2013年7月31日

知らぬが仏

昨晩に続き、今回のエアコン設置について。

ネット上では極めて評判の悪い「量販店の設置業者」
その資質に差はあるものの、いわゆる配送+α的な程度のレベルだと言われています。
私の家に来た業者さんは、1台当たり2時間ほど掛けて丁寧に作業して行きましたが
悪質な場合は壁を傷つけたり、雑な作業で30分ほどで終わらせる者も居るようです。
ただ、如何に生真面目で丁寧な仕事をしたからと言っても
取付施工以外のエアコンの専門知識と技術に関しては疑問が残ります。

そのひとつがコンセント。
2階は元からセパレート型で壁に専用コンセントも付いてたので問題無いのですが、
私の部屋は旧い窓用エアコンで、その電源は一般の二口コンセントから取っていました。
ここに住んで10年、夏が来る度に当たり前のようにそこへ繋いでいましたけど
ブレーカーが落ちたり、プラグやコンセントが発熱することもありませんでした。
しかし今回はそれを撤去して、セパレート型の室内機が壁に取り付けられたので
当然専用コンセントが追加料金で設置されるものだと思っていたのです。
ところが業者曰く「15Aの延長コードでそのコンセントに繋いでも構いませんよ」
(え?いいの??)一瞬耳を疑いましたが、
ああそうなんだあ、今までもそうだったしなあ~と、納得してしまいました。

後から考えると、仮にそのとき専用コンセントの工事をお願いしたとしても
今どきの繁忙期の設置業者は電気工事士の資格を持ってませんから
あっさりと断られていたでしょうけどね。

ちなみに私の部屋に設置したエアコンは小型・低能力の物で
冷房能力2.2Kw、消費電力545W、運転電流6.41Aと、かなり小さな数値ではあります。
日頃から他の家電製品を併用しないよう心掛けてましたから
これから先も問題は無いと思うんですが、安全を考えると専用回路は必要でしょうね。

それともうひとつの疑問が室外機のアース。
側面にアース端子はあるのに何も付いていません。
マニュアルでは単相100Vの製品でも義務付けられてると思うんですけどね。
今日、気になって(虫除けスプレーをかけてから)見てきましたが
配管類は綺麗に施工されている反面、室外機からアース線は出てませんでした。
省いても良い条件はあるみたいですけど、地面置きの我が家は必要なのでは?
ついでに古くから有るリビングの室外機を見てみると
これまたアースは取られていませんでした。謎が深まります。

単相100Vのエアコンて、こんなもんなんですかね?
どなたか電気工事に詳しい方、事の真相をご教授願います。

余談ですが・・
リビングのエアコン、すでに20年ほど経過してると思うんですけど
その室外機の設置場所はと言うと、なんとプロパンガスのボンベ直近!!
今まで全く気にしたことはありませんでしたが、
今回様々な文献を目にするうち、完璧にNGであることに気付きました。
知らぬが仏、怖い話ですよね。

*

2013年7月30日

真空引き??

昨日取り付けられたエアコン2台、
いったい幾らなんだろうと思いヤマダ電機を検索してみると
(大家さんがヤマダ電機に発注したと言っていたので)
あららら・・この店舗の取付業者、評判悪いようですねぇ。
相当数の書き込みがありました。
丁寧に作業して行った我が家に来た業者は
他に比べると当たりだったのかも知れません。

ただ、気になる点がありました。
取付前の真空引きという作業、初めて耳にしましたけど
空気と水分を抜いて冷房効率を高める大事な工程らしいのですが
たぶん、これはやってませんね。
しっかりした業者なら真空ポンプを使って必ず行うそうです。

で、それを省略して現場で横行してるのが
設置後のチェックと称して最大出力で数分間作動させること。
エア抜き、なんですかね?
そういえば、配管を延長して室外機を1階に置くようにした2階のエアコンは
設置後20分くらいギンギンに冷えた風を吐き出していました。
一方、私の部屋はそれさえも無し。

せっかく褒め称えたといのに、だめじゃん。

ちなみに・・
一般的な標準設置の費用1万円の内、委託業者の取り分は4千円だそうです。
我が家は2台だったので8千円なんでしょうけど
追加工事の料金は全額業者の懐に入るらしいですね。
2階から1階までの配管延長(約6mほど延長)で14700円請求されましたが
ネットで調べるとm/2000~3000円が相場のようなので、まあ妥当な金額だったんでしょう。
(大家さんの名前で領収書をもらってるので後日戻って来ますけどね)

エアコンの設置なんて、一生の間に何度も経験しないでしょうから
見過ごしたり、無駄な費用を掛けたりしかねませんので
自分で費用を負担する場合は事前にあれこれ勉強した方が良さそうだなと
今になってから思うのでありました。

*

2013年7月29日

えあこん


雑然とした部屋をちょっとだけ片付けて、旧い窓用エアコンの撤去と
新しいエアコンを取り付ける作業が出来る程度のスペースを作りました。
そう、今日は待ちに待った工事日だったのです。

1時半頃になってから、やたら物腰の低い職人さんがやって来て
設置方法や取付位置を確認した上で工事開始。
室外機が屋根に乗っかっていた2階の方は思った以上に難工事のようで
今回は無難な策として1階の地面に室外機を置くことにしました。
配管の延長は10mちょっと、さすがに追加料金となりましたが
実はこの追加分も大家さん負担だったのであります(感謝!)

