2014年1月30日

ガラクタ



ガラクタを整理してると
こんな物が出てくるのです。
タンク好きの僕が一番好きなやつ
M4A3シャーマンの古いプラモであります。

いつか組み立てようと思いつつ
10年ほど前に買ったまま仕舞い込んでありました。
箱はすっかり黄ばんでしまいましたが
中身は新品のままなのです。

これは棄てられない。
けど、果たして必要な物なのか。
うーんむ。

このまま新居へ持ち込み、再び仕舞いこむべきか
はたまたヤフオクに出品してみるか
箱を眺めながら悩んでおります。



悩みと言えば、
僕の部屋の片隅に置いてあるテーブル。
安定性が悪いので、この機会に棄てようかなと思っていたら
昔はこんな重たい物まで乗せていたんですね。


懐かしのiMac G3!
起動直後のチリチリした音を思い出してしまいました。

レトロと呼ぶほど昔の物ではないんですけど、
こうして見ていると
ガラクタって妙に温かな気分になるものです。

*

2014年1月29日

こんなのあります 第三弾


こんなのあります、おかげさまでシリーズ第三弾となりました。
毎度ばかばかしい代物ばかりで恐縮ですが、
僕の荷物整理と引越し費用の金策にどうかご協力ください。


Epiphone CASINO
99年Peerless Plant, Korea時代のしょーもない一品ですが
程好くトップが焼けていて、形から入りたい方にオススメです。
ピックガードが行方不明なのであしからず。
(ナチュラルの場合、どうせ誰も付けないとは思いますけどね)
ハードケース付き、諭吉2枚+αくらいが希望です。


そしてフェンダーのテレコースティック初期型(2006年頃)
現行モデルとはブリッジの形状が異なります。
スクワイヤーからリリースされていた時期もありますが
こちらはフェンダー・ロゴで、渋めのサンバーストでございます。
専用ギグバッグ(質はあまりよろしくない)が付いて諭吉1.5枚で如何でしょう。


と、昨年押入れから発掘されたタカミネPT-106。
いか天が放映されていた時代に購入したので25年くらいは経過してるでしょうか。
こちらも初期型なので電池ボックスがプリの裏側に有り、
バッテリー交換がとても厄介な構造になっています。
ハードケース(少々傷みあり)付き、諭吉1枚+αで如何でしょうか。

文中「+α」と書かれているのは、諭吉+「ブツ」の意味でして
たとえば前回掲載したRODEO12弦を引き取ってくださる方は某アパレル関係だったので
値引き交渉を受けた際に、値引いた分をそのお店の商品に換えて頂いたのです。
これはなかなか良い取引方法だったのでクセになってしまいました(笑)
+酒、+メシ、などでも結構です。
様々なアレンジがあると思いますので、交渉の材料としてお声を掛けてください。

ご興味のある方、連絡お待ちしております!

*

2014年1月27日

こんなのあります



過日の19インチラックに続きまして
「こんなのあります」シリーズ第二弾です。

フェルナンデスZO-3アートロック・モデルの12弦、
ザ・バーズの「ロデオの恋人」をモチーフにしたRODEO12。
バーズ・ファンとしては居ても立ってもいられなくなり
見かけたその日に衝動買いしてしまった代物ですが
ZO-3の中でも12弦は珍しく、極めてレアな1本かと思います。

如何でしょう、どなたか買い取ってくださる方いらっしゃいませんか?
当時の価格は¥44000ほどでしたが現在は生産終了。
ほとんど使ってなかったので、かなり綺麗な状態が保たれてます。


専用のギグ・バッグ、少々色褪せはしてますが
パッドも割と厚くてしっかりした作りです。
当方の希望は諭吉2枚、ご興味のある方はご連絡ください。

来月の転居に向けて、
しばらくの間は時折「こんなのあります」シリーズをUPさせて頂きます。

*

2014年1月26日

さらばStudio夢工房



そりゃあMacにしたいですよ、僕だって。
けど今のパソコンがWindowsなんだから、しょうがないじゃないですか。
イジメないでくださいよー!

事の発端は、iTunesの最新バージョン「iTunes 11.1.4」アップデートの通知。
勿論いつものように気軽にDLを始めましたとも。
しかし・・インストールの最中に見慣れぬ表示が出現(内容は忘れた)
無視して続行するうちにインストール完了の表示となりましたから
iTunesを立ち上げるためにショートカット・アイコンをクリックすると
「msvcr80.dllがないためプログラムを開始できません」の警告。
消しても消しても、何度でもこの警告が出て来ます。
msvcr80.dllって何さ!?
正体を確かめようとググッてみたら・・

あららら、今回のアップデートに苦慮するWindowsユーザーの嘆きがそこ彼処に。
念のためAppleのサポートサイトも覗いて対応方法を調べ
その通りにアンインストール~再起動~再インストールを試みたのですが
今度はデスクトップのアイコンが消え、パソコン内の何処を探しても
肝心のiTunesが見当たらないのです。なんじゃこりゃあー!!

時間を費やした結果がこれでは呆れてものが言えません。
再びググッてみると・・

1、iTunes
2、Apple Software Update
3、Apple Mobile Device Support
4、Bonjour 
5、Apple Application Support (iTunes 9 以降)

重要:
これらのコンポーネントを上記の順序とは異なる順序でアンインストールした場合、
または一部のコンポーネントしかアンインストールしなかった場合は、
予期せぬ影響が生じる可能性があります。

なにーっ!?
アンインストールの順番があっただとー!?聞いてないぞー!!
普通に考えたら、アルファベット順に並んでいるものを上から順に消すじゃないですか。
そんな重要事項なら一番頭に載せとかんかい!

もう疲れてしまいましたから、しばらく放置しておきます。
Appleさん、修正バージョンのアップ頼みますよ。



さて、
僕の引き篭もり時代の20年間を陰で支えてくれた機材一式が
たくさんの思い出と埃の詰まったラックごと本日引き取られて行きました。


ケーブルだけでも相当の重量がありますし、
運び易いように半分くらいを外して幾分は軽くしておきました。


嫁ぎ先は良き場所のようですから安心して見送りましたけど
なんだかちょっぴり寂しい気もしています。
けれど、もう自宅をスタジオ代わりにすることも無いでしょうから
これでいいんです、はい。
これからは生一本、生身の歌で臨む所存です。


数々の歌や音源を生み出してきたStudio夢工房は
本日を持って25年の歴史に幕を閉じました。
新たな一歩を、僕は歩み始めるのです。
お世話になった皆さん、ありがとうございました!!

