2014年2月21日

ご~き~げ~ん~よ~~~♪


荷物整理に追われ、Blogに書き記すまでは至らぬ現状の今日この頃。
TwitterやFacebookで時折呟くのがやっと。
そうこうしているうちに、そろそろパソコンも片付けなきゃの時期。
光回線の移転には高額な費用がかかるため
転居先では別のプロバイダーを利用することに決めている。
つまり片付けるということは、しばらくの間ネット回線が無くなるということ。
そんなわけで「かずら的日常」は来月中旬頃までお休みする予定。
iPhoneから更新できないわけではないけれど、
こればっかりはキーボードを叩かないと上手く書けないのでね。
日常に向かい合う、そんな姿勢が必要なのよ。
・・なんちゃって。

ここ3週間ほどの間に、楽器や機材をたくさん処分した。
20年以上の歴史を刻むラックマウントの大型機材から始まり、
モニタースピーカーやら使っていない楽器やら。
大勢の方々の協力により、僕の変態じみた諸々が家から去って行った。
寂しくなるのかなと思いきや、なんだかすっきりした気持ちの方が強いのは
やはりその変態じみた数量の多さからであろう。
今日も3本、ブロロロ~ンと我が家までやって来た某白髭氏に持ち帰って頂いた。
ありがとうね。


大阪へ嫁いだCASINOも、無事新しいご主人の手元に届いたようで
言ってみればその旦那さんとなった人とは親戚みたいなものか。
こうして新たな血縁関係?が生まれるのであった(笑)

まだまだ、某お店に届けてあげなきゃならない音響機材や
この機会に処分しておきたい楽器が数本残っている。
そろそろ日程的に厳しくなってきたので、この続きは転居後だね。

改めて、今回の「処分劇」に関わった諸君!ありがとう!!
いずれ落ち着いた頃にでも飲むとしようぜ。
それでは皆さま、
ご~き~げ~ん~よ~~~♪

*

2014年2月17日

帰って来た女


関西方面からの帰り道、運悪く大雪に行く手を阻まれ
2泊6日の長き旅からようやく帰浜した友人の道中記が、不謹慎ながらとても面白かった。
もしも僕がその状況に遭遇したとしたなら、とても平常心など保てなかったことだろう。
苦痛や不安を笑いに変える彼女の行動と文章を見ていると
こんな人間ばかりなら、おそらくこの世に争い事など起きないのだろうと思う。
気が遠くなるほど長い時間を、一人車中で過ごした陰には
他人には吐露できない悶々とした心情を抱え込み、泣きたくなる瞬間もあったに違いない。
それを決して表に出さないまま、いつもの陽気な口調で戻って来た彼女。
もはや天晴れとしか言いようがない。
今頃は慣れ親しんだベッドに潜り、安堵感いっぱいで寝ているだろう。

ゴールインおめでとう。
君は大雪に見舞われた僕らの憂鬱を振り払ってくれた。
ネットの繋がりがずっと自分を励ましてくれていたと君は言うが
いやいや救われた気分になったのは、むしろ僕らの方だ。

どんなに悲惨な災害時にも、その現場には心温まるいい話があるものだ。
逆にその光景をぬくぬくとした家の中で見ているだけの者は
己に降りかかる災いなど何ひとつ無い筈なのに、無尽蔵に買占めや買い溜めに走り回る。
3.11がそのいい例だった。
分け合う、譲り合う、負担を背負うという意識が希薄な都会人たちは
我先にと不足し始めた飲料や食料、燃料を買い漁っていたのだ。
それも不必要なくらい大量に。
これは決して危機意識ではない、単に贅沢なだけだ。
腹いっぱい喰いたいという欲、それだけだ。

今日もスーパーのレジにはカートをいっぱいにした主婦たちが並んでいた。
あんたら、どれだけ喰うんだい。これから冬眠でもするつもりなのかい!
パンはほぼ売り切れ、冷凍食品の棚も隙間が目立っていた。
水曜の天候が怪しくなってきたせいもあるのかも知れないが
何もそこまで買い漁らなくたっていいじゃないかと僕は思うのだが・・

そのおぞましいほどの光景を見ていると
都会っていうのは、苦労を嫌う者たちが棲み付いているのだなと改めて思ってしまう。
こんなに便利で、豊富な物資がいつでも手に入ることに慣れすぎてしまっているのだ。
もしも首都圏で壊滅的な大きな災害に見舞われたとしたなら
その惨状よりも、その後のことの方が不安でならない。
生き延びた者たちの貪欲さが凶悪なほど排他的になる事態が恐ろしい。

神様どうかお願いだ。
堕落した僕らにそんな試練を与えぬようにしておくれ。
殺し合いになっちまう。

*

2014年2月16日

戦時放送、なのか?



