2013年4月30日

愚痴


明日から五月だというのに
西高東低の冬型の気圧配置だって?
この期に及んで北国じゃ雪が降るだと?
どうかしてるぜ、まったく。

心がウキウキするような
そんな春は何処へ行っちまったんだ。
おーい、能天気な春さんよー!

癪に障るんで
今夜は安いスコッチを飲んでいる。
西友で買った700円のウイスキーさ。

決して不味くはないんだが
やはりバーボンの方が性に合っている。
同じ棚に並んでた990円のアーリータイムスにしとけばよかった。
ケチ臭くてセコイ自分が嫌になるぜ。

今夜は少々怒りっぽい。

長引く風邪はちっとも良くならないので
薬を飲むのを止めてみた。
たぶん明日には治ってるだろうさ。

たぶんね。

*

2013年4月29日

こんな爺さんになりたい

アマゾンにCDの注文終了。
今回はジェリー・ジェフ・ウォーカーのベスト盤も加えましたが
ついでにジョン・プラインも頼めば良かったかしら?
などと、後になってから思ってしまいました。
83年のライブでアーチトップを弾いてる映像を見かけたもので・・
(カーターファミリーに目が行ったのも、ほぼ同じような理由からですけど)
ま、また次回にでもね。

それにしても
ジェリー・ジェフのステージってスリリングですよね。
この時代に生で観たかったなあ。


Desperados Waiting For A Train

そして晩年、彼はこんなにイカした爺さんになってました。
このユルユル感がたまりません。
テキサスっていいなあ・・
今は素直にそう思えるんです。



こんな爺さんになりたい・・

*

2013年4月28日

OFF!に惹かれる


アマゾンの輸入盤キャンペーン「3枚以上購入で10%OFF!」
4月30日までのようです。
http://www.amazon.co.jp/gp/feature.html/ref=amb_link_66526089_1?ie=UTF8&docId=1000273486&pf_rd_m=AN1VRQENFRJN5&pf_rd_s=special-offers-3&pf_rd_r=17T4SSPKM99DRH5433CP&pf_rd_t=201&pf_rd_p=130883329&pf_rd_i=B001GQNZWC

この機会に数点発注しておくことにします。
買いそびれていた(あの)ボックス・セットやカーター・ファミリーのベスト盤など
明日の夜にでもリストアップして注文しなくっちゃ!

うーん、迷うなあ。

*

2013年4月27日

Angel

寒いです、夜になってから。
もうじき五月だというのに
我慢できずヒーター点けちゃいました。

今日は四日ぶりに働いてきたのですが
病み上がりでいきなりのフルタイムはキツイです。
それでも老体に鞭打ちながら
なんとか乗り切ってきましたとも、はい。

今日から黄金週間が始まったとか。
連休なんて、私には一切関わりございません。
カレンダーの日付が赤かろうが青かろうが
黒字の日と何ら違いはないのです。
天気が良いだけに、ちょっと癪に障る・・

それでも、家に戻るとこの娘が待っててくれる。
お帰り~と、声を掛けてくれてるようで
それだけで私は嬉しくなるのです。


Godin 5th Avenue Kingpin
今はこの娘にメロメロな私なんです。
手に触れるたび、何かがインスパイアーされてばかり。
そんな活力を与えてくれるんです。

体の調子が戻ったら、この娘を携えてスタジオに入ろうかと思ってます。
ちょっと真剣に向き合ってみたい、そんな気にさせられるもんで。

素敵なネーミング「5th Avenue」繋がりで
Fifth Avenue Bandなんてゴキゲンなのもありましたね。
69年のアルバムからAngelでも。




*

2013年4月26日

カナダ娘が原点を教えてくれた


風邪をひいてしまい
三日ほど家でゴロゴロしてました。
喉の痛みは治まったので
明日から仕事場に復帰することにします。

薬を飲んでるせいもあるんでしょうけど
微熱が続くと、いくらでも寝てられますよね。
というより、起きてる間でも眠くなります。
体が「寝ろー!」と、命令してるのかも知れません。

うだうだしていた三日間ではありますが、
時間と体調の許す限りはカナダ娘と触れ合うことができたので
まんざら悪くない「休暇」となりました。
すぐに手が届く場所にアーチトップの彼女を置き
暇さえあれば弾いていましたから
お互いにずいぶんと馴染んできたように思えます。

サスティーンの少ないザクザクした音っていいですよね。
たぶんこれが、私の歌に本来あるべきサウンドなんでしょう。
クックハウス(現在はロニー&ロケットメン)の鈴木クンが私に言ってたことが
ようやくしっかりと理解できた気がします。
遠回りして来ましたけど、原点に着地したようです。

今日は窓を全開にして
部屋の空気を入れ替えました。

*

2013年4月25日

芸人


ナショナルギター製のSolid Body Electric Spanishというモデルを
生涯片時も離さずに現役を全うした、バタヤンこと田端義夫さんが亡くなった。
94歳、これからだっせ人生は!
こう記された自伝的映画「オース!バタヤン」の封切りを来月に控えての訃報である。

死ぬまで、なあんてケチなことは言わしまへん。
死んでからも歌ってまっせ!
死ぬかいな!!

