元日恒例、今年も家族がポンタ邸に集まり
大勢で賑やかに新年を祝うことができました。
皆が元気に顔を揃える、これほど楽しく幸せなことはありません。
このささやかな幸福に感謝しながら2014年は始まったのです。
長男一家が来るのを待つ間に
近所(と言っても20分ほどは歩きます)の神社へ初詣に出掛け
ポンタ一家と私の四人でお参りをして来ました。
私の引いたおみくじは当たり障りの無い吉、
良くもなく悪くもない、そんな一年だそうです。
「ゆきくれて まよえる野辺のほそみちに さやけき月の かげはさしけり」
目上の人のひきたてにより
思いがけぬ幸いがあります
心を引き立て奮発して一心につとめなさい
けれどあまり勢いにまかせて
心におごり生ずると災いあり
・・と、ありました。
要は自分次第、てことですかね。
大瀧さんの訃報から一夜明け
ようやく気持ちの整理がつき、ひとつ心に決めました。
僕、歌わなきゃだめです。
声が出る間は、ジジイになるまで歌ってなきゃならないんです。
おこがましいようですけど
先人たちと同じ時代を生きた者として
語り継ぎ、歌い継いで行くことが
残った者たちの役割であることに気付いたんです。
「門松は冥土の道の一里塚」
旧い友人がFBのコメント欄に書き記してくれました。
一休の狂歌で「めでたくもあり、めでたくもなし」と続くんですが
年を重ねることで一歩ずつ死に近付いて行くことを比喩しています。
そう、僕らの歳になると
やがて屍となる時間の方が確実に短いんです。
人の死を悼み哀れむよりも、今の自分に何ができるのか
それを考えることの方が重要なのです。
大晦日を前にして、慌しく旅立って逝った大瀧さんの
それは彼の茶目っ気たっぷりな遺言だったのかも知れません。
今年は激動の一年になりそうだと、昨夜のBlogにも書きましたが
ここから先の生き方が、大きく変わりつつあるようです。
予告から本編へと、毎日発信して行きます。
棲み家が移り、関わる全てが変わるやも知れませんけど
2014年は、僕にとっての転換期となりそうです。
冥土の道の一里塚、
何だかワクワクさせる歌じゃないですか!
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