ピカピカの青空と白い雪のコントラスト、
そこを吹き抜ける北風は、正に北国の臭いぷんぷんでした。

一夜明け、太陽光で融け始めてはいるものの
二日目の状況としては、やはり前回よりも深刻な印象です。
オリンピック優先で全く報道されることの無い山梨の惨状や
群馬、或いは東京の西部でも孤立したままの地域があるそうですが
この国のトップと公共放送はいったい何をしてるんでしょう。
14日から今日に至るまで、ずっと非常事態であることは間違いない筈なんですがね。
僕の住む町のスーパーやコンビニ、今日も食品棚が空っぽでした。

いつもなら(新品の)防災服に身を固めているであろう内閣府の者たちよ、
何故に今回だけはあのパフォーマンスを演じないのだ?

それを見たいわけではありませんが(むしろ茶番は見たくない)
不思議が多すぎる今回の大雪災害であります。


ネットに驚愕の映像があったので拝借してきました。
富士山の向こう側、氷河のように見えるのが山梨県全域だそうです。
その手前右側が富士吉田や河口湖界隈、信じられない光景に唖然とします。
陸路も空路も閉ざされ、自衛隊員がスキーを履いて救援に向った場所もあるほどなのに
メダル獲得の報道が優先され繰り返されるばかりのテレビを観ていると
その昔の大本営発表とダブッてしまうのは僕だけなのでしょうか。
怖い流れを感じてしまいます。

さて、
苦情や問い合わせが殺到している仕事場の皆さんには申し訳ないのですが
大量・広範囲の雪掻きでダメージを受けた腰では悪路を歩くこともままならず
本日も(ちゃっかり)お休みをさせて頂きました。アシカラズ。

明日は前回の大雪で延期となった転居先の鍵交換工事の立会い。
なんとか駅まで歩き、電車で現地へ向う予定です。
あっちの家は駅から徒歩3分なので、最寄り駅まで辿り着けば問題ないでしょう。
あ、東京ガスの開栓立会いも明日だった!
こりゃ絶対に行かねばなるまい。

*

2014年2月15日

大災害と肝に銘じるべし



9日に続き、本日もTシャツ1枚で大汗かきながらの雪掻き。
まさか週に二度もこんなことがあるなんてねえ。
しかも今回の方が積雪が多く、水を含んだ重たい雪。
掻いてるそばからびしゃびしゃの水が溜まって行きます。
ふだんは重宝している広い敷地も、除雪となると大変な労力を要し
およそ2時間ほど酷使した体は腰痛復活でギブアップと相成りました。
一応、門から外へ車を出せるだけの幅は確保したのですが・・


前回と異なり、車が行き交う道路の除雪は全く成されておらず
人も車もほとんど通っていない(通れない)状態でした。
舗道にはわずか30Cmほどの幅しかない通路、車道はご覧の有様です。
昨晩遅くに徒歩で帰って来た時に比べりゃまだマシですけどね。
(昨夜は一面真っ白で誰か通った形跡も無く、深い所で40Cmくらいありましたから)


明けて今日、通りを行く車の数は異常なほど少なく
チェーンを巻いた車でも硬いデコボコの雪面に苦労しながら走っていました。
明らかに前回以上の、自然災害と呼んでいいほどの光景で
こんな状態が放置されていること自体が異常だと思えます。

僕の地域は、新聞の配達もゴミの収集も来ませんでした。
むろん郵便や宅急便の車が走っている筈もありません。
立ち寄ったコンビニの棚に、弁当やパンがひとつも残ってないのを目にして
都市機能が麻痺した重大な被災状況であることを再認識しましたが、
電気もガスも来ていて家も潰れてなければ、
それを「被災」と思う人間は少ないのかも知れません。