晩年、大阪のファンを前にしてのライブでの言葉。
心底歌を愛し、大衆芸能としての音楽の道を歩み続けた男の生き様だった。
抑揚を感じさせないハイ・トーンの細い声は
演歌でもなくポップスでもなく、彼独特の世界がそこにはあった。
恨み辛みといったどろどろしたものを感じさせない、数少ない歌い手だったような気がする。

戦中戦後を生きた(芸人)バタヤンに合掌。



2013年4月24日

カナダ娘とTRIC


深夜の高速を名神~東名と乗り継ぎ、
遥々大阪からやって来たカナダ娘は、とてもいい顔をしていた。
この部屋に居る先代たちと比べても、間違いなく美人の類だろう。
5th Avenueという名前の通り、どこか都会的で洗練された顔付きをしている。
ヘッドにはmade in canadaと記され、昨今主流の中国生産ではないのも嬉しいところ。
モントリオールから北東へ約250km、Princevilleの工場で彼女は生まれた。
5th Avenue Factory Tour http://www.jes1988.com/godin/acoustic/5th_factory.html

ピックギターの中ではやや小ぶりな16インチのボディと、
8Cmの胴厚から成るアーチトップは取り回しが楽で扱い易い。
12-52のダダリオのニッケル弦もストレス無く弾きこなせて
Kingpinと名付けられたP-90タイプのシングルコイルPUは
ほのかに甘い音色で私の好みに近いものだった。

狙い通りのタッチとトーンに、思わず小躍りしたくなるほどだ。
これは使える。良き伴侶となりそうな予感がする。


そもそも、このモデルの存在を初めて知ったときは
コニャックバーストの旧いヴァイオリンみたいな色合いに惹かれたのだが
こうして見てみると、ナチュラル・カラーの端正さも悪くない気がする。

初めて手にしたアーチトップ、
いったいどんな関係に発展して行くのか楽しみで仕方ない。

ちょっと嬉しいオマケもあった。
ショップの案内では「汎用」と記されていたセミ・ハードのケースが、
実はTRIC社製の超軽量「専用」ケースだったのだ。
おまけに現行型とは異なり初期のジップ・カバー・タイプの物で
実売価格が1万5千円ほどもするとなると、これはいささか得した気分。
(Godinはケースが別売りなのである)


そしてその色合いが私の大好きなカーキだなんて、
これはもう持ち歩くのも楽しくなること間違いなし!
なんとも嬉しい結果となった次第である。

かつて泥舟の如く自然消滅した私のバンド、Mud Trick。
その泥の色にも似た一文字違いのTRICのライト・ケース。
これにも何かの縁を感じずにはいられないような出会いだった。

あいにくと昨晩から体調不良が続く身の上から
まだ存分には弾くことができないのが残念だが、
友人が言う通り、治ったら思い切りイチャつくことにしよう。

*

2013年4月23日

Freedom



1969年8月15日、40万人もの観客で溢れたウッドストック・フェスティバル。
歴史的な野外フェスは映画となり、北海道の片田舎の劇場でも上映された。

そのオープニングに登場したのがリッチー・ヘブンス。
Guildを掻き鳴らし、汗まみれでゴスペルの「フリーダム」を歌う姿は
アコギ1本とは言え、紛れもなくRockそのものだったのである。
当時高校生だった私が見た映像は、今も記憶から消えていない。
彼の存在を知ったときの驚きはそれほど強烈だったのだ。

あれから44年が過ぎ、
現地時間の4月22日、ニュージャージーの自宅で死去したそうだ。
享年72歳。

また一人、天に召された。


*

2013年4月22日

5th Avenue


不思議なもので
いいなあ、これ。そう思いながら数日が経過して
だんだんその気になって来た頃に
必ずと言っていいほど、目の前にバアーン!と現れるのです。
何かが引き合ってるんでしょうかね。

先日書き記したカナダの娘、Godinの5th Avenue Kingpinが
某ショップからUSEDのお手頃価格で売りに出されているのを発見したのです。
カラーは欲しかったコニャックバーストではなくナチュラルでしたけど
その割安感から思わず(酔った勢いで)クリックしてしまいました。

安部ちゃん、消費は上向いてるぜ!・・と、言いたいところではありますが
この損失をどう補填するか、貧乏な庶民としてはそれが悩みなのであります。
仕方ない、使っていない2、3本を売りに出すことにしましょう。

いやそれにしても
5th Avenueという素敵なネーミングにはやられましたね、コロッと。
ボディは16インチとやや小ぶり、P-90タイプのPUがやたらデカく感じます。
はたして期待した通りのタッチと出音なのか、今からワクワクです。


このところ、ニッケル弦が妙に気に入ってましたが
その究極は、やはりPUがマウントされたアーチトップなんでしょうから
ここへ辿り着いたのは、とても自然なことなんだと勝手に解釈しております。
決して衝動買いではありません、はい。

こいつが体に馴染んだ頃に
再び皆さまの前で歌い始める所存でございますので
どうか今しばらくの間、お待ちくださいませ。

・・こういう先の楽しみがあると、
何だか長生き出来そうな気になるから不思議(笑)
カナダ娘よ、早く逢いたいもんじゃのお!