ただし竹薮と隣接した2階の屋根ですから
苔が生え、おまけに午前中の雨で濡れたせいで滑って危険な状態でしたが
二人の職人は笑顔を絶やさず、とても丁寧な仕事をしてくれました。
(たぶん、やぶ蚊にかなり刺されたと思います)

足場の悪い2階の作業に手間取ったこともあり、
私の部屋が終わった頃、時刻は5時半になろうとしていました。
計4時間黙々と作業してくれた彼らに感謝です。
まだ次の現場があるというのに、手を抜かず雑になることもなく
きちんと仕事をやり終えて行く職人気質の姿勢は立派ですよね。
これぞプロ!私も見習わなきゃ。

財布に余裕があればチップを差し上げたいところでしたが
冷たいお茶しか振舞えなかったのは申し訳なく思います。
「終わってから一杯やんな!」と、札を差し出し
若い衆にそんな台詞を吐くのも、歳相応にちょっとした願望なのですが・・


私の部屋、場違いなくらい立派な室内機が取り付けられました。
古い木造の家の、この部分だけ異彩を放っています。
ふと目に入ると違和感があって、ドキッとするくらい落ち着きません。
大家さんからの思わぬプレゼント、ほんとに戴いちゃっていいんでしょうかね。

夜、シャワーを浴びてから電源を入れてみました。
設定温度28℃、微風、おまけにパワーセーブ、省エネを通り越したその「貧乏設定」
さすがに外気温と同じでは快適な涼しさを実感できませんでした(笑)
サッシを開けると心地好い風が入って来るくらいの夜ですしね。
果たしてその実力を発揮する日は来るのでしょうか?


2階のカミさんと長女の寝室もハイテク化されました。
これでようやく蒸し暑い夏と厳しい寒さから解放されると喜んでおります。

めでたしめでたし。

*

2013年7月28日

日常

家にiPhoneを置いたまま仕事場へ行ってしまった。
気付いたのは駐車場に着いてから。
車を停め、バッグから取り出そうとしたら
・・あれ?

出掛ける前にチャージしていて
そのまま置いてきてしまったのだ。

不便、というより
空き時間にやることが無くて退屈。
依存症とまでは行かないまでも
もはや体と日常の一部として
欠かせない存在であることは否めない。

帰宅してから
半日分の膨大なタイムラインを
ぴゅうーっとスクロールしてしまった。
重要な案件やら出来事が何も無かったことを祈るのみ。



昨日は病院の治療と検査で疲れ果て
馴染みの店の10周年記念パーティーに顔を出すことが出来なかった。
残念。そして申し訳ない気分。


深夜になってからJ.J.CALEの訃報を知った。
二十歳くらいのとき、このリアリーのアルバムは
何度聴いたか分からないくらい大好きなミュージシャンだった。
1stのナチュラリーと、2ndのリアリーは、今でも事あるごとに聴いている。
未だにアナログ盤も手放さず大切にしているほどだ。

カリフォルニア州ラホヤの病院で心臓発作、享年74歳。
悲しいけれど、いつかはこんな日が来てしまうわけで
残された者たちは生前の思い出に浸るしかない。
40年前の真っ白だったジャケットは黄ばみ、薄汚れてしまったけれど
針を降ろすと色褪せることのない音楽をひたすら奏でてくれる。
それでいいのだと思う。

子宮蓄膿症と腎不全を患っている我が家の猫は
ときおり数粒の餌を頬張るものの
その姿は病魔と闘っているわけではなく
静かにお迎えを待っているかのように見える。
もう後ろ足が思うように動かず、床でじっとしているだけ。
語りかけるとニャアと応える。
あと幾日生きてくれるのか、これもまた自然の成り行きなのだと
そう思うようにしている。

日常とは、そんなものだ。

*

2013年7月27日

TEN YEARS AFTER


ときには無人船が停泊することもある
1号線沿いに在る憩いの港が
今年で10年目を迎えたそうな。

すっかりご無沙汰してしまった挙句
今夜のアニバーサリーパーティーまで欠席してしまった。

ご店主さま、
お集まりの皆さま、
10年という節目の夜に顔を出せずすみません。

祝いの言葉はいずれまた。

(画像は店舗関係者から拝借・加工)



国道沿いのドアを開けて
今夜も君がやって来る
排気ガスの臭い纏って
笑顔の君がやって来る

南へ下る避難民は闇に彷徨い
故郷を想うと空を見上げた
      
淋しいのかい?NO NO NO
哀しいのかい?NO NO NO
今居る場所が在ればいい
NO BORDER

古い椅子に腰を掛けて
煙草の紫煙くゆらす
硝子越しのテールライト
見つめる先に明日がある

波間に浮かぶ無人船の灯りが見えたら
あの女のこと思い出して酒をあおるのだ

淋しいのかい?NO NO NO
哀しいのかい?NO NO NO
今居る場所が在ればいい
NO BORDER

空っぽの未来思いあぐね
笑顔の消えた君も
重い足を引き摺って
この扉を開けよう

魔法の呪文唱えたら三つ数えて
七つの海を渡る風になるんだ

淋しいのかい?NO NO NO
哀しいのかい?NO NO NO
今居る場所が在ればいい
NO BORDER

災いのない世界なんて
何処にも無いのさ
崩れ堕ちる瞬間には
女神が抱き締めてくれる

夜明けのない朝にも陽はまた昇るさ
さあ泥船に乗って海へ繰り出せ

淋しいのかい?NO NO NO
哀しいのかい?NO NO NO
今居る場所が在ればいい
NO BORDER


*

2013年7月26日

ニッポンの夏!