昨日の深夜、東横線が駅構内で追突する重大な事故がありましたけど
天下のNHKはソチ五輪の映像にニューステロップを流すこともしませんでした。
帰宅難民が発生するやも知れない重要事項がリアルタイムで報道されず
TwitterやFacebookでそれを知った方がほとんどだったと思いますが、
これもまた極めて異常な現象です。

東名高速上り線の一部で最大50Kmに及ぶ立ち往生が丸一日続いたり
おそらく報道されてない地域の悲惨な現状もある筈ですが
民放を含めテレビは五輪一色に染まっていて
呑気な人間たちに注意喚起する姿勢が全く見受けられないのは何故なんでしょう?
如何にO型の僕とは言え、首を傾げたくなります。

明日は朝から晴れるので幾分は改善されると思いますけど
ひとたびこのような状況に陥った都市機能というやつはとても脆く
その影響が暫く続くことを肝に銘じてほしいものです。
いくら自宅前の雪が少なくなったからと言っても、物流の乱れは当分続きます。

皆さんにお願い!郵便や荷物の発送は極力控えてください。
必着の物なら自分で何とかしてください。
期日を守り時間に正確な我が国の物流システムは
その緻密さゆえ一度狂いが生じると大きな混乱を招くのです。
天候やタイミングをよーく考えてから行動しましょうね。
待てない人、待たせたくない人は、絶対に自分で何とかするべし!

*

2014年2月13日

朝からモリモリ、盛りだくさん


8時前に起床、僕にしてはかなりの早起きで
顔を洗った早々、廊下に積み上げられた大量のゴミ袋を集積所へと運ぶ。
その数およそ20袋、中身は家族の不要となった洋服類がほとんど。
そう、今日は待ちに待った月に二度しかない古布の日なのだ。
他にもダンボールやら古新聞やら、重量物がかなりある。
たぶん10往復以上はしただろう、我が家のゴミで集積所がいっぱいになってしまった。
回収の作業員さま、近隣の住民の皆さま、申し訳ありません。
それにしても、着てない洋服や着られなくなった洋服ってずいぶんあるものなのね。
以後、身に纏う物は買いすぎないよう気をつけましょう。

早起きしたのはそのためだけじゃない。
今日は従業員の健康診断最終日だったので
10時までには仕事場へ行き受付を済ませなければいけなかったのだ。
空腹のまま、そそくさと車に乗り込み鶴見の仕事場へと向う。
きゃあーっ!体重1Kg増加、腹囲1Cm超増加!!
・・ヤバイ、また何らかの要検査項目が出そうな予感。

ま、歳相応ってことで。

さくっと1時間ほどで全項目が終了したので
予め車に積んでおいた新居行き荷物を運ぶため転居先へ直行。
途中ドンキホーテで特価販売してたリンナイのガステーブルを購入、
17日にガスの開栓が控えているため今日のうちにセッティングを済ませ・・

ようと思っていたのに、カッターもハサミも
工具を何ひとつ持って来てなかったことに気付く。
おまけにトイレの水の出がチョロチョロ過ぎる。
いったん家まで戻り、再度出直すことにしたので
どさくさついでに?手元に残す楽器を数本運び込んでおいた。
しめしめ。

すっかり日が暮れてしまった道を家まで戻る途中、
荷物整理に追われる女共三人にアメを与えるべく吉野家に立ち寄る。
ほおら、今夜は牛ねぎ玉丼だぜぃ。
キラキラと輝く彼女たちの瞳と幸福そうな笑顔、してやったり。
奴らを動かすには、やはり食い物が一番効果的だ。

7時を回り、ポンタを連れて来ていた助っ人の(よく働く)末娘が帰った後
とっ散らかった室内の片付けと掃除は(当然)僕の仕事。
黙々と作業をして、とりあえず今日はここまでとなったのが9時ちょっと前。
シャワーを浴び、お酒を戴き、牛ねぎ玉丼を食べ終えると11時になってしまった。
長い長い一日、お疲れさん。
明日未明からの雪、あまり大袈裟に降らないよう祈ってます。
というか、もう雪はいらん!!