*

2013年4月21日

いったい何なのさ!


四月も後半だというのに
窓の外では、ごおごおと北風の吹き荒れる音がする。
同じ凍て付く寒さでも
それが冬であれば、それなりに諦めもつくものだが
三月に夏日まで記録して
その勢いで早い時期に桜を開花させておきながらこれだとは。
あまりの寒さに、いったい何なのさ!
と、半ばキレかかってしまうではないか。

何事も徐々に徐々に。
四季それぞれの営みがあるこの国には
ゆっくりと遷ろう時間がなくてはならない。
それが風情というものだし、
朝晩の色や香りを感じられることが、
平和の象徴なのだと思う民も多く居ることだろう。
急激な変化を受け入れるだけの心の準備など
何ひとつ持ち合わせてないのが日本という国なのだ。

おや、話が逸れてしまったか・・

猫は丸くなって冬の寝姿に戻り、
きっと頭の中は混乱していることであろう。
暑くなったり寒くなったり
人間だって頭も体も、大混乱の真っ最中。

普通が一番、平凡が一番なのだと
いつもそう思うのだ。

*

2013年4月20日

またまた雨に祟られる


ビルの谷間のサーカス小屋。
辿り着いてみると、なんだか異様な光景でもありました。
それでもテントの中から漏れ聞こえる音楽と観客の歓声、辺りに漂う動物臭が
そこが紛れもなくサーカス小屋であることを知らしめているのです。

そぼ降る雨の午後、孫三人を招集して
席を確保するために並ぶ意欲を満々にしながら到着した爺さんは
無情にも入口に表示された「本日全公演満席」の赤字を目にしたのでした。

あははは。
笑って誤魔化すしかありません。
売店の前やテントをバックに、(お印の)写真だけ撮って引き上げました。


ポンタよ、ライオンさんや象さんを見せてあげられなくてすまんのぉ。
せっかくなので、次の土曜まで有効の「優先券」を貰い
長男宅と娘宅に家族分の枚数を授けましたけど、
爺さん婆さんは、がっかりな一日と相成った次第です。

寒くて遠くまでは行けないので、駅前のコレット・マーレに「避難」飯を喰うことにしたのですが
大人四人と暴れん坊な小童三人の集団ですから、店を探すのも一苦労。
7階に居酒屋ですがランチをやってるお店が見つかり、
おまけに奥の大きな掘り炬燵風の「隔離席」が取れたので入りましたけど
「軍鶏・黒豚の和食ダイニング芋蔵」ここ、安くて旨くてお得感満点ですね。
そしてそして
ランチタイムを過ぎて、おまけに騒々しい小童連れだったというのに
嫌な顔ひとつせずに接客して頂いた店員さんに感謝です。
おかげさまで皆が笑顔になれました。

食後は館内をぶらぶら。
ふと立ち寄った紀伊国屋書店にNHKグッズが置いてあり
ポンタに是非と、娘におねだりされて買っちまいました。


「お母さんといっしょ」に登場する(謎の生き物)ムテ吉であります。
ま、まさかこんな処にあるとは!
爺さんは(速攻)レジへと向いましたとさ。

それにしても・・
花見以来、三世帯が集まる日に限って雨が降るのはどういうわけさ!

*

2013年4月19日

カナダから来た娘



ねえ、
どうして君は僕の前に現れたんだい?

唐突な出逢い、
そのまま擦れ違いそうになったけれど
手が届きそうな処に君は居る。

コニャックバーストのアーチトップにP-90だなんて
おいおい、夢にまで出て来そうじゃないか。

罪作りなカナダ娘。
僕は今、君に夢中さ。


*

2013年4月18日

サーカスにはピエロが


子供の日も近いので
今度の土曜は孫たちを全員引き連れ
読売新聞の営業さんから頂いた招待券を握り締め
木下大サーカスを観に桜木町まで出掛けるのです。

招待券と言えば聞こえは良くても
所詮はタダ券、一般自由席なのでありまして
満席になると入れなくなってしまうのです。

それが悩みの種。
うまく入れたならおなぐさみ、てぇところでしょうか。

サーカス・・
獰猛な動物たちが繰り広げる芸の数々や
空中での曲芸に目を見張るものなんでしょうけど
私は(地味に)ピエロが好き。

そう、サーカスにはピエロが付き物なのです。

そんなわけで、往年のディランⅡの名曲、
「サーカスにはピエロが」を聴いてみましょう。
故・西岡恭蔵さんの生前の声も入っています。
サポートは中川イサトさん。
75年12月の神戸の音源のようです。