何か聞いて欲しいことがあるときは
大きな声でにゃあにゃあとたくさんお喋りする子でしたけど
そういえばここ数日はあまり喋ってくれてなかった。
その変化に気付いてあげられなかったのが残念です。

昨晩、お尻から大量に出血した飼い猫は子宮蓄膿症と診断され
今日は全く症状が無いものの、やはり手術するしか治療方法はないそうです。
ただ彼女は13歳と高齢であることと、腎臓が全く機能してないほどの数値から
手術に耐え得る体力も無く、術後の回復も約束できないどころか
最悪の場合は手術中に亡くなる可能性まであると言われてしまいました。

手術か否か、その選択を迫られたわけですが
躊躇なくリスキーな手術は避けることにしました。
通院で時折点滴を受けながら、我が家で自然に暮らすことを選んだのです。
たぶん彼女にとっても、病院での治療は相当なストレスでしょうし
今まで通り住み慣れた家に居る方が気楽だろうと思うんです。

待合室で末期の乳がんに侵された15歳の猫を連れた女性に話掛けると
餌を全く食べないので定期的に点滴を受けに来ているそうでした。
その子、病気だとは分からないくらい綺麗で若々しい顔つきで
飼い主さんの膝に大人しく抱かさったまま静かにじっとしてました。
やはりお家と家族が一番なんでしょうね。
人間もこれくらいシンプルに治療方法を選択できればいいのになと
つい思ってしまいました。
高額の医療費を掛けてまで体に負担を与え、
治る見込みも無い治療のために大量の薬と無機質なベッドだなんて
やだやだ、私はまっぴら御免です。

帰宅して夜になってから、餌を少し食べ自発的に水も飲みました。
おしっこもしましたけど血尿ではありません。
けど、いつもの寛いだ様子は無く、深く眠ることもしません。
2時間半に及ぶ検査や治療で疲れきっている筈なんですけどね。
たぶん昨日から熟睡してないと思うんで、それだけが気掛かりです。


夕刻から太鼓の音が鳴り出したんで
カミさんと近所の公園まで夏祭りを楽しみに出掛けました。
家からすぐの場所で毎年催されるこの祭り、休みと重なると必ず来ています。
今年は例年以上に人が多かったような気がします。小さな子供たちも沢山!
日本の夏、平和な営み、これに勝る幸せな暮らしはないですよね。
歴史や伝統が途絶えることなく受け継がれて行くことが大切なんだと思います。
春の桜もそうですが、夏の祭りを迎えて気付くのは平穏な社会です。
ああ、今年もまたこの季節がやって来た。
そう思わせる日本の四季は、世界に誇れるほどの文化と一体です。
この平和な風景が永遠でありますように・・
いつもいつも、そう願ってしまいます。


射的に胸躍らす子供たちの姿、昔と何も変わってなくて笑っちゃいました。
「武器」じゃないんですよね、子供らにとっては「鉄砲」なんです。
それも裸電球の下で景品を撃つための。
これまた平和で健全な光景です。


最後に子供たち全員に花火が配られ、一斉に点火。
ほのかな火薬の臭いと煙が立ち込めると、もう夏全開の気分になりますね。
いいなあ、ニッポンの夏!

私があれこれ見とれているうちに、
ふと気付くとカミさんが十代のアメリカ青年二人に話し掛けられ
なにやら楽しそうにずっと喋っておりました。
Tシャツの襟に小さなプレートを付けていたので
おそらく宗教関係だろうと思っていたら、案の定モルモン教の宣教師たちでした。
家のこれまたすぐ近くに協会が在るんですよね。

「あなたにまたお会いしたいです、お家に行ってもいいですか?」
こんな際どい台詞を受け流しながら、カミさんえらく楽しそうでした。
ずいぶん長い時間喋ってましたよ。
彼ら、隣に居る私には一言も語り掛けず、ずっとカミさんとだけ。
終わってからカミさん曰く、
なんでこんなに大勢の人が居るのに私だったんだろうねと。

その時は言いませんでしたけど、たぶん勧誘に弱い相なんだと思いますよ。
その昔、訪問販売で40万円もの高額学習教材を即決した女ですもの!!(笑)

*

2013年7月25日

猫と私


どうにも調子がよろしくないので
明日、病院へ行って診察してもらおうと思っていた私なのだが
あろうことか13歳の白猫が私よりも急を要する病となってしまった。

今まで病気などしたことも無く自然治癒力の強い娘だっただけに
お尻からの出血はとても心配だ。
私の方は明後日に延期して、明日はこの子の診察を優先することにした。

けれど、ペット保険に入っていないので
いざ入院や手術ともなると莫大な費用が掛かってしまう。
たぶん私の病も入院が必要となるだろうし・・
両方の医療費を考えると、とても困った状況だ。

私の体を心配して、夜更かしせぬよう友人から忠告された。
酒、煙草、夜更かし、どれも体に悪いことばかりなので
少しは改めようかと思うのだが・・

猫も私も、診察結果が心配だ。

*

2013年7月23日

悲しき夏バテ

ちょっとヤバイことになってきた。
金曜に病院へ行って来ます。
手術と入院になるかもなあ。

体のあちこち、ボロボロです。
60年間、酷使してきた結果でしょうか。
部品交換できればいいんですけどね。

週末のパーティー、顔出せるか微妙な雲行き。
行けなくなったらごめんなさいね。
でも、10周年おめでとう。
偉大なる足跡だよ。

ああ・・
なんか重苦しい気分。
バテバテ。


「悲しき夏バテ」 布谷文夫


*

2013年7月22日

う・・


価格高騰から、去年は穴子の蒲焼で我慢した。
今年はちゃんとした店で「本物」を食べたいなあ~とは思ってみたものの
値段は年々上がるのみ、やはり諦めちゃおうかねとカミさんと話してた。