話は変わり、
ギブソン・モンタナ・アメリカ・メイドの廉価版の新製品、いいね!
昨年発売したJ-35も良かったけれど、今度のは安いのが魅力的。


J-15、品番もスチューデント・モデルっぽくていい。

シトカスプルース・トップと、アメリカンウォルナットのサイド&バック、
ウォルナット芯入りのメイプルネックにお約束のL.R.BaggsのPUも付いて$1.499!
先日「百円」の販売価格誤表示で話題となったM楽器店さんは
¥149900なんていう粋なプライスで予約販売中とか。
近頃はレクタングル・ブリッジがお気に入りの僕、とても好印象なモデルである。
5本売却できたら検討するべ。

*

2014年2月11日

言い訳



現在の最大のミッションは・・
もちろん月末に迫った引越しの準備。

ところがもうひとつ、
この子を荷造りして大阪まで送ってやらねばならんのです。

声を掛けて頂いたM氏のためにも
早急に送り届けてあげたいのだが
あれやこれや、大雪に見舞われたりで
一向にその作業が捗らない。

Mさんごめん!と
言い訳がましいメッセを送る自分が情けなくもあり
納期に神経を磨り減らすニッポン人の姿がダブッてしまう。
ここで発奮しなくては、ね。

うーん、
週内には何とか梱包を終わらせたいものだが・・

*

2014年2月10日

オーラトーンとゴジラ



とある方から依頼され
手元に有る楽器の画像を探していたら
今のこの部屋がまだ整然としていた頃の
懐かしい絵がたくさん出てきた。

これなんて、7年前よ。
YAMAHAのMDデータディスクを使う8TRマルチが鎮座してる。
画期的な製品で、カセットMTRの後はずいぶん重宝したっけなあ。
この頃はまだ現役で活躍してたっていうことか。
とっくに手放してしまったけれど、なんだか感慨深いものがあるね。

さすがに11年も住んでると、歴史の重みを感じるわ。


往年の名器、オーラトーン5C後期モデルとゴジラ。
この12.5Cmユニットと小型密閉箱から出て来るのは
クソとも言えるほどにローファイなサウンド。
ところがどっこい、こいつが奏でるボーカルは秀逸なのじゃい。
オーディオって面白いもんだよね。
もちろん楽器もそうだけどさ。

クソな5Cは手放せない。
たぶん誰もがガラクタ扱いするだろうから墓まで持って行く。
そこのキミ、ハイファイだけが音楽ではないのだよ。

ゴジラは潔く棄てた。
埃被って何者なのかわからないくらいだったから。

ごめんよ。

*

2014年2月9日

額に汗する労働はいい!!



猛吹雪から一夜明け、遅めに目覚め外に目をやると
晴れて気温が上がったせいか予想以上のスピードで雪が融け始めてました。
鍵の交換工事の立会いは、雪の影響で業者から泣きが入り
快く延期してあげたので終日予定は空いていたこともあり
慌しく寝起きの一服を済ませ、スコップ片手に戦い?に参戦しました。

僕の車の駐車位置から門までの右カーブ、
そして60~70Cmの吹き溜まりが出来てしまった門の出入り口。
距離と幅、湿った雪の重みを考えると、いずれも手強い相手ではありました。
およそ1時間を掛け、一目散に大汗かきながらやりとげましたけど
日頃の運動不足で鈍った体は悲鳴を上げておりました。
特に持病のある腰がパンパン、中腰の作業が一番キツイんですよね。
それでも成し遂げた後の満足感は何をも超越して、つい顔がほころびます。
あまりにも汗をかいたのでいったん家に入り、全部着替えて半袖Tシャツ1枚で一服。
こんなときの煙草って、ほんとに旨いものなんです。ぷはあ~♪

そうそう、今回は近隣住民の皆さんも大いに活躍してくれたようで
前回とは打って変わり、個々の家の前は道路も含め除雪してくれてました。
(僕のBlogを見て発奮したのかしら?)笑


見事な掻きっぷりです。
お隣さん同士が連携して雪掻きをした様子が目に浮かびます。
とても綺麗な仕上がりでしょ。素晴らしい!
昨年1月の時は、ここも数日間アイスバーン状態だったので
この変貌ぶりに思わず感動してしまいました。
やるなあ、南本宿。この町を去るのが辛くなるではないか。

