品を発表する度、その発売日までにSBとauは鎬を削ってきたわけで
そこへ今回はDoCoMoが加わり、3社の競合となったのですから
19日の発売日までの1週間は熾烈な戦いが展開されることでしょう。
予約開始初日の今日は、まずはSBがリードする形となっています。
ありがたいことですね、孫さんがんばれ!!


ちなみに、これがオンライン予約の完了画面。
事前受付番号(一部削除)の最後が050となってますが
これはもしかして50番目ということなのでしょうか。
受取まで気長に数週間待つ覚悟だったんですが
この順位なら19日に入手できるのではと、淡い期待を抱いてしまいます。
(指定したショップの50番目、かもね)笑

とは言っても、
2年前、5に機種変更したときもそうでしたが
来月の誕生日までに手元に来てくれればいいんです。
(前回は少し遅れて10月11日でしたけど)
それまで淡々と待っています。

毎日の見舞いを欠かさず、家事に追われる我が身。
こんな楽しみがたまにはないと、やってられまへん!!

*

2014年9月11日



あれから13年。

陰謀説まで囁かれたあの日の真実が
いったい何処にあるのか解らないまま
「強いアメリカ」は正義を旗印に
武力で制する姿勢は変わることがありません。

先の大戦のパール・ハーバーがそうであったように
国民感情を高揚させるための罠だったとしたなら
なんて恐ろしい国家なのでしょう。

亜米利加・・
その国の文化には今でも強い憧れの気持ちがあります。
個々の人間の大らかさは、正に大陸そのものです。
けれど戦いに挑むとき、その姿は豹変します。

原爆や焼夷弾、ナパーム弾や枯葉剤など
残忍で非人道的な武器の開発と
躊躇うことなくそれらを使用する凶暴さに
僕はいつも戸惑い続けてきました。

「国家」として括られたとき
狂気へと突き進むことを誰も止められない
そんな恐怖を抱くのです。

それが戦争という魔物。
間違いに気付くのは、多くの血を流し
街が瓦礫と化した後になってからのことです。

アメリカの「大国」としての存在感が薄れた今、
抑止力と成り得たであろう力関係が崩れ
その際どさは更に深刻なものとなっています。
地球上の貧富の差と宗教問題がそれを加速させ
一触即発であることは否めない現実なのです。

正義として語られる言葉の数々は、
いつの時代も攻める側の口実であることを
僕らは忘れないようにしなければなりません。

しかしながら、闇に蠢く陰謀というやつは
どんなに目を凝らしてもその姿が見えないだけに
不気味であり、怖いのです。

陰謀・・
なんて卑劣な行為なんでしょう。

*

2014年9月10日

林檎教



発表前から、あれこれ噂されていた通りのスペックと
丸みを帯びたエッジのデザインの美しさにうっとりするような
新型iPhone 6の全容が明らかになりました。

なんでしょうね、この興奮。
これはiPhoneユーザーにしか解らないことでしょうけど
この日のために、僕らは2年間待てるんだと思います。

年に何度もモデルチェンジしなければユーザーに見捨てられる。
ほとんどのモバイル・メーカーはそのことに躍起になるばかりですが
どっこいAppleは、じっくりと時間を掛けて製品開発を進め
そしてその間ユーザーは(浮気もせずに)ずっと待っていてくれるのです。

世界中の何処にでも無数に居るそんなiPhone信奉者。
そう考えると、これはすでに神なのではと思ってしまいます。
林檎教・・?
僕もその信者の一人なのでしょう。

さて、予約開始は12日の16時。発売日は19日と決まりました。
ショップには信者が殺到して予約だけでも長い時間を待たされ
そしてまた初回入荷の数が限られているために
製品を受け取るまでには更に長い時間を待たなくてはなりません。

そのことに苛々することもなく、
殆どの方たちは気長に待つことが出来るのも
iPhoneユーザーの特徴的なところかも知れません。

僕も、待ちますよ~

*

2014年9月9日

Moon on the wire



間もなくです。
アップルの新製品発表会。
ホームページのトップではカウントダウンが始まっています。
2サイズ展開となるiPhone 6、楽しみですねえ。
僕のiPhone 5はスリープボタンが初期不良のまま
交換もせずに2年近く使っていましたけど
もう限界、早く新しい物に替えてすっきりしたいものです。
直前の情報では、発売日は9月19日が濃厚とか。
真相は如何に!