しかし、テレビを観ていると
どのチャンネルも今日は選挙結果と鰻の画像でいっぱいだ。
脂の乗ったテッカテカの蒲焼を何度も目にするうちに
突然プチッ!と何かが切れた。
我慢の限界、辛抱の糸が切れたのだ。

してやられた。
これがメディアの罠なのだ。

景気は上向いてるんですよ~
土曜の丑の日は鰻を喰わなきゃだめですよ~
たまには贅沢しましょうよ~!
とばかりに庶民を煽る。
まんまとその策に嵌ってしまったのが情けない。

だが糸が切れたままでは成す術もなく
せめて西友の安いやつでもいいからと夜になってから覗いてみると
あったあった、国産うな重¥990の更に3割引きの格安品が。
尾っぽの部位ではあるが、どうせ気休めこれで我慢すんべぇ。
かくして¥693の(安っ!)宮崎産うな重にありついた次第。

味は・・普通。
普通に鰻の味。
鰻を喰ってることを実感できる味。
旨いのだけれど、悲しいかなその程度の感想。
いや、味以前に
今年は鰻を喰えたという満足感でお腹いっぱいになった感覚と言うべきか。

「おいおい鰻ってぇやつぁなあ、老舗の名店で肝吸い付きを喰うもんでぃ!」
威勢のいい江戸っ子の兄さんに叱られそうで肩身が狭くなった。
確かにそうだ、うな重はスーパーで買うもんじゃない。
暖簾を潜って、その芳醇な香りが立ち込めた専門店で喰うものだ。
そう思うと、ちょっぴり虚しくなった。
穴子ではなく(本物の)鰻であったとしても、
やはり今夜食べたのは紛れもなく紛い品なのだから。

所詮、現実はこんなところだ。
景気が上向いてるというその論理の出所は
株価と新車の販売台数と、百貨店の売上などなど。
高額商品がよく売れるようになりました!と店員が胸を張って言ったとしても
今どきデパートへ買い物に出掛けるような裕福な人間はそうそう居ない。
消費者物価指数を押し上げることに貢献している中流家庭から下は
データに反映されることも無く切り捨てられてるようなもんだ。
そこに矛盾がある。

友人と連れ立って、老舗店で旨そうに高いうな重を頬張る労働者の姿なんて
やらせでもない限り、今では目にすることも無いだろう。
そりゃそうだ、うな重一膳で一晩の飲み代くらいになってしまうんじゃ
たとえ一年に一度だけだとしても、勿体なくって軽々しく喰うことなど出来やしないさ。

好景気を煽るねぇ、メディアは。
前政権の(自称)どじょう内閣を思い出して吹き出しそうになった。
いいねえ、あの貧乏臭い名前は現実的で。
それが今はアベノミクス、魔法みたいに神秘的な響きだわあ。
場末のペテン師にゃあ真似できない「プロ」の手口だね。

あーら、現代的だわね。
渡さんの声が聞こえて来そうな夜だ。

友人の真似をして、来年からは「う」の付く物を喰って気を紛らすとするか。
土曜の丑の日の生みの親、平賀源内さますみません!

*

2013年7月21日

敵タナトスを想起せよ


投票率52.49%(朝日新聞中間集計)の数字を残して
選挙フェスという祭りは終わった。
心の中には勝ちも負けも無く
はたまた喜びも虚しさも無く
淡々とTVの開票速報を見ている自分が居た。
三宅洋平クンの言葉を借りるまでもなく
これは戦いではないんだ、そう言い聞かせているかのようだった。

3.11以降、この国の民は明らかに変わろうとしている。
何が間違いで何が正しいか、明確な答を誰もが持ち得たことで
それが人を動かし国を動かす大きな力になろうとしているからだ。
仮に今回の選挙結果がどうであれ、
問題を提起して己の言葉で語り始める若者たちの登場は
この国の先が見えない未来にも一筋の光となってくれる筈だ。

投票所へ行こうとしない多くの若者たちを責める気持ちは無い。
この国の将来がどうなっても良いのか、などと
良識者ぶって声を荒げるつもりも毛頭無い。
棄権も白票も、それはそれでひとつの意思表示なのだから。

でもね、心の奥で燃え上がるアンチテーゼだけは忘れないで。
おかしいだろ、なんか変だろ、その気持ちさえあればいい。
いつかそれを表現できるようになるまで
火を絶やさずに現実を見つめていてほしいんだ。

数千人の機動隊と放水車、群衆に水平撃ちされる催涙弾。
応戦する投石と火炎瓶は東京の街を戦場と化しながら
国家権力という強大な「敵」と対峙していた60年代とは違い
右も左も無くなってしまった現代に「敵」を明確に探し出すのは難しいことだ。
おまけに70年代以降は皆が優しい顔に変わってしまい、
いったい誰が悪党なのかも分からなくなってしまった。

60年代後半から、ソニーがトリニトロンで飛躍的に業績を伸ばしたのは
アメリカの戦闘機のモニターとして採用され、その性能が認められたからなのさ。
そう、ベトナム戦争に加担していたと言ってもいい。
「ソニーのテレビは血を映す」反戦集会には替え歌で歌われていたくらいだ。
その後ウォークマンのヒットなどでより巨大化して行った経緯がある。
他にも恩恵に与った企業は幾つもあるくらい、戦争や紛争は商売として儲かるのだ。
それが戦争の親玉という奴、銭儲けには貪欲な奴らだ。