*

2014年1月24日

告白




FBフレンドのタイムテーブルが
BSで放送されたザ・タイガースの話で盛り上がっているのを目にして
なんだか懐かしくなりYouTubeで古い音源を聴いてしまった。
「タイガース・チャリティー・ショウ」サンケイホール 1967年12月13日

僕が中学生だった頃、世はGSブームの真っ只中。
その中でも彼らの荒削りな歌と演奏はお気に入りのひとつだった。
それはストーンズのカバーが多かったせいもあるけれど
この音源を聴いても解るように、彼らの(雑な)音は
当時の並み居るGSの中で、Rockそのものを表現できていたからだろう。

ふと思い出したのは彼らが人気絶頂の頃に
全国ツアーで僕の田舎、帯広の市民会館にやって来たことだった。
(なんと、最北の地の田舎町にも来たのだよ)
若い女の子が絶叫するその会場に、実は僕も居て身を乗り出して観ていたのだ。
正直、ファンであったことをここに告白する(笑)

1967年のサンケイホールでのセットリストはこちら。

0:00 opening mc
0:25 サティスファクション(SATISFACTION)
3:59 ラスト・タイム(THE LAST TIME)
7:12 マイ・ガール(MY GIRL)
10:10 ニューヨーク炭鉱の悲劇(NEW YORK MINING DISASTER)
13:15 オーケイ!(OK!)
16:33 ブルー・シャトウ
18:02 タイム イズ・オン・マイ・サイド (TIME IS ON MY SIDE)
20:55 タイガースのテーマ(MONKEYS' THEME)
22:50 ダンス天国~ラ・ラ・ラ (LAND OF 1000DANCES-LA LA LA)
26:00 ホリディ(HOLIDAY)
28:53 僕のマリー
31:33 シーサイドバウンド
34:28 モナリザの微笑み
37:11 エヴリバディ・ニーズ・サムバディ (EVRYBODY NEEDS SOMEBODY)
37:42 アイム・オール・ライト(I'M ALL RIGHT)

ブルー・シャトウ以外は必聴もの!

*

2014年1月23日

強電には弱いのです



この大型の19インチラックを自宅まで引き取りに来てもらうために
グーグルマップに少々手を加えて友人に送信しました。
あまりいい出来栄えじゃないですけど、
次回放出の際にも使えそうなので保存しておくことにします。
モニタースピーカーを引き取りに来るそこのキミ、あなたにもいずれ送りますからね。
さあ、日曜までに埃を払って少しは綺麗にしておかなくっちゃ!

機材もさることながら、楽器も半分くらいは手放そうと思っています。
何せ今より狭くなるわけで、置き場所が無くなるのは目に見えてますから
この機会に5本ほど残して他は売却しようかと目論んでいるのです。
ある程度の値が付く物は委託販売のお店にお願いするつもりですが
僕の(怪しい)コレクションに興味のある方は連絡頂ければ検討させて頂きます。
バッタもんの宝庫!ですから(笑)

ところで・・

シーリングライトってやつ。
あれは家の施工時に天井に固定してあるもんだとずっと思ってました。
昔のタイプはそうだった筈ですが、今はソケットに後付けできるんですね。
恥ずかしいことに、それを昨日初めて知りました。
だって、天井に隙間も無く貼り付いているんですもの。
まさかあれが簡単に後付けできる物だったなんて・・

それを知ったからには、転居先に取付けるため
気を取り直してネットで安い物を物色しています。
リモコンではなくプルスイッチのタイプなら¥3980くらいで買えるんですね。
何事も勉強だあ~と、
弱電に強く強電に弱い僕は思うのでありました。

今夜も焼酎2杯(だけ!)飲んでます。

*

2014年1月22日

フライングV



我ながら、天晴れな単細胞である。
普通食に戻した途端、体の各部が正常に動き始めた感あり。
昨日までの体調不良は治まり頭もスッキリ。
車に乗っていても、しっかりと運転できてる実感がある。
(実際に昨日はボーッとしたまま車を走らせていた。危険!)

無理ですよ、お粥だけで日常を過ごすのは。
横になっていられる入院生活ならまだしも
仕事に行き、ふだんと変わらぬ生活を維持するには
やはりメシ!メシですよね!!

食生活が元に戻っただけで俄然元気になる僕は
人類として恥ずかしいほどの単細胞な生き物に違いありませんけど
いいんです!それで。

すっかり気を良くしたせいか、今夜は七日ぶりの晩酌を戴きました。
医者から術後1週間の禁酒とは言われてましたが
焼酎をお湯で割り、ほんの一杯だけ。

明らかにフライングです。
五日目なのでフライングV(笑)


でもね、飲まないことのストレスを考えたら
サクッと行っちゃった方が良いこともありますからね。
ほら、病は気からって言うでしょ。
健全な心を取り戻さなくっちゃ!

ま、言ってみればこれもリハビリのひとつ。
急にガッツリ飲むよりも、徐々に慣らして行く方がいいじゃないですか。
メシで満腹、酒で満足♪
今夜の僕は体も温まり、とてもとても幸せな気分です。

そして自他共に認める意志薄弱な僕は
案の定、もう一杯だけ飲みながらパソコンに向かっているのでした。
今夜は絶対にこれ以上は飲みませんので
どうかご内密に・・

*

2014年1月21日

元の暮らしに戻りたい



NTT、素早いです。
昨日の午後に申込みをしたばかりだというのに
ゆうメールで早速書類が送られて来ました。
唖然としながら封筒の宛名を見て気付いたことが・・

そうでした。
回線の名義は結婚当初の39年前のまま。
その頃の僕は戸籍上の漢字を一字だけ変えていたのです。
宏幸を「紘幸」としていたもんですから
NTTの名義人の名前はその当時のままだったことに気付きました。

実はこれ、何かと厄介なのです。
10年ほど前、とあるプロバイダにADSLの申込みをした際
うっかりそのことを忘れたまま書類を送ってしまったので
名義人が違うということで開通が遅れた苦い経験があるのです。
そして今回予定しているSoftBankの(格安)ホワイトBB、
これも携帯電話の名義人と同一でなければ申込みできません。
あぶないところでした。

早速名義人の変更をしなければ!
NTT東日本のサイトで確認してみると・・

なんと!戸籍謄本を添付して申請するんだとか。
ひゃあ~さすが元公社、お役所仕事の片鱗が窺えます。
参ったなあ、僕の本籍地は結婚した折に東京大田区へ移したままなので
蒲田にある大田区役所まで取りに行かねばならんのです。
この忙しいときに、きいーっ!!