カミさんのリハビリ用装具が出来上がりました。
装具・・聞き慣れない名前ですよね。
僕も初めて耳にしたときは何だかよく分かりませんでしたけど
要は靴です。
骨折した踵部分に体重が一切掛からない構造で作られた
プラスチック製の靴(サンダル?)です。
外側の布地で出来た部分は屋外用のカバーでして
内部は本人の足を型取りした「ぴったりサイズ」となっています。
云わばシンデレラのガラスの靴?
本人曰く、あまりにぴったりすぎて履くのが大変だそうです。

いよいよ来週の火曜から歩行訓練が始まりますが
肘や手首以上に頑丈なギプスでずっと固定されていた右足ですから
足首だってすぐには動かせないに決まってます。
一説には最低90日間のリハビリが必要とか。
退院はおろか、日常生活に戻れるのは遥か先の話です。
ここは気長に構えることにしましょう。

とは言っても、降りかかる大問題はその治療費。
入院が長引けば経済的な負担はより重く圧し掛かって来るのです。
なんとかやりくり・・できるのでしょうか。
ちなみにこの右足だけの装具、現金払いで¥45000もしました。
申請すれば後で7割は返ってきますが、その値段には驚かされますね。
医療と介護、金が掛かりすぎます。
またまた楽器が幾つか減って行くかも知れません。
とほほ。。。


今夜は月見て酒飲んで忘れましょ。
あはは、電線に引っ掛かってらあ。

「Bird on the wire」ならぬ
「Moon on the wire」て、ところですな。

*

2014年9月8日

SEVEN CAFE



丹精込めて淹れてらっしゃる珈琲専門店さんには申し訳ないのですが
僕は百円で飲める手軽なこれが一番好きなんです。

セブンイレブンのドリップ・コーヒー、
数あるコンビニの中で、ホットに関しては味も香りも最高ですよね。
特筆すべきは、カップの底に残った最後の一滴まで味が変わらないこと。
渋みが溜まらないのは立派です。

味もさることながら、カップ表面の凹凸が手に持ったときに熱さを感じさせなかったり
飲み口の穴が大きく開いて飲み易かったりなど、
パッケージのデザインや素材の面でもとてもよく出来ていると思います。

涼しくなった昨今、ホットの美味しい季節がやって来て
カミさんを見舞いに行くときの手土産として毎日買うようになってしまいましたが
この味に出逢ってからはスタバにも行かなくなりました。

喫茶店の椅子に腰掛け、その時間を楽しみながら飲むのも好きですけど
百円という懐に優しい金額が、贅沢な気分を超越してしまいます。

日本人の味覚に合うと言われているペーパードリップで淹れられるSEVEN CAFEの珈琲。
巷にファンは多いようですが、僕もまさしくその一人です。
もちろん、毎日それを楽しみに待っているカミさんも。

無機質な病室に漂う珈琲の香り、
いいもんです。

*

2014年9月7日

転がる石のように



休日の今日は、のんびりと午後から病院へ。
ひとしきり強く降った雨も、出掛ける頃には上がってました。

セブンのドリップ・コーヒーを手土産にカミさんの部屋を訪れると
さしたる事件も無かったようで、比較的落ち着いた様子に一安心。
少しは慣れてくれたのかしらね。

日常ってやつを煩わしく感じたとしたなら
何事も拒絶するばっかりじゃなくて
受け入れることも必要なのよ。

僕なんか、何でもかんでも受け入れちゃってる。

夜、洗濯物を干しに庭へ出てみると
雲の切れ目からお月様が顔を出していました。
もうすっかり秋の空です。

短い夏でしたね。

おもむろに、ギターに触れてみました。
あの日、あの人が歌う「134号線の夕陽」に合わせて
ちょっとだけ弾いたとき以来、手に取ることも無かったのですが
少しだけ、心にゆとりができたのかも知れません。