今はどうだ、戦争が無いので今度は原発を売り歩いてる。
被爆国であり、未曾有の事故の収束も出来ない状態であるにも関わらず
世界中に放射能の危険を撒き散らす魂胆かい。
その受注益で経済再生だ?なんてこったい、恥ずかしくて世界に顔向けできないよ。
おかしいだろ?なんか変だろ?
この国を動かしているのは政治家じゃなく、奴ら死の商人たちなんだよ。

そんな見えない敵が居ることを、頭の片隅にでもいいから覚えておいて。
そしていつか、声に出して、行動してほしい。
そう思うんだ。



敵タナトスを想起せよ


*

2013年7月15日

涼しい、というか肌寒い


な、なんですの!?
この、夏が終わって秋が来たみたいな今夜の気温は!!
涼しいというか、肌寒いくらいですけど。

極端やなあ。
猛暑疲れで束の間の休息とは言え
どうせまた暑くなるんでしょ。
アップダウンが激しすぎですわ。

我が家のエアコン工事日は29日に決まった模様。
昨日友人がFBに2週間以上待たされると書いてありましたけど
やっぱりそうなんですねぇ、工事業者さん忙しすぎて嬉しい悲鳴か。

この驚きの涼しさ、工事が終わるまで続いてくんない?
・・無理よねぇ。

ちなみに私の部屋、ゴージャスにも室外機付きのタイプになるみたいです。
今までのが30数年も経った旧い窓用だったというのにさ。
大家さん、そこまで豪華にしてくれなくてもいいんですよ。
ネットで探したら2万円ちょっとで窓用が売られてましたから。

けど、もう支払いまで済ませて来たんですって。
旧いエアコンのリサイクル料金も一緒に。
太っ腹だあ~

感謝!!

*

2013年7月14日

タカミネ談

やる気のなさそうな雨が時折ぱらつく今夜は
昨日に比べると外気が少しだけ涼しく感じられます。
現在の私の部屋を冷ますのは、網戸越しに入り込む外の空気だけ。
新しいエアコンがやって来るまでの間、猛暑よ一休みしていておくれ。

そんな暑い部屋の中で、10年ぶりに空気に触れたタカミネを磨き上げ
ネックを調整して弦を張り替えてあげました。


プリもボリュームのガリも全く問題なし。
生音は太くて柔らかですが、アンプに通すとかなり硬質な音が出ます。
なんだか懐かしく感じられるほどキラキラした往年のタカミネ・サウンドですが
今の私には少々耳障りな音が付き纏うので
ベースを少しだけブーストして、ハイもミドルもカットすると丁度良くなりました。
しばらくは夜のお供にしながら様子を見ることにします。

それにしても、この年代のモデルは電池交換が厄介ですね。
電池ボックスがボディの中にあるので、ブレーシングが邪魔して大変なんです。


この後のモデルからは外から電池交換できる仕様になったんですが
私のPT-106は初期型なのでご覧の通りのシンプルさです。
ま、それでも当時は画期的な物だったんでしょうけどね。
いずれにしても、まだ中津川の工場で作られていた時代の物ですから
ボディやネックはしっかりとした製品に仕上がっています。
仮に使われる機会が少なかったとしても、こういう娘は手放せないものですよ。

そういえば、二十歳頃にライブで使用していたギターも
手放すことが出来ずにずっと持っています。
神田の老舗、カワセ楽器のオリジナルでBILLYという代物ですが
当時の私のメインとして、これはずいぶん弾き込みましたねぇ。
40歳になったその娘、今は長男宅に預けてあります。

・・近頃、楽器の話ばかりになってますけど
肝心の歌の方はどうなってるんでしょうね?

と、他人事のように呟く。

*

2013年7月13日

救いの神、現る

なんとも嬉しいことに
私の部屋の壊れた旧いエアコンを
大家さんが新品と交換してくれることになりました!
しかも、ここへ越して来た当初から壊れていた2階の寝室までも!!

いやあ、この狂ったような猛暑にありがたい話です。
ついでに現役で稼働中の居間のエアコンも新型に替えて・・
いや、いくらなんでもそこまで厚かましいことは言えません。
壊れた2台だけで十分ですよ、はい。

10年ほど前にここへ移り住んだとき、
最初に驚いたのはエアコンが3台も有ることでした。
大家さんの母屋と棟続きの旧い木造2階建て住宅は
その昔、長男一家が住むために増築したものだそうで
しっかりした作りで、贅沢なほど設備が充実していたのです。

けれど私の部屋と2階の老朽化したエアコンはオマケみたいなもの。
居間で使用している大型の物は別として
付帯設備とは言っても大家さんの責任でどうこうするものじゃない筈です。
それを当たり前のことのように気安く替えてくださるなんて
嬉しいじゃあーりませんか!!

