2013年4月21日

いったい何なのさ!


四月も後半だというのに
窓の外では、ごおごおと北風の吹き荒れる音がする。
同じ凍て付く寒さでも
それが冬であれば、それなりに諦めもつくものだが
三月に夏日まで記録して
その勢いで早い時期に桜を開花させておきながらこれだとは。
あまりの寒さに、いったい何なのさ!
と、半ばキレかかってしまうではないか。

何事も徐々に徐々に。
四季それぞれの営みがあるこの国には
ゆっくりと遷ろう時間がなくてはならない。
それが風情というものだし、
朝晩の色や香りを感じられることが、
平和の象徴なのだと思う民も多く居ることだろう。
急激な変化を受け入れるだけの心の準備など
何ひとつ持ち合わせてないのが日本という国なのだ。

おや、話が逸れてしまったか・・

猫は丸くなって冬の寝姿に戻り、
きっと頭の中は混乱していることであろう。
暑くなったり寒くなったり
人間だって頭も体も、大混乱の真っ最中。

普通が一番、平凡が一番なのだと
いつもそう思うのだ。

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