けどね、
この曲をディランⅡのアルバムで聴くまでは
私にとってサーカスといえばジンタだったんです。
なんとも言えない物悲しいメロディが
幼かった頃を思い出させます。

「天然の美(美しき天然)」



ちょっと古すぎたかしら?(汗)

*

2013年4月17日

Paranoia

なんだか
上手く事が運びません。
心と体のバランスが
崩れているような気がします。
春だから、なんでしょうか。

六十の人間が
言うべきことじゃないかも知れませんけど
思い通りに行かぬときは
塞ぎ込んでしまうんです。

何もかもを
放り投げ出す度胸があればいいのにと
いつもそう思ってしまいます。

そして
今宵もまた飲んでいるのです。



Kinks - Acute Schizophrenia Paranoia Blues


*

2013年4月16日

ついでのついで、到着!

ベッドの下や押入れに仕舞い込んであるケースからギターを出し入れしてるうち、
あっという間に時間が過ぎてしまい昨晩はBlogを更新できませんでした。
暖かくなってきたので、あれこれ試してみたいことが山積みだったもので、ついつい。
休日の前夜というのは、得てしてそういうものなのかも知れません。

今朝、某成田のショップから注文の品が届きました。
例の「ついでのついで」が幾つか。


早速ビル・ローレンスのシングルコイルPU、A-300をYAMAHAにマウントしてみました。
無骨な音を想像してたんですけど、ナチュラルでとても綺麗な音なので驚きました。
それはディーン・マークレーのTAHOEよりも柔らかな鳴りで、
ニッケル弦を張っているにも関わらず、あまりエレキっぽさを感じさせません。
NETではハイ上がりで硬質な音と酷評されているのを幾つも見かけましたが、
たぶんそれは低域が控えめだからなのと、ブロンズ弦での印象なんでしょうね。
このPU、間違いなくニッケル弦の方が相性が良いと思います。
楽しくなっちゃって、ずいぶん長い時間弾いてしまいました。

実際に手にするまで知らなかったんですけど、
このPUにはGeorge L'sのシールドとフォンプラグが付いてるんですね。
ヴィンテージ風な本体のデザインの古めかしさとは裏腹に、
精度の高いパーツが使われているのはありがたいことです。


あら、アップにしてみたらプラグにまでビル・ローレンスの刻印が。
こんなさり気なさが、ちょっと嬉しい気分にさせてくれるのです。憎いね~

しかしながら、細めでやや硬い素材のシールドですから
靴の踵で踏んづけてしまわないよう気をつけなければなりませぬな。
・・自信はありませんけど。

そしてもうひとつ。
ポンタに授けるべく注文した6インチのタンバリン、
ラテン・パーカッションの老舗、LP社製のCP376も無事到着しまして
日が暮れる頃に(それを届けるためだけに)娘宅へ車を走らせました。

さすがにまだ1歳と5ヶ月の幼児、
数回叩くと放り投げたり足で踏もうとしたりする始末で
薄い皮がじきに破られそうで心配になってしまいました。


いやあ、これもまた良い買い物でしたね。
鈴の音質はそこそこですが、皮の方は乾いたとても良い音がします。
ただ、それを無残に投げ捨てられるのを目にしてしまうと
パーカッション・プレーヤーである父親に使ってもらった方がいいかなあと
勿体なさが先に立つ私は、つい思ってしまうのでした。

ポンタよ、真面目に叩いてくれ。
無理かな・・(笑)

*

2013年4月14日

後ろめたさもあるんです


帰宅して、「トンイ」と「八重の桜」の録画を観終えてから
成田のショップに諸々の発注をしました。
もちろんポンタに授けるラテンなノリのタンバリンも。

ビルローレンスのPUも(ついでに)注文したので
到着したらYAMAHAに取り付けて音出ししてみます。
なんだか楽しみ。

けどねえ、
安いからといって、大手のネットショップを利用することで
細々と経営している町の楽器店を苦しめてるような後ろめたさもあるんです。
友人でもある松田氏の平塚のお店、リアリー・ミュージックのように
ポリシーと一徹さを感じさせるお店の存在ってとても貴重ですからね。

松田さん、ごめんなさい。
近いうちにまた何か物色しに行きます。

リアリー・ミュージック http://www.reallymusic.net/


*

2013年4月13日

ついでのついで


ポンちゃんが保育園で使う小さなタンバリンを探してるんだよねぇ。
ちゃんと皮が張ってあるやつを探してるんだけど見つからないのよ~
どっかで売ってないかなあ。。

と、カミさんに言われてたことを思い出した。
(この者に何か頼まれると、何事も面倒くさく感じてしまうのだ)

思い出したついでに、成田のいつものショップのサイトを開いてみると

・・あった。
お手ごろな6インチのサイズ、しかも名門LP社製の物が。
贅沢にも、玩具ではなく(ちゃんとした)楽器なのである。
これを買い与えて、ラテン・パーカッションに目覚めてもらうとするか。
ポンタめ、しっかり叩けよ。

そうだ、ついでにギターパーツも注文しておこう。
送料の負担が軽くなるし、
またなんか買ったのー!?と、カミさんから追求されずに済む。
一石二鳥ではないか。

ついでのついで。

他にご注文はありませんか?
パソコンの中から、若い女性店員が
笑みを浮かべながらそう尋ねてきたような

そんな気がした。

*

2013年4月12日

機械油の臭い?