無性に歌いたくなってきました。
転がる石のように。

*

2014年9月6日

怒る元気



あれから20日が過ぎました。
長いようで、あっという間のようで・・

すでに我が家の営みは
カミさん抜きでも成り立つようになってしまったことが
なんともはや可笑しく感じてしまいます。

昨日からリハビリ病棟に移ったのですが
同じ病院内とは言え、環境がすっかり変わってしまい
初日はカミさんの血圧が大幅に上がる事態が起きました。

アッタマ来ちゃう!と、少々興奮気味だったので理由を尋ねると
前の病室から運んで来た備品や荷物を
ぶっさいくな顔をした無愛想な看護士が滅茶苦茶に置いたらしいのです。
僕が病室を訪ねたときも怒りが治まっていなかったほどでした。

まあまあまあと宥めすかし、元通りの配置に置き換えましたけど
その日はずーっとブツクサ言っていたので
この先の長い道程、大丈夫なのか?不安に思ってしまいました。

その不安・・やはり的中しまして

今日、病棟のエレベーターを降りてナース・ステーションへ向う途中
何やら聴き慣れた声が誰かに怒りをぶつけているではありませんか。
おや?カミさんの声に似てるようだが・・
いやいや、そんな筈は無かろう。気のせい、気のせい。

それにしては話の内容が・・
「あたしの荷物、無茶苦茶にぶちまけたのアンタでしょ!!」

悪~い予感はしつつも、にこやかにカミさんに声を掛けると
再び、アッタマ来ちゃう!の名台詞。
おーまいがっ。

なんでも、昼食が始まった早々に(そのぶっさいくで無愛想な)看護士がやって来て
食後の薬を今飲むように言ったんだとか。
(うっせえなあ、後で飲むから好きにさせろよ)と、心の中で思いながら
「後で飲みますから」と、カミさんが応えるとその看護士、
「寝巻きの袖で床に落としてしまうといけないので今飲んでください!」と言ったそうな。
(おめえ、ボケ老人みたいに思ってんのかあ??)
と、そこで完璧にブチキレて、周囲の目も気にせず大声で怒鳴った模様です。

まあまあまあまあ、そう感情的にならず
先は長いんだから上手く付き合うようにしなさいよ。
宥めてはみましたが、うちのカミさん
一度そんなことがあると相手を絶対に許さない性分ですから
将来的な火種が出来てしまったことが大きな不安となってしまいました。

けれども、
喧嘩するほどの気力が生まれたってことで良しとしましょうかね。
なにくそー!みたいな気分と
こんな所にいつまでも居られっかあー!みたいな反骨心。
人間が事を起こすとき、そんな怒りが起爆剤となることもあるんですから。
一番いけないのは、無気力で消沈してしまうこと。
笑うか怒るかしてないと、人間てやつは駄目になって行くのです。

(そのぶっさいくで無愛想な)看護士さんよ、
悪いことは言わない、うちのカミさん怒らせると怖いから
今のうちに謝っちゃいなさい!(笑)



画像は帰宅するとポストに入っていた友人からの贈り物。
留守番の猫を癒すほどの猫番組の録画ディスクだそうです。
お気遣い頂いて、ありがとうございます。

・・休日前の夜は更け行く。

*

2014年9月3日

お天道様



お天道様ってやつは、どうしてこうも
スカッと爽やかな気持ちにしてくれるんでしょう。
家も道路も草花も、みんながピカピカに輝いて
青いお空を、目を細めて見上げると
なんだかそれだけで笑い出したくなってしまいます。

けど、毎日毎日
暗くなるまで一人ぼっちでお留守番をしている猫にとっては
晴れようが雨が降ろうが、寂しいことに変わりはないんでしょうから
それを思うと人間だけが浮かれてばかりはいられなくなります。