ただ個人の場合は、結婚して姓が変わった時とありますので
名前の漢字を変えるだけならどうなんでしょうかねえ?
明日コールセンターに問い合わせてみましょう。
予測としては・・
要・戸籍謄本!てことになりそうな気がしますけど。
ああ、面倒だなあ。。



そうそう、今日の昼から普通食に戻しました。
1週間ぶりの固形食摂取です。
胃袋と腸がびっくりするんじゃないかしら(笑)

手術のストレスなのか、食生活の変化によるものなのか、
どうやら体が変調をきたしているようです。
上手くは言えませんが、体のあちこちが不調でして
昨夜は入浴後に鼻をかむと真っ赤な鮮血が出ました。
鼻血なんて、いつ以来か覚えてないくらい珍しいことです。
おまけに腰痛と少々の頭痛も。

これはいかんです。
毎晩飲んでいた酒を断ったことも影響して
今まで保たれていた肉体のバランスが崩れてしまったんじゃないでしょうか。

早く元の暮らしに戻りたい・・(泣)

*

2014年1月20日

酒が飲みてえ。。



お粥と流動食に明け暮れる日々が五日目となりました。
完全禁酒も同じく五日目です。
よく我慢してるとは思いますが、これはもうそろそろ限界。
明日の昼食から普通食に戻します。
(お酒はもうちょっとの間堪えますが・・)

あ、こんな状態ではありますが
今日は1週間ぶりにフルタイムで働いてきたんですよ。
えらい!

さて、
転居先でNTT回線に戻すため、今日問い合わせてみました。
予め調べておいた通り、休止回線は2100円で復活できるそうです。
今回は区が異なるため局番は変わりますが
なんと今日の問い合わせだけで開通日と新しい番号が決まってしまいました。
おそらく同じ区内への転居だとこうは行かず、
現在のKDDIの光回線を解約してからじゃなければいけない筈なので
待つこともなくスムーズに移行できるのはありがたいことです。

後は転居に合わせてSoftBankのホワイトBBを申し込むのみ。
光から50MbpsのADSL、時代に逆行する形ではありますが
2年間は月額2280円でネットと固定電話が使えるのです。安っ!!
(NTT基本料金1780円+ホワイトBB1980円-スマホBB割1480円=2280円)

ただし3年目から割引き特典が無くなり3760円に上がってしまいますんで
その時期に次の一手を考えてみることにします。
今でもフレッツ光のプロバイダパックなら4200円から利用できますからね。
この僅かな差であれば光に軍配、ではないでしょうか。
実は本日対応して頂いたNTTオペレーターさんからも勧誘されたんですが
2年間はホワイトBBの特典を有効に利用する旨を伝えてお断りしました。

ま、いずれ無くなるADSLサービスですから
2年後という時期はちょうど良い頃合かと思いますがね。



ああ・・ふと我に返ると
喉が渇いて口が寂しい。
酒が飲みてえなあ。。

*

2014年1月19日

メシが喰いてえー!!



手術に使われた精神安定剤と肉体的な疲労から
一昨日の夜はおよそ12時間も寝ていたせいか
昨晩は床に就いても全く眠れず、朝まで悶々としておりました。

流動食とお粥ばかりの生活が三日も続くと
体温は上がらず、それより何より体に力が入りません。
むろん気力さえも衰えてしまいます。
やはり人間は飯を喰ってなんぼ、
旨い!と思える飯を喰わねば駄目なようです。
そこに旨い酒が加われば言うことなし!
明日の夜から徐々に普通食に戻して行きますが
「フツーのメシ」が恋しくてたまりません。

気力が無いので今日の仕事は休み。
明日はなんとか復帰するつもりですが
お弁当がレンジで温めるお粥と味気の無いおかずだけとは、
これで労働の意欲が湧くのでしょうか?
甚だ疑問であります。

ちょっとだけ無理をして、午後から不動産会社に出向き
新居の契約書一式を預かってきました。
賃貸とは言え、今どきは重要事項説明書とか
何やら重たく分厚い書類を渡され
その署名捺印の箇所がやたら多いことに驚きました。
法的要素でがんじがらめ、な印象ですけど
これは受け入れるしかないんでしょうね。

ついでに現在の住居の解約手続きも済ませ
11年という長きに渡った住処を明け渡す作業が一気に進んだ感じです。
今月中は本契約その他で終始して
2月に入った早々からは引越し準備に追われることになりますので
この弱った体を「メシのチカラ」で復活させねばいけません。
あー早くメシが喰いてえー!!
そして酒も飲みてえー!!
と、切実な願いの今であります。

願いといえばもうひとつ、
狭いながらも楽しい我が家となりますように。

*

2014年1月18日

ご心配お掛けしました!



予告無しにBlogを休んでしまい申し訳ありませんでした。
一時的に北海道の僕の郷里に移り住んでいる旧い友人からも
手術はどうだったんだ?と、電話がありました。
FBには書き込んでいたのですが、ご心配お掛けしてすみません。

いい仕事をこなした翌16日は、朝から検査食のお粥を食し
あまりにも味気なく、起きていても体に力が入らないものですから
翌日の予約時間が早かったこともあり早々に床に就いてしまいました。

さほど眠れぬまま朝を迎え、駅まで15分ほどの道程を歩き
そして電車を降りてから再び15分ほど歩き
西区伊勢町に在る松島クリニックへと向いました。
9月に検査を受けた時と全く同じ段取りなので
勝手もよくわかっており、腸の中を空にするのは手馴れた?ものです。

午後には処置室のあるフロアに移り、ベッドに寝かされ点滴。
15分ほどで処置室に運ばれ精神安定剤を注入されると
すぐに意識を失ったようで、気が付くと再び元の部屋に戻されておりました。
おそらく30分ほどは要したであろう大腸ポリープの切除は
何の記憶も不快感も無いまま、まるで他人事の如く終わってしまったのです。
今回は4ミリと6ミリの2個を切除、病理検査を経て2週間後に詳細が判明する模様ですが
厄介なことにならぬよう、善玉であることを祈っております。

しかしながら術前二日間の食事制限に耐え、
終わったらまず何を喰おうかと思いを巡らせていたというのに
術後の制限の方が長くきついことだったのは予想外の展開でした。
胃袋は空っぽなのに、帰宅して口にできたのは濃厚流動食というスープのみ。
疲れていたせいもあり、起きていても腹が減るだけなので10時には寝てしまいました。

そして翌日の今日、再びお粥の生活が始まり
腸の働きを整えるため三日間は続けなくてはならないそうです。
おーまいがっ!!如何に体のためとは言っても
がっつりした食感で刺激のある物が喰いたくて仕方ありません。
脂物は全てNGだなんて・・ひどすぎます。
ただし飲酒は、1週間完全禁酒(できれば2週間)と
やや曖昧な表現になってましたから、土曜日頃には飲み始めることでしょう。

と、ここまでは医者の指示通りに辛抱してきた甲斐あってか
今朝の術後一回目の排便には出血も無く順調に推移しているようです。
ごく稀に出血して入院を余儀なくされるケースもあると聞いていたので
とりあえずは一安心、病理検査の結果は気になるところですが
幸いにも今のところは問題ありませんのでご心配なく。

けれど僕のように、食い意地・飲み意地が強い駄目な人間にとっては
それを抑え込まれることによるストレスと体力の低下は否めません。
よって明日も仕事は休むことにしました。
念のため、もう一日だけ安静にしてようかと思います。