昨晩の計画通り、ニッケル弦を張ったJ-45のピックアップを
L.R.BAGGSのM-1からディーン・マークレーのTAHOEに交換してみました。
予想的中。中域の張り出したエレキ臭い音になり、上下のバランスも良くなりましたが
わずかにハムが出るのと、PUの厚みのせいで強く弾くと6Eが当たってしまいます。
アコギの構造上、弦アースが取れてないため当たると強烈なノイズが出る始末で
下手をするとアンプのスピーカーを飛ばしてしまいそうな勢いです。
こりゃ困った。おまけにピッチも甘い。Gibsonのミディアムスケールのネックには、
やはり3Gが巻き線の12-52くらいを張らなきゃ駄目みたいですね。

それにしても、生音の音量の無さは当然ですけど
スタッフォードのD-28Eもどきのように、それなりにアコギっぽく響かないのは何故なんだ?
ガラクタ箱にもう1セット、ダダリオのXLが有ったので試してみることにしました。
YAMAHAの安いFGにGibsonのピックガードを貼った合板ギターに張ってみると・・


あら、恐ろしく元気な鳴りっぷりじゃありませんか。
音量は無いものの、生音がとてもよく響きます。これは心地好いかも。
しかもピッチが正確ときたもんだ!(驚)

結論として、ニッケル弦は650mmのレギュラー・スケールのネックで
なおかつ合板のボディの方が意外にも響きが良いということ。
決して単板モデルに張るような代物じゃあないということですな。
後日、ビルローレンスのシングルコイルのPUを入手して
このYAMAHAに付けてみることにします。
案外といい組み合わせかもよ!

・・て、何故ここまでニッケル弦に拘っているんでしょ?私。
弦に触った後の機械油みたいな指の臭いが好きなのかしらね(笑)

*

2013年4月11日

ガサゴソと


思い立ったらすぐに始めるのが私の流儀、
アジャスタブル・ブリッジのJ-45にニッケル弦を張ってみました。
ふだんはエレキの弦の買い置きなんてしてませんけど、
ガサゴソと探してみたら10年ほど前に買った(貰った?)ダダリオのXLが出てきたもんで。

スケールの短いギブソンに、10-46はさすがに細すぎたようで
やはり11-49くらいはあった方がいいんでしょうね、
ふにゃふにゃのテンションです。(当たり前か)

それはともかく、アンプに通してみると
マウントしてあるM-1のPUでは音が柔らかすぎで中域のメリハリがありません。
L&Rの製品ですから、たぶんブロンズ弦に合わせた音作りになっているんでしょう。
もう少し荒削りな音が欲しいところです。

うーん、これ買っちゃおうかなあ。


ビルローレンスのA-300、
アコギ用として作られているくせに何故か「スチール弦専用」という不思議。
値段も安けりゃ音もチープ、てぇところが気になる存在なり。
J-45用に成田のショップに注文しようか思案中なのであります。
あ、ついでに11-49のEXL115辺りも一緒に。と思いながらサイトを開いてみると
嬉しいことに以前よりも値下がりしてました。
円安の影響で値上がりする前に注文しておいた方が良さそうですな。

などと書きながら、さらにガサゴソと発掘作業をしてみると
記憶から消え去っていたこんな物が出て来ました。


ディーン・マークレーのTAHOEというブロンズ弦用のPUなんですが、
買ってはみたものの音が硬くてエレキっぽいので当時は好みに合わず
未使用のままガラクタ箱の奥の方に仕舞い込まれていた代物なり。
待てよ?これ、ニッケル弦には合うかもしれないぞ。と、少々の期待。
明日にでもJ-45のM-1と取り替えてみることにします。
初期不良だったのか、僅かにハムが出ていた気もしないではありませんが
一度試してみる価値はありそうですね。

いやあ、それにしても
恐るべし我が家のガラクタ箱!!
・・て、健忘症がひどくなっただけなのかも(笑)

*

2013年4月10日

Weathercock Blues


夜な夜な、部屋の隅で長らく眠っていたギターを取り出したりしてるもので
閉めきった部屋の空気が少し埃っぽく感じられます。

ニッケル弦を張ったアコギが近頃のお気に入りであることを
ここ最近のBlogに何度も書いておりますが、
じゃあ「本物」のエレキはどうなんだい、とばかりに
今夜は奥の方からこいつを引っ張り出してみました。