車2台を停めても、まだ大勢でバーベキューが出来るほど余裕のある広い庭。
犬も猫もピアノもサックスも、アコギもエレキも果ては大声で歌っても
全てが許されるこの住環境だけでも貴重な存在だというのにね。
こうなると引越しなんて考えられません。
取り壊されるそのときまで住み続けたいと思ってしまいます。

今朝、世間話ついでにカミさんがポロッと呟いたら
「早く言ってくれればいいのにー!」と返って来たそうです。
なんでも今日か明日にでも早速業者に依頼するとか。
申し訳ないくらい有り難い話です。

全国の原発を再稼動させないためにも
節電の国民的義務に逆行するような話題になりましたが
3台のエアコンをガンガンに動かすつもりは決してありません。
(我が家のブレーカー、30Aですからガンガンギンギンは容量的に無理!)
熱中症で倒れない程度に冷やしますので悪しからず・・


と、夏バテ気味の茶トラ娘も申しております。


*

2013年7月12日

クソ暑い夜中に


ヒートアイランドで熱せられたこのクソ暑い夜中に
エアコンが壊れ扇風機も除湿機も無い部屋で
またまた馬鹿なこと始めて大汗かいちゃったとさ。
思い立ったらすぐにやらなきゃ気が収まらない性分なもので・・

あれ、どんな感じだったかなあ?
ふと思い出したのは20年以上前に購入したタカミネのエレアコ。
たぶん10年くらいは押入れの奥に仕舞ったままで
ケースを開けるのも緊張するくらい全く空気に触れてなかった代物。
今夜はそれを発掘するため、上の物を上げたり下げたりしながら
大掛かりな作業を始めてしまった次第なのである。
(使ってない楽器の売却など、最近は整理中なもんですからね)

タカミネPT-106
初期型なので電池ボックスがボディ内部にあり、交換が大変なタイプだが
生音も結構なボリュームがあって、よく鳴っていた気がする。
いったい何が気に入らなかったのかと言うと
当時あまりにも売れすぎて(エレアコ=タカミネみたいな時代だった)
猫も杓子もみんなが使っているのを見て嫌気が差したような記憶がある。

そんな不遇の娘を恐る恐るケースから取り出してみると、
さすが10年間の放置!ボディや指板のあちこちにカビが繁殖していた。
(空気に触れてなかったんだからねぇ)
けれど幸いにもネックにはダメージ無し、少し手を加えれば使い物になりそうだ。
しばらく空気を吸わせて、次の休みにでもメンテしてあげよう。
電池の液漏れやプリが死んでたりしなきゃいいんだけどね~

それにしても今夜は蒸す!
夜になっても風が無く気温が下がらないときたもんだ。
堪えるなあ・・

*

2013年7月11日

猛暑続く

大袈裟かも知れませんけど
ここ数日の猛暑に身の危険を感じてしまいます。
昨日なんて、パソコンの電源を入れてしばらくすると
座っているのが辛くなって床に寝転がり
気が付くと明け方近くまで寝てしまってました。
よほど体が疲れてるようです。
というよりも、もしやこれが熱中症ってやつなのか?みたいな
若干の自覚症状が昼間からありましたもの。
水分補給もちゃんとしてるんですけどね。
悲しいかな、歳相応な肉体の衰えが否めません。

オフの今日は某楽器店に再び委託販売のお願いをするため
ギターを1本車に積み込み横浜へと向いました。
(この暑さでは荷物を持って駅まで歩けません)
そそくさと手続きを済ませた後、イシバシに寄ってケースを買って来ました。


以前ご紹介した安売りブランドのMavis製。
安いんですが、取っ手がハードだったりショルダーが収納式だったり
しっかりした作りと使い勝手がとても好印象なケースです。
おまけにサイズが小ぶり。
一般的なドレッドノートがぴったり収まり、ヘッドの遊びも少ないので
他社製品より外寸も数センチ短く作られてるのが有り難いところ。
これなら海賊の娘も入れられます(さすがにボディは遊んじゃいますけどね)

え?赤じゃないのかって?
現物を見ると赤も青も派手過ぎて敬遠しちゃいました。
もう少し渋めのトーンなら良かったんですけどねぇ。
その辺りが安物の所以かと・・

*

2013年7月9日

麦わら帽子

暑いです。
車で仕事場へ向うとしても
屋根に降り注ぐ強烈な陽射しのせいで
頭のてっぺんだけ熱くなってしまいます。
運転中も熱中症には要注意ですな。

昔、聞いたことがあります。
高温多湿な日本の道路環境は外車泣かせ、
ヤワな車じゃ走れないそうです。
最近は見かけなくなりましたが10年くらい前までは
高速道でオーバーヒートしてるのは外車ばかりでした。
それも結構なお値段の車・・
渋滞が一番の原因なんでしょうけどね。

今日、甲府では39℃を超えたとか。
私、そこまで発熱したこともありません。
体温以上の気温だなんて、
無理です。私、盆地では暮らせませんね。
ひと昔前の(ひ弱な)外車と同じですから。

居間はエアコンで適度な室温ですが
私の部屋の古いエアコンは二日前から故障中。
窓を開けても照明とパソコンが発する熱が冷めてくれません。

とは言っても
夜が更けて来ると少しは外気も下がります。
ほんのちょっぴり空気の流れも感じられ
時折そよそよ~っと微弱な風が吹き込んで来ます。
自然界は呼吸しようとしてるんでしょうね、きっと。
でもそれが追いつかないほど街は熱せられているわけです。
暑いからと言って、自然を恨んではいけません。
そうしたのは我々人間なのですから。


密林でカラフルなストローハットを見つけました。
4色しか残ってませんが¥990でセール中。
新調しようかしら。

・・麦わらのルフィーは意識してませんよ、ええ。


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2013年7月8日

海賊とパンク


酷く暑い昼下がりに電車で街へと出掛け
海賊の子孫だと勝手に決めつけたこの娘を連れて帰って来た。

Ron Emory "Loyalty" Parlor (Ash Butterscotch)