さて、転居の件ですが
今日の夕刻、大家さんの家族と顔を合わせたので
来月いっぱいで解約する旨を正式に伝えました。
11年も住んでいたので、お互いが残念がる結果とはなりますが
この広大な敷地を売却してもなお、お上に支払う総額には足りないそうです。
旧く歴史もある家なので、この一角の景色が消えて無くなるのは
やはり寂しい気がしますし、庭の立派な植木も全て廃棄しなければ
移し替える場所も無いんだとか。
手入れの行き届いた松や大きな桜の木、果ては裏の竹薮まで
何もかもが無くなってしまうなんてねえ・・

門の向こうに建っている家の辺りだって、ここへ越して来た頃は畑だったんです。
(畑・・ではないな、原生の空き地と言った方が正しいかも)
それらも数年前に税金対策で売られ、4棟分の宅地に変わってしまいました。
近隣には地主さんが多く、あちこちで同じような光景を目にします。
町の景色が変わって行くのって、寂しいもんですよね。

この、玄関から庭を望む風景も
あと一ヶ月ほどで見納めなのです。

*

2014年1月15日

いい仕事をしたぞー


こんなこと、してるばやいじゃないのです。
今日と明日は金曜に迫った大腸ポリープ切除に向けて
体を休めつつ、水をたらふく飲み
下剤を服用して出すものを出しきらなきゃいかんのです。

なのに昨晩は急性の鼻水大洪水とくしゃみの連鎖、
今日は午後からS引越し業者との長時間に及ぶ価格交渉などなど
体が休まる筈もないほどタイトな一日となってしまいました。

2時間半ほどだったでしょうか、
二十代の若き営業マンと腹を割って話し合いました。
こちらから提示した金額を実行できる日程と時間を業者に委ね
車両と人員に余裕のある日を決めてもらってから再び交渉開始です。
テーブルにノートパソコンを広げ、営業所の上司と携帯で連絡を取りつつ
最終的には当方の要望通りの金額で纏まりました。
彼が持参して来た小型のプリンターから見積書が打ち出され
その内容を確認してめでたく落着、お互いにいい仕事をしたもんです。

転居先へ持って行く荷物を限りなく減らすため、
これから先の1ヶ月間は荷物の選別と大量のゴミ出しを覚悟してたんですが
仮に古い洋服を棄てようにも「古布の日」は月に2回しかなく
果たして全部を棄てきれるかどうかが悩みの種でもありました。
他にも紙やプラスチック類の仕分け、大型の家具類とか
見極めて整理するだけでも憂鬱に思えるほど不用品の山なのです。

そこで今回は引越し用の3トン車(2トンのロング)と同じサイズの車をもう1台用意して頂き
リサイクル家電以外の廃棄物を纏めて処分する方向で検討に入りました。
ただし、その廃棄費用だけでも8万円とか。(1.5トン車だと5万円ですが積みきれません)
なんとか人件費だけでも抑えられるように引越しと同日にして
作業員3名のみで両方をこなしてもらうことにしました。
(作業員さんには申し訳ない気もしますが、宅内の荷物を外に出すのは同じことなので)
そのためにも車両に余裕のある日を先に決めてもらったわけです。

お互いの条件を満たし、あとは最終交渉。
削りに削った見積金額をもう一声下げてもらう必要があるのです。
結果、引越しと廃棄の両方で計12万円台に収めて頂きました。
これはかなりの好条件だと思います。
不用品には予め廃棄マークのシールを貼っておくだけ。
家具も洋服も古い布団も、鉄製品も木製品もプラも紙も
はたまた長年外に放置してあった錆びた自転車までも
手当たり次第何でも持って行ってもらえるのです。
へたな産廃業者をチャーターするより、よっぽどましでしょ?

こうして大の猫好きを自負する好青年との交渉は気持ち良く終わり
その攻防に疲れたのか、夕方から少しだけ寝てしまいました。
(結構緊張するのよ、ボク)
そうそう、我が家の猫が久しぶりに訪れた若い男性を見て
初対面なのにすりすりしたり甘えたりしてました。
これは珍しい、というより初めてのことでしたが
猫好きの人間は、ちゃんとわかるものなんですねぇ。


その転居へ向けて、僕の部屋の一番の大物である
19インチラックにマウントした旧いレコーディング機材を処分することにしました。
最後に使ったのは7年ほど前、以来埃を被ったまま通電してない状態なので
動作不良覚悟でラックごと引き取って頂ける方を探しています。
僕の軽車には積めませんから、車で引き取りに来られる方限定。
H=130 W=50 D=50、総重量は30Kg弱くらいでしょうか。
ジャンク扱いなのに気が引けますけど、諭吉1枚くらい置いて行って頂けたなら
この子らのことを思い出しながら一杯やれるので有り難いです。

たいした物は入ってませんが、参考までに機材のラインナップを。

SONYのファントム電源、YAMAHAのプロセッサーSPX-90、EMP-700、
BOSSのディレイとリバーブRSD-10とRRV-10、その専用パワーサプライ、
SONYのグライコMU-E51、BBEマキシマイザー322、ギタープロセッサー651、
パッチベイユニット2台、SONYのパワーアンプMU-A051、
TEACのパワーディストリビューターなどです。
他にもCDP-500と3ヘッドのカセットデッキTC-K333ESG、ビクターのMDプレーヤー
などもマウント用アングル無しの状態で収納してあります。
これら回転系はほぼダメになってるとは思いますけどね。

ご興味のある方、お知らせください。
今月いっぱい気長に待ってますから。

*

2014年1月14日

・・かな。(自問)



先日、長年使用してきたブラウン管テレビが臨終を迎え
急遽液晶モデルを購入したおかげで我が家もようやくデジタル化されたわけですが
その名残で番組の録画は相変わらずアナログのままだったんです。

当時地デジ化される直前に、アナログ・コンバーター付きのDVDレコーダーを見つけ
まだ元気そうだったブラウン管テレビを生かすためにそれを購入し、
以来アナログ変換されて少々ボケた画像を何の不自由も無く観ていました。
DVD-RWのディスクは録ったり消したりを繰り返しながらも
劣化する度に取り替えましたからラックに溜まる一方で、
棄てた物を含めると、おそらく数十枚は消費したと思います。
ビデオテープほどは場所を取らないものの、その数は増え続ける一方でした。

そんなアナログな作業と場所を占有する録画媒体が、今じゃ必要ないんですね。
USBで外付けのハードディスクをテレビと繋げるだけですから
僕の弁当箱ほどのサイズの箱で、2TBだと250時間も録画されちゃうのです。
しかも低コスト、標準画質で250時間録画するとなれば
ディスクやテープだと膨大な量を購入して保管しなくてはなりません。
そのランニングコストが一切掛からないというのは
日頃は何かとデジタルにケチを付ける僕ではあっても惹かれてしまいます。