エピフォン・カジノ、韓国生産の時期なのであまり上物ではありませんけど
持ってるだけで何となく嬉しくなる(絵になる)モデルのひとつです。
2年ほど前に一度だけライブで使ったきり手入れもしてなかったので
錆びてはいないものの弦は完全に伸びきって死んでました。
ちょっとこれでは様子が掴めないので、後日弦を張り替えてアンプに通してみます。

とはいうものの、アコギの厚い胴に慣れてしまっているせいか
セミアコの大きめな形であっても、薄いボディには中々馴染めません。
私の場合、やはりドレッドノートのスタイルが一番しっくりくるようです。

そうなると、ますますJ-160Eを取り戻したくなるのでありまして
欲望が渦を巻きながら沸々と心を焦がしているのです。
気まぐれで尻軽な私。
毎度のことではありますが、困ったもんですね。



浮気者だとあいつは言うが
夢見る男は尻軽なのさ
熱い想いもいつかは冷める
イカサマ野郎にはなりたくねえ

風に流され風に彷徨う
おいらのあだ名は風見鶏
安酒あおって西から東
クッククックー風見鶏

「Weathercock Blues」・・(昨夜に続き)なんちって~な即興詩

*

2013年4月9日

空のギターケースのブルーズ

スタッフォードのMartin D-28Eのコピーモデルを引っ張り出してきて以来、
ニッケル弦を張ったアコギの音とタッチが妙に気に入ってます。
数年前、諸事情からGibsonのJ-160Eを手放してしまいましたが
その頃はブロンズ弦のみで、一度もニッケル弦を張ってみなかったことが悔やまれます。
P-90、きっといい音したんだろうなあ・・と。

アコギの場合はエレキと違い、サドルが非電導の素材ですから
ニッケル弦を張るとアースが取れなくてノイズが出るんですよね。
J-160Eはブリッジの裏側に鉄板を張ってアースを取ってましたけど
スタッフォードもノイズが全く無いところを見ると、たぶん同じ構造になってるんだと思います。

・・でも、ほんとかな?


私のJ-45にはL.R.BAGGSのM-1パッシブをマウントしてありますが、
ライブではエアーで拾うことが多いのでピックアップはほぼ「飾り」状態でした。
チープなエレキっぽい音に耳が馴染んでしまったこともあるので
ハムやノイズがどの程度のものなのか分かりませんけど
このまま何も手を加えないでニッケル弦を張ってみようかと思うんです。
音の太いM-1、果たして結果は如何に!

ああ・・
それにしてもJ-160Eとの別れが悔やまれる。
あの子の全てを知ることも無く、別の男の処へ行くのを許してしまったことが。



あの子は行っちまった
俺を置き去りにして行っちまった
あの子は行っちまった
俺に微笑みかけることもなく行っちまった

調子はどうだい、あれから
うまく行ってりゃ何よりだけど
空のケースが
今夜もお前を待っている
空のケースが
今でもお前の寝床なのさ

「空のギターケースのブルーズ」・・なんちって(笑)

*

2013年4月8日

名物


毎年、敷地内の竹林から収穫される
その旬の筍が今朝、大家さんから届けられました。

晩ご飯を待つ間、さっそく刺身で食してみましたが
その香りと食感に、今年もまた春を迎えられた喜びが湧き起こり
お日様と巡るめく季節に感謝しながらの晩酌となりました。

筍ご飯は我が家の食卓を彩る春の風物詩なのですが
いつの間にやら、かずら邸の名物となってしまったようで
その味を体験した者たちからは羨望の目で見られています。
とある者からは、桜が開花して間もない頃から
おねだりにも似たメッセージが送られて来たくらいです。
・・今年こそは筍祭りを催さなければ苦情が来てしまうかも(笑)

そんなわけで、
調子に乗って喰い過ぎてしまいました。
明日の朝には、頭から筍が生えているやも知れません。
髪の毛の間から何かが出っ張っていたとしても
それは角じゃないですからね!

*

2013年4月7日

あおぞら


夏の台風一過の青空とまでは行きませんが
嵐が去った後のお日様と空の色には心が洗われます。

土砂降りの雨の中を御主人様を乗せて走り
帰宅後も庭で強烈なシャワーを浴び続けた愛車Kクンは
朝を迎えると洗車した後のようにピッカピカになっておりました。

大量の水を被ったせいなのか
一時的にラジエーターのファンが回らなくなっていましたが
今夜帰宅した頃には(思い出したように)回り始めました。
明日修理に出さなくてはと思っていたんですけど、まずは一安心です。
旧い車ですから、接触不良でも起こしてたんでしょうかね?