オール・アッシュ・ボディにメイプル・ネック、
ヘリボーンのバインディングとバイキング・スタイルのブリッジ。
それが52年テレキャスターの如くバタースコッチで彩られ、
なんとも心惹かれる風合いではないか。
間違いなく美人だ。しかも妖艶さが付き纏う怪しい匂いを放ち
男がコロッとやられてしまう何かが潜んでいる。
悪魔・・それもまたいい。

ロン・エモリーはオレンジ・カウンティのパンクバンド、T.S.O.Lのギタリストで
これはその男の名を冠したシグネイチャーモデルなのだが
別に彼らの歌が好きなわけでもなく、ただただ一目惚れしてしまっただけなのだ。
それでも海賊やらパンクやら、その言葉から湧き上がるイメージは心を躍らせてくれる。


パーラーサイズなので、ネックは12フレットでボディにジョイントされている。
ゆえに弦長は2フレット分短い610mmくらい、弦のテンションはかなり低い。
この緩さとボディの小ささは初めての体験だったけれど
案外と音圧もあるし、ちょっと癖になりそうなほど気に入っている。
12フレットに刻まれたインレイにLoyalty(忠誠)とあるのも嬉しい限り。
この娘は私に忠誠を誓い、そして楽しくさせてくれることだろう。


唯一私を悩ませているのが顔の大きさ。
そのせいで一般的なミニ・ギター用のケースに収まらない。
000かクラシック用じゃなければ駄目なのだが
そうするとボディの遊びが大きくなってしまう。
連れて歩くためのケース探し、これは難航しそうな気配だけれど
いやいや、君によく似合うやつを必ず見つけてやるさ!

*

2013年7月7日

虫が大嫌いな方は読まないでください

私の部屋、
羽蟻の大群に襲われました。
毎年初夏の風物詩、
今年も梅雨明け早々のお出ましです。

暑いのでサッシを開けていると
どこからともなく集まって来た無数の羽蟻が網戸にへばり付き
小さな穴や隙間から部屋に入り込み蛍光灯の周りを飛んでは
ポタポタと床に落ちて来るのです。

室内に入ったその数、おそらく百匹くらいは居るでしょう。
初めは床に落ちたヤツをガムテープでチマチマ集めてたんですが
いくらやってもきりがないのと、
網戸に群がるその数倍の数の集団を目にすると
体がムズムズしてきたのでゴキジェットを噴霧しました。
(他に殺虫剤が無かったのです)

さすが強力なゴキジェット、小さな羽蟻はイチコロでした。
網戸の集団も一網打尽です。
床に落ちた無数の死骸を掃除機で吸い込み一件落着。
さすがにもうサッシを開ける気にはならず
私の部屋のエアコンを今年初めて稼動させました。
30数年は経つであろう古い窓用エアコン、
今なお現役で元気に働いてくれます。
快適!いつもありがとう!!

と、この夜の出来事を書き綴っているうちに
その光景を思い出してしまい体がムズムズしてきました。
虫が大嫌いな皆さん、すみません。


お口直しに今宵もこれを・・


ありゃ?さっきまで元気だった老練のエアコン、
ガックン!と嫌な音を立てて冷風が出なくなりました。
いきなりの送風のみ状態、ついにご臨終か?(汗)
あちゃー!これから更に暑くなるってえのにー!!

な、七夕の夜。


*

2013年7月6日

海賊の娘

梅雨が明けたことを窺わせる気象条件が整ったことから
今日、気象庁は関東と甲信の梅雨明けを宣言した。
スカッとした青空でもないのに、ほんとかよ?と疑いたくもなる。
春一番も梅雨入りも、何やらフライング気味に感じた今年ゆえ
唐突に夏本番と言われてもねぇ・・

とは言いながら
「明けた」という言葉の響きにほっとするのも事実。
年明け、夜明け、梅雨明け、これらに共通するのは
長い長いトンネルを抜けた後の開放感みたいなもの。
(休み明け、週明け、てのはちょっと憂鬱な響きだけどね)
たとえ騙されたり変わり映えがしなかったとしても
何となく許せてしまう不思議な感覚が生じる。

そこんとこを逆手にとって、
矢が何本だとか、確実に上向いてるとか能書き言わず
嘘でもいいから思い切って「不況明け宣言」でもしてみたらどうかしら?
ね、アベちゃん。

・・つまらぬことを書いてしまった。
世の中、あまりにもギスギスしてるもんで、つい。

庶民はかなり苛立ってるようで
相変わらず些細なことに目くじらを立てては相手構わず暴言を吐いたりする。
日常のうっぷん晴らしにコンビニの商品に針を入れたり
弱い子供に危害を与えるのがニュースになったりすると
すぐに模倣犯があちこちに登場して大流行する始末。
病んでるよなあ。

スケート選手が子供を産んだからって
誹謗中傷の嵐になるネットの世界って何よ。
放っておきゃいいじゃない。
この先どうなるかなんて個人の問題なのにさ。
怒りや憤りの矛先、間違えてねえか?

と、爺さんは思うのである。


どれ、こいつでも眺めて気を紛らすとするか。
うーん、この娘は海賊の血筋だな。
七つの海と荒くれた港町の酒場の匂いがして来る。

もしかして俺、海賊王になれるかも知れない!
今夜はゴーイングメリー号の夢を見よう。

・・諸君、こんな馬鹿な爺さんも居るのだよ。


*

2013年7月5日

遊びじゃないぜ!