都合良く言うなら・・
趣味嗜好はアナログ、実用的なのはデジタル。
・・こじつけでしょうか(笑)

2TBがわずか1万円ほどで手に入る昨今、
かくして(アナログ派の)僕も遂に購入してしまいました。
パナソニックのビエラに対応したバッファローの製品です。
テレビ自体が1チューナーなので裏番組は録れませんけど、
今までの手間と費用と低画質を考えれば、これで十分すぎるほどです。

ただし難点は、他のテレビやパソコンと共有することが出来ないこと。
要は、記録した画像は我が家のビエラでしか観られないということです。
つまりビエラが壊れて使い物にならなくなったらそれで終わり。
バックアップする術もありませんから「永久保存」は無理なのです。

でも考えてみると、記録媒体の主流は目まぐるしく変わってきました。
10年後はどうなっているのか見当もつきません。
永久保存したいからと大切に保管していたとしても
その時代の媒体に移し替えるとなると、
業者委託で高額な費用が掛かるやも知れないのです。
そう思うと、すんなり諦めがついてしまいます。

我が家に有る家族の一時代を記録した膨大な8mmビデオも
ハードが壊れてしまった今では観ることも出来ませんし
ディスクに焼き直すにも多額の費用が掛かってしまいますから
もはや「持ってるだけ」の存在になっています。
庶民レベルでは10年前、20年前の画像すら観られないという
歴史を置き去りにするような技術の進化が、
なんだか空恐ろしくも思えるんですけどね。

便利さ手軽さは、
失う物も大きいという結論。
それを受け入れてしまう人間は、
過去を顧みないという怖さ。

・・かな。

*

2014年1月13日

深夜のコールバック



あーびっくりした。
近頃の相場は如何なものかと
「引越しネット」なるサイトで引越し費用の見積りをしてみたら
深夜だというのに某S業者から携帯に電話が掛かって来た。
それも見積り金額がネットで表示された数分後のコールバック!
24時間リアルタイムで情報をチェックしてるのね、凄いわ。

幸いなことに前回利用して対応が良かったS業者だったので
「2tロング積めるだけパック」は今もあるのか確認してみると
なんと11年前と同じ金額で現在もそのままあるんだとか。
へえ~、家賃と引越し料金の相場は値上がりしてないのね。
これもデノミ効果!だめよ、デノミ脱却しちゃ!!
明後日、訪問見積りさせてくれって言うので快諾しちゃいました。

それにしても凄いことよね。
電話の向こうでは幾人もが通話してる騒々しい雰囲気。
引越し業界の客の奪い合いは熾烈なものですな。
深夜のコールセンターとは恐るべし!
僕、そこに転職しようかしら(笑)

それはさておき・・
実はこのS業者、不思議な因縁が。
11年前、此処に引っ越して来たときの担当ドライバー曰く
「そのお宅、知ってます!数日前にそこから搬出しました!」とな。
不思議な縁に唖然とした思い出があるのです。
そんな偶然て、あるものなのねぇ。

訪問見積りで「ひとめぼれ1Kgプレゼント」ってサービスも
11年前とまったく同じなのが笑える材料でありました。
いいよ、おたくに決めた!

*

2014年1月12日

思し召し



我が家で一番の歴史を誇る家電製品と言えばこのトースター。
カミさんが言うには、長女が3歳のときに戴いた代物らしく
今年でなんと29年目!だそうです。
あちこちガタガタで、扉も完全には閉まりませんが
ヒーターだけは健在で、今でも立派にパンや餅を焼いてくれます。

これ、新しくしよっかあ。
今夜、カミさんが呟きました。

なんだか可哀想だなあ。
と、僕が返すと

棄てろよ・・
長女が小声で言いました。

どうやら転居先までは連れて行けそうにない雰囲気。
この地で天寿を全うすることになりそうです。
家族と共に過ごしたトースターくん、長い間ご苦労様。

それにしても我が家の家電製品は長寿です。
洗濯機も冷蔵庫も、20年から25年くらい働き続け
ここ数年の間に老衰で皆旅立って行きましたが、
ヤワな製品が蔓延る昨今ですから
老体に鞭打った彼らの生き様を誇らしく思います。

それに引き換えテレビは駄目ですねえ。
ブラウン管で10年、液晶で5年といったところでしょうか。
動いたり回ったりする物と比べると、消耗・劣化が激しいようです。

そのテレビ、
昨夜の急な交換劇はちょっとした大掃除となりまして
29インチのブラウン管が鎮座していた一角のみならず
その周辺までをも巻き込み、カミさんと長女も手伝いながら
ゴミ袋ふたつ分の不用品を排出したのでありました。
来るべく引越しに備えてのウォーミングアップなのでしょうか?

片付けろ、棄てなさい、
神様の思し召しなんだよきっと。

カミさんのそんな言葉を聞いた長女、
なぜ今なのー!と、悲痛な声を上げながら
それでもせっせと(珍しく)ゴミの始末をしてました。

一夜明け、腕や腰が痛くなっていた僕は
こんなヤワな体で荷物を整理できるんでしょうか。
これから先の作業を思い浮かべただけで溜息が出てきます。

ふうぅぅ・・・

*

2014年1月11日

アイタタタ・・


不動産会社の、ちょいと可愛らしいお嬢さんと待ち合わせた時刻に
カミさんを助手席に乗っけて現地へ行って参りました。
先般、僕が見てきた物件を(口うるさい)彼女の目で確認してもらうためにね。

現在の家より狭いながらも駅から徒歩3分、閑静な住宅地の一角に
広めの庭と日当たり抜群の環境ですから
NGの心配は全く無かったんですけど、念のため。

幸い彼女も気に入ってくれたようで
問題なし!の結論に達し、早速申し込みをして来ました。
あとは詳細を詰めながら不動産会社との交渉を進めて行くことになるでしょう。

遅めの昼飯を一緒に食べてからカミさんを家まで送り届け、
夕暮れの道を物件の在る町まで僕一人で引き返しました。
と言うのも、その町までの道々に興味を惹く店が幾つもあり
物価やら品揃えやら、はたまた客層やら
チェックすべき点が山ほどあったものですから。

そのひとつ、小さめな店構えのハードオフは
オーディオ製品と楽器だけで全体の半分を占めていて
おまけに質の良い物がきっちりと整理され陳列してありました。
特にプリメイン・アンプとアナログ・プレーヤーは見事な品揃えで
価格も納得の行く範囲を超えてないことから今後は重宝しそうです。
(愛用のアンプのフォノ・イコライザーがちょっとヤバイですからね)