お天気が回復したおかげで
世の中の人心はひとまず落ち着きを取り戻したのか
今夜は昨日のような「頭のおかしい方」の出没はありませんでした。
青空に感謝です。



バタヤンこと、田端義夫さんの自伝的映画が出来たんですね。
「オース!バタヤン」これは観ておきたいものです。
94歳にして今も現役、無類の女好きの人生、
小脇に抱えたナショナルギターも健在です。



主題歌がまたいいのです。

*

2013年4月6日

晴れたらいいね!

春の嵐、凄まじい雨でした。
仕事場からの帰り道がそのピークと重なり
大きな水溜りというか冠水した場所に入ると
その抵抗でエンジンブレーキが掛かったかのように
いきなり減速してドキッとしてしまいます。
水の圧力って凄いもんだなあと改めて思いました。

嵐の夜って、急激な気圧の変化からなんでしょうか、
頭のおかしな人がよけいにおかしくなって
いきなり狂い出すのかも知れません。
先日の嵐の日もそうでしたが、今夜も乱暴な口調の客から電話が入りました。
久しぶりに遭遇した典型的なクレーマーです。

一方的によく喋り、こちらが口を挟むこともできないまま
いきなり質問してきたかと思えば
こちらが答え終わる前に言葉を畳み掛けて来て
挙句こちらをボロクソに罵ります。

たぶん、世の中への不満が鬱積してると思われるその若い男、
電話の中では己が世界の王であることに酔いしれているかのようでした。
けれども聞いてる私はその汚らしい言葉を浴び続けるのみ。
自分の思い通りに事が運ばないとキレる、
そんな身勝手な、屑みたいな人間で溢れています。

私、そろそろこの仕事場からおさらばしようかと思います。
狂った人間共の相手をするのはもう御免ですもの。
正直言うと、明日は休みたいくらいの気分です。
大人げない・・ですかね。

明日は晴れるかな。
晴れたらいいね!



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2013年4月5日

わからない節


「景気」って、なんなのさ。

株価が上がって
購買意欲にも上昇傾向が伺える

なあんて言いながら
TVのニュース画像に出て来たのは百貨店の貴金属売り場、
「このところ百万円を超える物がよく売れてます」ですって。

そしてインタビューを受けた買い物に来ていた老婆、
「株が上がって、気が大きくなって、ぽーんと買いたくなっちゃった」ですと。

・・は?

いいかい、騙されちゃいけないよ。
そのうちTVや新聞はこぞって「景気は回復してる!」と言い出すに違いないんだ。
けどそれは輸出関連の大手企業の業績と、富裕層の懐具合だけ。
庶民には全く関係ないどころか、何のご利益もないお話。

ところが日本人てやつは無類のお人好しだから
周りで好景気の大合唱が始まると、ついその気になってしまい
流行?に乗り遅れまいと、金も無いのに贅沢してみたくなるものなのよね。

給料がどーんと上がるわけでもなく、
預貯金がふんだんにあるわけでもない、
そんな庶民が「ちょっと贅沢」したくても予算が足りない。
しかし世間体もあるから無理しちゃお!
その挙句がカード払いかキャッシング、
シナリオ通りに銀行さんが潤う結果となるわけさ。

低金利だ、今がチャンスだ住宅ローンだ。
おおそうだ、ついでに車も買い替えだ。
流れに乗ろうとする庶民の「購買意欲」によって
不動産会社と自動車メーカーと銀行と、この辺りはホクホクだろうね。

デフレからの脱却?
いやいや、アタシらはむしろデフレ状態がありがたい。
給料が増えることはないんだから、物価上昇は困るのことよ。

で・・

「景気」って、なにさ?
我が家の猫も、そう申しておりますが。。




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2013年4月4日

デンキカズラ

「あまちゃん」の舞台、北三陸市は架空の町であると
FBを通じて増渕英紀さんからご指摘がありました。
実際は久慈市だそうですが、知らなかったとは言えお恥ずかしい限りです。
増渕さん、ありがとうございました。

さて、今日は・・


VOXのアンプに繋いだこいつを終日弾き倒しておりました。
エレキでもなくアコギでもない、摩訶不思議な音色に酔いしれながら
およそ5時間ほど延々と。

楽しいです。無茶苦茶に気分を盛り上げてくれます。
新旧織り交ぜながら、たっぷり5時間の「自宅ライブ」
良きトレーニング(リハビリか?)にもなりましたが、
如何せん老体には少々堪えたようで、肩と背中の張りが今も治まりません(笑)

スチール弦のタッチに合わせて、馴染みの歌を手直ししたり
今までお蔵になっていた歌が全く別の形となって蘇ったり
楽器が替わると、そんな楽しさがあるんです。
いろいろ試してみましたけど、いい相棒となってくれそうな予感がします。

次に皆さんの前に姿を現すときは、たぶんこいつを携えていることでしょう。
「デンキカズラ」です。・・クラゲじゃないですよ。

5月か6月あたりにでも。
わ、楽しみ!!

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2013年4月3日

じぇじぇ!