反面・・


この一角の住人は毎回こうなのでして
陽の当たらない道路はいつまで経ってもこのまんまなのです。
確かコープの会員も住んでる筈なので
せめて配送のトラックが楽に行き来できるようにしてあげりゃいいのにね。
この道、昨晩の見回り時点では40Cmくらい積もってましたから
午前中に見たときは車が通った跡も無く、真白でボコボコなままでした。
僕も暫くはここを迂回して車を走らせなければなりません。

急激に酷使した体をクールダウンさせる意味もあり
一服してから道路状況の確認を兼ねて駅までの道を歩いてみました。
およそ1.5Kmほどの区間、綺麗に整備された場所とグチャグチャな場所が交互に現れ
住民やお店、建物を管理する者たちの意識の違いが露骨に表れているようでした。
うーん、これは考えさせられますねぇ。
雪掻きに精を出す人を見かけると、つい「ご苦労さま」と声を掛けてしまいます。
だって自分の家の前とは言え、そこには大勢の人間が通るわけなんですから
見ず知らずの方であってもお礼を言って当然です。
(ほぉ、この歳になって僕もずいぶん大人になったもんじゃわい)←ジジイとも言える。

腹が減ったので、駅前の日高屋にて遅めの昼食。
味噌ラーメンと餃子のセット(のみ)で、珍しいことに酒は無し!
実は帰宅してから別の作業が待ち受けているのでありました。

それは僕の部屋の荷物を整理するために、ベッドの解体と撤去の大仕事。
11年間ずっとそこに在ったベッドの下は、放送禁止になるほどの埃の山でして
得体の知れない物を取り出し掃除をしながら(またしても)究極の中腰状態となったわけです。
悪戦苦闘で4時間ほどを費やしようやく終了、腰の張り具合は最悪でした。
こりゃいかん、ここで腰がバッキリ行くと引越しどころじゃなくなります。
最後の力を振り絞り風呂場を掃除してお湯を張り、
ゆっくりじっくり温めた後に湯上りの湿布薬をペタン!
メンテナンスとしてはこれが最善の方策でしょう。


全てが終わり乾いた喉に金麦・・くうぅぅ、旨かったなあ。
額に汗する労働はいい!!
(年甲斐もなくやりすぎたけどさ)


*

2014年2月8日

どーすんだよ、これ!



吹雪に見舞われた横浜です。
10年に一度の大雪予報が20年に一度と変わり、
結果的には戦後三番目のドカ雪となってしまいました。

何度雪を掻いても無駄足になってしまうなんて
もう呆れて笑っちゃうしかありません。

ネット上では一日中この話題ばかりでしたから
もう雪ネタごちそうさまあ、てな気分になり
敢えてここでまた、その話をぶり返すのも嫌なんですけど
この積もった雪、いったいどーすんのさ!と思ってしまいます。
無法者が巨大なゴミの山を築いて立ち去った後みたいな
その後始末はどうするんでしょうね。

去年、わずか10Cmほどの積雪だったというのに
裏道まで安全に車が通れるようになるまで三日ほどかかったんです。
幹線道路は晴れれば一日で消えて無くなりますけど
住宅地の奥の道路に積もった雪や凍った部分は人力が必要になります。
これ、雪に慣れてない地域の方々は誰もやろうとしないんです。

家の前の緩い坂道で軽トラがスリップしながら上って行くのを見掛け
大汗を掻きながらスコップで20メートルほど
腰を屈めて道路上の氷を削った挙句、腰を傷めたのが昨年の痛い記憶。
今年はその3倍以上の積雪なのですよ。参ったなあ。

あ、大本営発表(違った、気象庁発表)の横浜の積雪量はかなり少なめです。
場所にもよるかも知れませんが、東京と同じくらい降ってます。
我が家の周辺、軽く30Cmほどはしっかり積もってまして
吹き溜まりの高さは50Cmくらいになってますもん。
平たい所を歩いても通常サイズのゴム長が完全に埋まってしまいます。
まさか横浜でね~びっくりですよ。

ふと思いました。
東京の積雪量を大袈裟に伝え、明日の都知事選の投票率を下げ
浮動票が入り込まないようにする策略なんじゃないかって。
やっぱ大本営だよ、やつら。

話を戻して・・
このドッカリな置き土産、どーすんだよこれ!!