ちなみにYAMAHAの往年の名器と言えるスピーカーNS-1000M、
程度の良い物が2セット、4万と5万で売られてました。
これ、ヤフオクのボッタクリ品よりよっぽど安くて高品質です。
20年ほど前の一時期に僕も使用していたことはありますが
今アナログを聴くんなら、この(古めかしい)音質は
JBLの4311Aと同じくらい魅力的に思えてしまいます。


けど大型で重量30Kg超、今の僕の体力では2階の部屋まで運べませんし
ある程度のパワーを入れなければまともな音では鳴ってくれませんから
転居先の環境を考えると、これを導入するわけにはいかないのです。

このモデルのベリリウム振動板、新品だと音が硬すぎて疲れるんですが
10年20年使われた物なら適度にエージングされててバランスが良いんですけどねえ。
安いのに残念!!
誰か買う方いませんか?ヤフオクで転売するとたぶん利益出ますよ(笑)

すっかり暗くなってから帰宅してみると、
カミさんの第一声「テレビが点かないー!壊れたあー!!」

無理もありません。
ここへ越して間もない頃、長男宅が大型液晶を購入したときに
処分費用を浮かすためもあって我が家へ運ばれて来たブラウン管テレビなんですから。
あれから10年、地デジ化された後もアナログ変換してずっと使ってました。
老体なので去年の夏には危篤の手前まで行ったこともあります。
それを何とか持ち堪えながら今日まで至ったわけですが
遂に終焉を迎えたようで、突然ブラウン管の電源が入らなくなりました。
(今朝は普通に観られたのになあ・・)

有り金を掻き集め、再びカミさんを車に乗せて(地元の名店)西友へ向いました。
パナソニックのVIERA TH-L32C6、LED IPSパネルの優れものを値切り
慌しく持ち帰ってドタバタとセッティングを済ませ
22時頃には(何事も無かったかのように)テレビ番組を観ることが出来た次第です。


転居後には新しくする予定でしたから構わないんですけど
突然の出費は心の準備ができてないので痛みが増します。
価格交渉の甲斐あって、価格.comの最安値に近い金額だったのは幸運でしたがね。

盛りだくさんの一日でしたとさ。

*

2014年1月10日

したたかな愛



何かと不安材料の多いポケットWi-Fiは避けて
50MbpsのホワイトBBにすることにしました。
月額1980円でiPhoneの利用料金1480円割引きと
オンラインからの申込みで5000円キャッシュバック、
さらに今あるfonルーターより高性能なWi-Fiルーターも付いてきます。
電話回線も復活させることだし、コスト面と安定性を考えると
これが最良の策だと思います。
KDDIの解約後、NTTの回線復活を終えてからの申込みになるので
ADSLの開通までには2~3週間のブランクが生じるかも知れませんが、
ヤワなWi-Fiを契約して無駄金を使うよりは堅実な方法でしょうね。

転居先、電話回線のコネクターがリビングに1口あるだけだとしたなら
デスクトップに子機を付けて潔く宅内Wi-Fiにしましょう。
それでもポケットWi-Fiよりは速くて安定してるんじゃないかしら。
それよりなにより、通信量を気にしなくて済むところが精神的に良ろしいかと。
ブランクの期間はiPhoneで乗り切りましょう。

プロバイダーのメアドが消失する前に
あちこちのメール登録を今の内からせっせとGmailに変更してます。
これがまた面倒ではあるんですが已むを得ません。

そして結論、
やはりワイヤーには(したたかな)愛を感じます。
してやられた。

*

2014年1月9日

ADSLが懐かしい



ポケットWi-Fiのユーザーさんから幾つかのご意見がありました。
書いてみるもんですねえ、ありがたや。

その貴重な実体験の声を纏めると
時間帯による繋がりの悪さ、
使用したデータ通信量による速度制限の不便さ、
などが最大のネックのようであります。

4GやLTEなど高速データ通信の場合、
携帯キャリアと同じく1ヶ月のデータ通信量は7GBに制限されています。
ヘビーユーザーが帯域を独占しないための対策ですが
7GBって、いったいどれくらいの量なんでしょうね?
参考文献がありました。
http://www.watch.impress.co.jp/headline/extra/2013/newlife/mobile/20130306.html

この中で、目安としてのデータ量が紹介されてましたけど
これを見てもまだよく分かりません。


個々のファイルの大きさくらいなら、ある程度想像つきますけど
あちこちのサイトを行ったり来たりする時に
いったいどれほどのデータ通信をしてるかなんて
いちいち考えてみたことなどないですからね。
その辺りが落とし穴なんでしょうね、きっと。

僕の場合、パソコンを開くのは深夜0時頃から3時間ほど。
当然あちこちを行き来しながら、YouTubeも頻繁に開きます。
時には見逃したドラマや映画を観ることもありますから
相当量のデータ通信をしている筈です。
7GB(1日の最大通信量は2GBまで)なんて、
すぐに到達してしまうのかも知れません。
これはちょいと怖い話。

それでも一度使ってみようかなと思います。
端末のディスプレイに通信量の積算が表示されるので
それを見ながら恐る恐る・・(笑)
転居先では休止していたNTTの電話回線を復活させる予定なので
もしもWi-Fiが使い物にならなかった暁には
ヤフーBBの安いADSLにでも替えることにしましょう。
(ADSLのサービスって、まだあったんですね)
僕のパソコン、パフォーマンスが衰えてますから
「遅さ」は、さほど気にならないんですが
量に制限があるってのはビクビクものです。

昔ながらのADSLに郷愁の念を抱く夜でありました。

*

2014年1月8日

ワイヤレスに愛は感じない・・が。



KDDIの光回線を解約してWiFiにしようと思うんだが
スペック、料金、端末を含め競合2社の差は全く無し。
これって不思議よねぇ。

ただしWiMAXはau、イーモバイルはSoftBankの相関図。
僕のiPhoneのキャリアがSoftBankなので
Wi-Fiセット割を適用できるイーモバイルに決めようかと。
http://www.softbank.jp/mobile/iphone/program/list/wifiset/

やっぱりYAZAWAに軍配が上がったか・・

慣れ親しんだプロバイダーのメアドが無くなるのは寂しい気もするけど
月額5千円超のひかりホームがセット割で2900円になる勘定。
これなら現在休止しているNTTの電話回線を復活させても余りある。
復活の費用も局内工事だけなので僅か2千円だしね。
今やケーブルを引き込み、モデムだなんだの時代は終わった感あり。
通信速度や品質については未知数なれど、これからはWiFiだわ。

それにしても光回線の引越し工事費が約4万円も掛かるってことに驚いた。
解約するなら1万円弱の手数料で済むんだから
WiFiに替えた差額で3~4ヶ月ほどあれば元が取れてしまう。
これなら誰もが解約するに決まってるじゃないか。