月曜からスタートした連続テレビ小説「あまちゃん」が面白い!
http://www1.nhk.or.jp/amachan/

岩手県北三陸市を舞台にした宮藤官九郎の脚本、
それにキャスティングが私好みで、お得感が満点なドラマに仕上がっています。
ナレーションを兼ねた祖母役が宮元信子ときたからには
まるで往年の伊丹十三の映画を観てるような楽しさと展開の早さがあって
これ、ほんとにNHKの朝ドラなの!?と、つい疑いたくなってしまうくらいです。
時折登場する鉄拳のパラパラ漫画もいい味付けとなり、
この三日間だけでも毎日帰宅してから録画を観るのが楽しみで仕方ありません。

ちょっと見てくださいよ、この顔ぶれ。
主人公を演じる新人の能年玲奈(この子も実にいい!)の他、
宮本信子、小泉今日子、有村架純、尾美としのり、蟹江敬三、渡辺えり、菅原大吉、
木野花、でんでん、美保純、片桐はいり、杉本哲太、吹越満、吉田正義、安藤玉恵、
塩見三省、平泉成、八木亜希子、北見敏之、小池徹平、橋本愛、薬師丸ひろ子(順不同)

朝ドラにしては豪華すぎますよね。
おまけに適材適所のキャスティングがテンポの良さを生み出して
わずか15分の1話がとても濃厚に感じられてしまいます。

この春オススメの朝ドラ、まだの方は是非一度ご覧になってみてください。
じぇ!と目を丸くするかも知れませんよ。



(注釈)
「じぇ」袖ヶ浜周辺の方言、びっくりしたときに使う言葉。
さらにびっくりしたときは「じぇじぇ」となるそうです。

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2013年4月2日

紛い品ではありますが・・


ニルヴァーナのカート・コバーンが愛用したことでちょいと話題にはなったけれど
発売当時は本国アメリカでも愚作と酷評されたマーチンのD-28E。
ほとんど売れないまますぐに生産をやめてしまったという幻のエレアコであるが、
そのコピーモデルを黒澤楽器がスタッフォード・ブランドで販売していたのがこいつ。
けれど人気の無かったモデルをコピーしたとしても売れるわけが無く、
販売店の人間でさえ「駄作だ」と言い放っていたくらい気の毒なこいつ。
オリジナルが辿った道と同じく、すぐに生産終了となって店頭から姿を消した。

私の手元にあるのは、3年ほど前にNETで某ショップから購入した中古品。
たまたま見掛けて「わ、なにこれー!」と、喰いつきざまに注文をクリックした代物だ。
格安だったこともあり、言ってみればオヤジ的衝動買いか。
数日後にはハードケースごと大層な梱包資材に入れられ大阪から我が家にやって来た。

笑っちゃうくらい「もどき」な作りに感心してしまうほど厳ついボディ。
ピックアップの特性からスチール弦しか張れないけれど、生の音量は案外とデカイ。
アンプを通すと、エレキでもなくアコギでもなく、なんとも不思議な甘い音が出る。
例えて言うならフルアコに近いものなのかも。
マウントされてるのは安物のPUなので当然レンジも狭い。
けれども、それを超越する存在感がこいつの魅力で今まで手放せないでいた。


こいつを弾きながら何を歌ったかは覚えてないが、
かなり前に一度だけライブで使ったことがある。
薄っぺらなエレキのボディとは違い、胴厚のあるドレッドノートだと
座って弾くにはちょうど良い腕の角度となり、いい塩梅なのである。

SF-S1と銘打たれたMADE IN KOREAの紛い品、
ちょいとこいつを調教してみたくなった今日この頃なのだ。

本家本元のカート・コバーンはこんな感じ。
ジミヘンと同じようにレギュラーモデルをレフティに構えて弾いております。
カッコイイねぇ。。


Nirvana-Pennyroyal Tea



Nirvana-The Man Who Sold The World

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2013年4月1日

始まりの季節


今日から四月、始まりの季節です。
1歳と4ヶ月になったばかりのポンタですが
来月から母親が仕事に復帰するため保育園での生活が始まります。
マザコンのポンタ、大丈夫なんでしょうか?
ちょっとどころじゃなく心配になります。

先日の(寒い寒い)花見、公園の脇で菜の花をバックに撮った後
ひとつの歌が何度も頭の中を流れてました。(脳味噌が単純な構造なもんで)
情景を思い浮かべながら口ずさんでみると、なんて素敵な歌なんでしょう!
菜の花の淡い匂いが日本の風景に溶け込んで行きます。


『おぼろ月夜』
作詞:高野辰之 作曲:岡野貞一 


菜の花畑に 入日薄れ
見わたす山の端 霞ふかし
春風そよ吹く 空を見れば
夕月かかりて 匂い淡し

里わの火影も 森の色も
田中の小径を たどる人も
蛙の鳴くねも 鐘の音も
さながら霞める 朧月夜


童謡唱歌も歌ってみたくなりました。


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