北国の人に笑われるかも知れませんけど
首都圏に於いては大規模災害に近いレベルです。
けれど行政は幹線道路と公共物の在る場所しか除雪してくれませんから
我々住民が一体となって何とかしなければならんのですが
雪国とは異なり、その辺の意識や気構えがまるで希薄・・
こりゃ元の暮らしに戻るまで1週間は掛かるかもなあ~(泣)

明日の朝が怖いです。
被害?の状況を目の当たりにするんですから。
おーい!どーすんだよ、これ!


とはいえ、
LINEで送られて来たこんな絵を見ると、ほっこりしてしまうじゃありませんか。
いつの時代も犬とガキんちょは、やっぱり大喜びするものなんですね。

さて、明日は転居先の家の鍵交換の工事に立ち会わなければならず
雪道をザックザックと駅まで歩いて行かねばなりませぬ。
朝から快晴の予報ではありますが、向こうの家の周辺はどうなっていることやら。
それを考えると不安でならない!(苦笑)

*

2014年2月4日

雪だるまマークの日



午後からの雪だるまマークに恐れを成して
今日は車ではなく電車で仕事場へ向いました。
そう、京浜工業地帯を走る超ローカルな鶴見線。
一年ぶりの乗車です。

始発の鶴見駅ホームはこんな感じ。
ここから3両連結の旧い車両が1時間に3本だけ出て行きます。
これを見た友人が「紅の豚」に登場するPiccolo S.P.A.のようだと言ってましたが
確かに飛行機の格納庫のような風情がありますよね。
今は寂れた感があってもホームの幅がやたらと広いのは
その昔、多くの港湾労働者が利用していたことを窺わせます。
駅の張り紙を見ると、創業80周年とありました。

その鶴見線を利用して、いつもの倍ほどの時間を費やし仕事場へ行ったものの
予想したほどの積雪にはならず拍子抜けとなってしまいました。
歩く距離も長かったので、ただただ寒い思いをしただけ(泣)
夜の駅までの凍て付くような道程は半端じゃなかったです。
そして最寄駅の安善駅ホームで電車を待つ間も
手が悴んでiPhoneを落っことしそうになったくらいでした。
歴史というのは、自然の厳しさが染み付いたものなんでしょうな。きっと。
先人のご苦労を垣間見た気がします。

さて、明日は古都鎌倉へ。
怪しい楽器ブローカーとして御成通り界隈を暗躍する予定なり。
飲み過ぎ注意!の予報が出ております。

*

2014年2月1日

呆気に取られる



日頃は宵っ張りなもので
僕は早起きが大の苦手ときたもんだ。
それでも今朝は7時過ぎに起き
「ごちそうさん」が始まる前には家を出たってえわけさ。

相鉄線の平沼橋で降り
1号線を渡って歩くこと10分ほど
目指すは松島クリニック。

途中、タバコ屋の前で缶コーヒーを飲みながら
まるでこの世の暮らしを惜しむかの如く紫煙を燻らす。
そう、収監前の囚人みたいな気分。

クリニックの受付を済ませ
10分と経たないうちに名前を呼ばれる。
こちらを気遣うような妙に優しい声、
そしてドアを開けると柔和な表情の医者が微笑みかける。
おい、何か悪い知らせでもあるのか?

訝りながら椅子に座ると
数枚の鮮明な大腸内の画像を見せられ
そのにこやかな顔を崩さないまま医者はこう言った。

「まあーったく問題のない良性でーす」

・・いきなりの結論。
判決を先に言われる裁判みたいじゃないか。
長々とした主文からじわじわ攻められる方がスリリングでいい。

ぽっかあ~んと呆気に取られたまま
そそくさと退室して受付で金を支払い
ちょっと前に歩いて来たばかりの道を駅へ向かって歩き始める。

「もう2週間が経過しましたから、元の生活に戻して構いませんよ」
医者のその言葉に後ろめたさを感じながら。

・・さすがに
5日目から酒を飲んでますとは言えなんだ。

2014年2月1日、
何事も無かった朝である。

*