近日中にイーモバイルと契約、光回線を解約するので
使い勝手のレポを書いてみようかと思っている次第。
検討中の方はご参考に。

あ、その前に子機を買っておかなきゃだ。
なにぶんPCがデスクトップなもんで。
USBに繋ぐタイプが僅か7~800円で買えるらしいが
レポを見てると熱に弱く、温まると感度が鈍る傾向があるとか。
その辺りが唯一の不安材料なり。

ほんとのことを言えば
どんな物でもワイヤレスは信頼してないんだけどね。
見るからに繋がってる感ありのワイヤードが一番!
アナログなそこに、愛を感じるんだもん。

*

2014年1月7日

CITY



早起きして、
仕事場へ向う前に物件を見せてもらって来ました。
真南を向き、専用庭まであるメゾネットタイプの家。
手っ取り早く言うと2軒長屋ですけど
閑静な住宅地でベランダ側を遮るものは無く
サッシを開けると、お日様が静かに降り注いでいました。
最寄駅から徒歩3分の立地ながら無料駐車場付きペット可!
なおかつ割安なお家賃のびっくり物件です。
取り敢えず仮押さえして、土曜にカミさんにも見てもらう予定ですが
昨日一緒に外側を覗いていることもあり、
現時点ではほぼ確定といったところでしょうか。

フェリス女学院に通うお嬢様たちが通りを行き交い
周囲には高級なお家が林立する「野村不動産の街」なんですが
僕らみたいな貧乏人が住み着いてしまっていいんですかね?
せめて風紀を乱さぬよう気をつけたいと思います。

25年ほど前、東戸塚の名瀬町に住んでいた頃
何度か車で通り掛ったことのあるその街はまだ開発途上でした。
それが今では完成形に近付いていて
駅を挟んで南側は高層マンション群、北側は広大な宅地と
完全に分類化して作り上げられています。
適度に都市化され、そして適度に田舎。
このバランスが絶妙で、以前から僕の好きな街でもありました。

駅に近いので、
電車に乗って他の街へ行くのも苦にならないでしょうから
出不精な僕でも出歩く機会が増えるかも知れません。
うららかな表通りのある街、長閑です。

*

2014年1月6日

ブルーガチャムク VS YAZAWA



午後からカミさんと4箇所ほどの物件を見に行って来ました。
マップでおおよその場所を確認して周辺の環境などを現地調査、
そして建物を外から眺めながら二人であれこれ論評を繰り返す
ちょっとした賃貸住宅評論家気取りであります。
近隣の皆さまの目には、車で乗りつけうろうろする我々の姿が
さぞかし怪しく映ったことでしょう。相すみません。
帰宅してから不動産会社へ連絡して
明日、その内の1軒だけ中を見せて頂くことにしました。
駅から近く、駐車場付きで格安だったものですから。

でもねえ・・
新年早々に家を探して回る還暦を過ぎた夫婦。
しかも三十路を超えた娘と猫一匹が同居って
怪しい人たちに見えねえか?!
ワケありの一家みたいに思われなきゃいいのですが・・
(僕が不動産会社の営業なら、間違いなく疑って掛かりますね)

しかしながら・・
心の準備と早々の対応は順調な滑り出しと言えますけど
肝心の現実的な準備が全く出来てないどころか
工程表通りに動く者など一人も居ないのが我が家族なのでして
いったい誰がどうやって荷物を整理するかなど
大きな問題が山積みなのがO型一家の現状なのであります。
今より狭くなりますし、必要無い物は全て捨てて行くつもりではあっても
その選別にさえ膨大な時間を要して、先に進まないことは目に見えているのです。
ガラクタばかりの我が家、産廃業者のトラック1台分のゴミはあるでしょうね。
求む!非情な棄て魔!!(笑)

余談ですが、転居先のネット環境はワイヤレスにしようかと思っています。
安いし、工事も必要無いし、デスクトップに子機を付けようかなと。
競合するWiMAXとイーモバイル、どちらが良いんでしょうね。
どなたか実体験された方がいましたら情報お知らせください。
ブルーガチャムクよりも成り上がりのYAZAWA、イーモバイルの勝ちでしょうか?

*

2014年1月5日

今日を越えて



正月早々の物件探し。
食後は毎晩パソコンと睨めっこしてます。
楽しい反面、引越し支度のことを思うと憂鬱でもあり
正直、この歳になってからの転居は荷が重いです。
けれど半年ほどの間には退去しなければいけませんから
老体に鞭打って何とか頑張ってみます。はい。

年末に新調したプリンター、大活躍です。
小気味良く資料を吐き出してくれるので大助かり。
たぶん暮れの或る夜、寝ている僕の枕元で
神様が「買っとけー!」と言ってくれたんでしょうね。
お告げ通りに購入しておいて良かったです。

それにしてもこのHPの格安プリンター、
音が静かで印刷が速い!改めて感心してます。
いい買い物だったあ~♪

明日は年明け最初の休日ですが
午後からとある物件を見に行こうと思っています。
今月中旬には昨年見つかった大腸ポリープの切除が控えていたり
まだ始まったばかりだというのに
2014年は、なんて慌しい年なんでしょう。
さすが午年!走ってなんぼ!てな感じです。

そんなわけで大瀧さん、
あなたが逝ってしまったことは忘れることにします。
大晦日の出来事を思い出さなければ済むことですからね。
追悼なんて、重苦しいこともしたくありません。

うーららかー、な表通りを
僕は春に向って歩き出すことにしました。
春よ来い!そんな壮絶な言葉は
1970年の記憶の底に、あなたと共に埋葬します。



「今日を越えて」 岡林信康&はっぴいえんど


*

2014年1月4日

めでたくもあり、めでたくもなし



わけあって、
手入れの行き届いた植木が並ぶ
広大な庭を持つこの家から転居することになりました。
裏には竹薮、これもまた大家さんの敷地であり
全体で何坪あるのか見当もつかないくらい広いのです。
春にはタケノコがにょきにょきと顔を出し
その旬の旨さに舌鼓を打つことも出来なくなってしまうのが寂しい限り。

思えば此処に移り住んでから、もう10年が経ちました。
ペットも楽器もピアノも騒音も、果ては庭のバーベキューまで
何もかもがOKだった信じられないほどの環境だったもので
ついつい長く住み着いてしまったのです。
10年と言えばひとつの歴史、その間に犬一匹、猫五匹が他界して
長男の結婚や末娘の嫁入りなど、たくさんの思い出が蘇ります。

ここへ越して来た翌々年の2005年1月、
三十数年間も封印していた「かずら」の名前で僕が再び歌い始めたのも
この環境が後押ししてくれたような気がします。
生まれて初めての大きな事故に遭い、右半身の麻痺が半年も続いたことや
その事故の影響で自律神経を患ったせいか
右眼の網膜が壊死して2時間半にも及ぶ眼球手術を受けたこととか
10年の間に何と3度も入退院を繰り返しましたけど
どっこい元気に生きていられるのも、この家の守り神のおかげなのかも知れません。