小っさい脳味噌で
お母ちゃん、どうしちゃったのかなあ・・
そう思ってることでしょう。
ずっと一緒だった家族が一人でも欠けると、心細くなるものです。
なので僕が休日で午後まで家に居るときは
テーブルに上がって来て、足を踏み踏みしながら甘えています。
この娘が一番寂しいんだと思いますけど
どうにもならないことが不憫に思えてなりません。

今日、金曜から移るリハビリ病棟の部屋を偵察して来ました。
森に面した角部屋なので、少しは気持ちが落ち着くかもしれません。
同室の患者さんがどんな人たちなのかまでは解りませんけど
これから先の長い期間を一緒に過ごすことになるのですから
気疲れしないで済むような、そこそこ付き合い易い人たちであれば有り難いです。
妙に気難しかったり、やたらお喋りだったり、必要以上にお節介だったり、
カミさんも僕も、これからずっと寝食を共にする同室の方々が
そんな風に傍迷惑な輩ではないことだけを願ってます。

歩けない、支えが無いと立てない、片腕が使えない、
そんな今のカミさんですが、今日も一所懸命リハビリに取り組んでましたよ。
とても前向きで、立派な姿です。

*

2014年9月2日

ささやかな朗報


カミさんが入院してから15日が過ぎました。
早いもんです。

一家の主婦が不在の暮らしにもようやく慣れ、
近頃では日常生活に不便を感じなくなりましたが
僕のような鈍い人間でも(人並みに)順応性があったんだということに驚いてます。
あれこれと用事が多くて疲れますけどね。

こうしてパソコンに向かえるのも休日の前夜くらいですから
WEBの世界はすっかりご無沙汰してしまった感が否めません。
FacebookやTwitterをiPhoneで開くことはあっても
ゆっくり眺める時間が無いのですぐに閉じてしまうのが実情なんです。

さて、心配されてる方も多いと思いますので
事故から半月が経過した彼女の状態をお知らせしておきます。

肘の骨折部分は抜糸され、今日ギプスが外されました。
けれど肘にはピン、手首には金属プレートが入ったままなので
長期間固定されていた関節が動くようになるまではまだ多くの時間が必要でしょう。

問題は踵の骨折。
ギプスが外れるまで、あと2週間は掛かると思いますし
今日、リハビリ用の装具(特製の靴)を作るために足の型取りをしたときに
一度ギプスを切って外す処置に立ち会った際、
手術直後に執刀医から説明を受けた「固定用のピン」を初めて目にしました。

直系6mmの太いピンが2本、踵骨に刺さった状態で
その銀色に輝くピンの頭の部分が露出していて
さらにそれを金属プレートで外側から固定してありました。
これはあまりにもリアルすぎて、さすがに見ているのが辛くなります。
歩けるようになるまで一体どれほどの日数が掛かるのか、
或いは本当に歩けるようになるのか、
それを見てしまうと不安でいっぱいになってしまいました。


ご参考までに、この画像が今回施された処置に一番近いかもしれません。
こんなに太くて長いピンが踵に埋まったままなんです。

体重を支える踵がこんな状態ですから
リハビリを経て松葉杖無しであるけるようになるまでは
気が遠くなるほどの時間が必要だということは素人にも容易にわかります。
いや、それ以前に車椅子に乗らなくて済むようになるまでが
途轍もなく長い道のりとなることでしょう。
本人の気力と体力が持続できれば良いのですが・・

今日、一つだけ嬉しい知らせがありました。
常時万床で空き待ちと聞いていたリハビリ病棟に金曜から移れることになったのです。
競争率?が高いだけに、これは朗報でした。
場合によっては転院しなければならないことも有り得たくらいですから
環境が変わることなく治療を続けられることは大変ありがたいことです。

少々早めのリハビリ病棟への移動ですが、
これを幸運と思い、彼女を支えて行きたいと思っています。

・・まずはお知らせまで。

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