夜になっても蒸し暑い。
予報では、夜中に少しずつ気温が上がり
朝の7時頃には27~8℃くらいになってるらしい。

たまらあーん!とばかりに
北側のサッシを全開にしてみると
裏庭の竹藪が強風でザワザワ音を立てていた。
耳当たりは涼しげ、けど強烈な湿気に軍配が上がり
思ったほどに室温は下がらないのであった。

関東の土日は真夏日とか。
皆さま、熱中症にはご用心ください。

待てよ?
体が火照って熱く感じるのは
もしかして、こいつのせいでもあるのか?


Ron Emory "Loyalty" Parlor、見掛けちゃったんだよなあ。
True Sounds of Libertyのギタリスト、Ron Emoryのシグネイチャーモデルらしいんだけど
そんなこたあどうでもいい。
52年テレキャスと同じバタースコッチで仕上られたこの子、
いいプロポーションじゃありませんか。
熱が上がるのも当然ですよ、ええ。

某楽器店に委託販売をお願いしたのが売れて、今日振り込まれてたんで
それを元手に・・という魂胆。
以前からパーラーモデルが1本欲しかったもんで
真剣に悩んでいるのだよ、シンケンに。

遊びじゃないぜ!(浮気な男の決め台詞)

*

2013年7月4日

聞くは一時の恥


この間、車のボンネットを開けてみると
リザーバータンクの冷却水がLOWのレベルまで下がっていたので
今日病院へ行った帰りにオートバックスへ補充液を買うため立ち寄りました。
他にも確認したいことが幾つかあったので
ピットに声を掛けてエンジンルームを診てもらうことに・・

あらら?レベルがFULLとLOWの中間まで上がってるじゃありませんか。
知らないってことは恥ですね、走った後は水温が上がって膨張するんだそうです。
FULLのラインの上に余裕があるのはそのためだとか。
なので現在の液量でも特に問題はないとのこと。
ひゃあ~お恥ずかしい!(汗)

親切丁寧にアドバイスを頂きましたので
後日エンジンを掛ける前にFULLのラインを超えないように補充しておきます。

こんな初歩的なこと、
案外と知らないのが私らしいですな。
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥!

・・てえことかと。

*

2013年7月3日

こんな夜は


良き人と出会い
他愛もない言葉を交わしながら
そして時を忘れ旨き酒を飲む

その日その時の
人との繋がりが温かく体を包み
それが何にも益して心地好い

やはり人間は面白い

たとえ初対面であったとしても
気の合う者たちと過ごす時間は
心を穏やかにさせてくれる

これを幸福と呼ばずして何と言おう

西荻窪のとある場所で過ごした時間もそうだった
小さな鳥居をくぐった先にあるその店は
私をこんなに優しく幸せな顔にしてくれた

Hobo

人は停滞してはいけない
この場所が最高だなんて決め付けてはいけない
幾つになっても旅をしなきゃだめだ
でなきゃ素敵な人間と出逢うこともない

「今ある不幸せに留まってはならない
 まだ見ぬ幸せに今 翔び立つのだ」
その昔、岡林信康はそう歌った

現実の世界は己が作り出すもの
ならばその殻を破り
非現実とやらに遭遇しなければ

酔いどれて
千鳥足で歩きながらも
闇の向こうに何かが見えるものだ

得てして
それが真実だったりもする

やはり人間は面白い




思いあぐね闇に逃れ
彷徨う夜は
行くあてもないまま
風に吹かれて

こんな夜は帰りたくないよ
こんな夜は帰りたくないよ
千鳥足でどこ行こう
千鳥足でどこ行こう

電信柱にぶら下がる
雑巾みたいな夜は
星明りさえ見えない
空を見上げて

こんな夜は帰りたくないよ
こんな夜は帰りたくないよ
千鳥足でどこ行こう
千鳥足でどこ行こう


「こんな夜は」 かずら元年

*

2013年7月2日

The Decemberists

昨晩FBでシェアしたAUSTIN CITY LIMITS、
その前半に登場するThe Decemberists(ディセンバリスツ)がとてもいいですね。
http://video.klru.tv/video/2152291796

Down By The Waterでギリアン・ウェルチがコーラスに加わるのも
彼女のファンとしてはとても嬉しいのですが、
数年前にも一緒に演っていたことを後から知りました。



そしてThe Mariner's Revenge Song、ゾクゾクしますね。
アコースティックのビート感と楽器の構成が私好みなんです。



フィドルにアコーディオン、しかもプレーヤーが女性。
私にとってはこの時点でツボ!
KGB(クソジジイバンド?かずら元年バンド??)はこうありたい、
そう願ってはいるのですが・・

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2013年7月1日

ぽっかあーん


身構えて臨むと
得てしてこんなものです。

夏の繁忙期初日となる戦慄の7月1日は
予想だにせぬほど穏やかな一日と相成りました。

嬉しいやら
拍子抜けやら
複雑な心境であります。

けれどもこの先
混乱を招きそうな要因は多々ありますから
油断大敵、気を許すととんでもないことになりそうです。

或る日突然、ドッカーンと襲って来る大混乱。
これは毎年一度や二度は必ずあるのでして
たぶん今年も襲来することでしょう。

「ハンボーキ」
この言葉を耳にすると病気になりそうなくらい嫌な響きです。
商売繁盛で喜ぶのは本社の役員と株主くらい。
私ら末端は捌ききれない業務量に右往左往するばかりなのでして
処理能力を遥かに超える受注と物量に
肝心の現場は何処も慢性的な人手不足なわけですから
溜息が出る前に、こりゃ笑っちゃうしかありません。
(顔が引き攣ってますけどね)

ま、どこの企業も似たようなもんでしょうけど。



仕事場からのレポートでした。
(本文と画像は一切関係ございません)

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