そんな数々の歴史を刻んできたこの場所ですが
残念なことに、この旧い家は年内に取り壊され
竹薮も伐採されて広大な敷地は宅地に生まれ変わるそうです。
税金対策らしいですが、相続税って大変ですものね。

結果、僕や家族の沢山の思い出は跡形も無く消え失せるわけで
訪ねて来た友人たちの痕跡もまた、全て無くなってしまうのです。
けれど、人生の転機ってそんなものなんでしょうね。
先日、冥土の道の一里塚と書きましたが
この先の「はっぴいえんど」へと続く道をどう切り開いて行くか
そして、どう完結させるべきかを考えるには良い機会だと思っています。
大瀧さんの突然の死も、それを暗示してくれたのかも知れません。

日常の連続性を一度断ち切られる形になりますが
幸せな結末ってやつを僕なりに考えてみることにします。

でも幸せなんて
何を持ってるかじゃない
何を欲しがるかだぜ

「ゆでめん」ラストのこの言葉は
今でも僕の胸に突き刺さったままです。
この棘を抜くことは、たぶん死ぬまで無いでしょう。
否、抜きたくないんです。

*

2014年1月3日

Sayonara America.Sayonara Eiichi



ヴァン・ダイク・パークス氏がTwitterで
大瀧さんに哀悼の意を表してました。
https://twitter.com/thevandykeparks/status/418521586702905344/photo/1

さよなら亜米利加
さよなら詠一

粋な言葉で見送ってくれたものです。
嬉しかった反面、複雑な心境にもなりました。
65年間、彼の体に蓄積された膨大なアメリカンポップスが
一夜にして消失してしまったんですから。


ヴァン・ダイク・パークスとの突然の出会い、
ハリウッドのサンセット・サウンド・レコーダーズでの
「HAPPY END」レコーディング秘話についてはこちらを。
http://ja.wikipedia.org/wiki/HAPPY_END_(%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%A0)


*

2014年1月2日

冥土の道の一里塚



元日恒例、今年も家族がポンタ邸に集まり
大勢で賑やかに新年を祝うことができました。
皆が元気に顔を揃える、これほど楽しく幸せなことはありません。
このささやかな幸福に感謝しながら2014年は始まったのです。

長男一家が来るのを待つ間に
近所(と言っても20分ほどは歩きます)の神社へ初詣に出掛け
ポンタ一家と私の四人でお参りをして来ました。

私の引いたおみくじは当たり障りの無い吉、
良くもなく悪くもない、そんな一年だそうです。

「ゆきくれて  まよえる野辺のほそみちに さやけき月の  かげはさしけり」

目上の人のひきたてにより
思いがけぬ幸いがあります
心を引き立て奮発して一心につとめなさい
けれどあまり勢いにまかせて
心におごり生ずると災いあり

・・と、ありました。
要は自分次第、てことですかね。



大瀧さんの訃報から一夜明け
ようやく気持ちの整理がつき、ひとつ心に決めました。
僕、歌わなきゃだめです。
声が出る間は、ジジイになるまで歌ってなきゃならないんです。
おこがましいようですけど
先人たちと同じ時代を生きた者として
語り継ぎ、歌い継いで行くことが
残った者たちの役割であることに気付いたんです。

「門松は冥土の道の一里塚」
旧い友人がFBのコメント欄に書き記してくれました。
一休の狂歌で「めでたくもあり、めでたくもなし」と続くんですが
年を重ねることで一歩ずつ死に近付いて行くことを比喩しています。
そう、僕らの歳になると
やがて屍となる時間の方が確実に短いんです。
人の死を悼み哀れむよりも、今の自分に何ができるのか
それを考えることの方が重要なのです。
大晦日を前にして、慌しく旅立って逝った大瀧さんの
それは彼の茶目っ気たっぷりな遺言だったのかも知れません。

今年は激動の一年になりそうだと、昨夜のBlogにも書きましたが
ここから先の生き方が、大きく変わりつつあるようです。
予告から本編へと、毎日発信して行きます。
棲み家が移り、関わる全てが変わるやも知れませんけど
2014年は、僕にとっての転換期となりそうです。

冥土の道の一里塚、
何だかワクワクさせる歌じゃないですか!


*

2014年1月1日

扉の向こう側



物言わず
静かに去り行く筈だった2013年は
大晦日の朝に衝撃的なニュースを残し
呆然と佇む僕の目の前で
慌しくその扉を閉ざしてしまいました。
それはまるで
過去という時間に囚われるなと言わんばかりに。

でも、大瀧さん
あなたが居なければ
僕は歌っていなかったと思います。

ゆでめんと風街は
僕を目覚めさせた原点とも言える音に溢れ
その後のベルウッド盤にもインスパイアされたものです。

ナイアガラムーンをリリースした頃だったでしょうか、
福生のお宅を女房と友人で訪ね
母屋で晩ご飯をご馳走になってから
伽藍とした45スタジオに移り
朝までブラックジャックに戯れましたよね。
まさに、楽しい夜更かしでした。

朝がすっかり明けてから
皆で近くの定食屋に行き、生姜焼きを頬張った思い出が
今でも鮮烈に蘇ります。
けれど、あなたの言う通り
その大切な思い出の記憶はいつもモノクロームで
朝の眩しい光に目を細めたような映像でしかありません。

その後数回お会いしてますが、覚えてますか?
某百貨店で催されたニッポン放送の機材放出セールで
1インチのモノラル・オープンデッキを衝動買いした時も
哲ちゃん(故・岸本哲)と一緒に傍で笑って見てましたよ。

ナイアガラレコードを立ち上げてから
エレック、コロムビア、CBSソニーと渡り歩くうち
やがてロング・バケーションの大ヒットで
あなたは音楽界で著名な人物となりました。
でもね、NHKの夜のニュースで
時間を割いてあなたの訃報を伝える光景を見ていると
何だか不思議な感覚に陥ったのも事実です。

70年代初頭、はっぴいえんどは玄人受けはしていたものの
世間はあくまで亜流としか捉えてなかったんですからね。
ゆでめんも風街も、果てはナイアガラ・ムーンも
僕(ら)の密かな宝物だったんですもの。
それが大きく報道される現代が、不思議に思えてしまうんです。

哲ちゃんとはもう会いましたか?
布谷さん、元気にしてますか?

僕もいつかそちらへ行くんでしょうから
その折には僕の歌も聴いてくださいね。
哲ちゃん、それまで御大のお相手よろしく!



そんな年の初めです。
パッカーンと開いた新年の扉の向こう側が
空虚に思えるのは僕だけなのかも知れません。
けれど、
僕にとっては激動の年になりそうな予感がしています。
残った者として、動き始めなきゃ。

でも、
今夜だけは勘弁してください。
街角で一人、ぽつんとさせてください。

http://youtu.be/33jJd0G3QSA

*