2014年2月15日

大災害と肝に銘じるべし



9日に続き、本日もTシャツ1枚で大汗かきながらの雪掻き。
まさか週に二度もこんなことがあるなんてねえ。
しかも今回の方が積雪が多く、水を含んだ重たい雪。
掻いてるそばからびしゃびしゃの水が溜まって行きます。
ふだんは重宝している広い敷地も、除雪となると大変な労力を要し
およそ2時間ほど酷使した体は腰痛復活でギブアップと相成りました。
一応、門から外へ車を出せるだけの幅は確保したのですが・・


前回と異なり、車が行き交う道路の除雪は全く成されておらず
人も車もほとんど通っていない(通れない)状態でした。
舗道にはわずか30Cmほどの幅しかない通路、車道はご覧の有様です。
昨晩遅くに徒歩で帰って来た時に比べりゃまだマシですけどね。
(昨夜は一面真っ白で誰か通った形跡も無く、深い所で40Cmくらいありましたから)


明けて今日、通りを行く車の数は異常なほど少なく
チェーンを巻いた車でも硬いデコボコの雪面に苦労しながら走っていました。
明らかに前回以上の、自然災害と呼んでいいほどの光景で
こんな状態が放置されていること自体が異常だと思えます。

僕の地域は、新聞の配達もゴミの収集も来ませんでした。
むろん郵便や宅急便の車が走っている筈もありません。
立ち寄ったコンビニの棚に、弁当やパンがひとつも残ってないのを目にして
都市機能が麻痺した重大な被災状況であることを再認識しましたが、
電気もガスも来ていて家も潰れてなければ、
それを「被災」と思う人間は少ないのかも知れません。


昨日の深夜、東横線が駅構内で追突する重大な事故がありましたけど
天下のNHKはソチ五輪の映像にニューステロップを流すこともしませんでした。
帰宅難民が発生するやも知れない重要事項がリアルタイムで報道されず
TwitterやFacebookでそれを知った方がほとんどだったと思いますが、
これもまた極めて異常な現象です。

東名高速上り線の一部で最大50Kmに及ぶ立ち往生が丸一日続いたり
おそらく報道されてない地域の悲惨な現状もある筈ですが
民放を含めテレビは五輪一色に染まっていて
呑気な人間たちに注意喚起する姿勢が全く見受けられないのは何故なんでしょう?
如何にO型の僕とは言え、首を傾げたくなります。

明日は朝から晴れるので幾分は改善されると思いますけど
ひとたびこのような状況に陥った都市機能というやつはとても脆く
その影響が暫く続くことを肝に銘じてほしいものです。
いくら自宅前の雪が少なくなったからと言っても、物流の乱れは当分続きます。

皆さんにお願い!郵便や荷物の発送は極力控えてください。
必着の物なら自分で何とかしてください。
期日を守り時間に正確な我が国の物流システムは
その緻密さゆえ一度狂いが生じると大きな混乱を招くのです。
天候やタイミングをよーく考えてから行動しましょうね。
待てない人、待たせたくない人は、絶対に自分で何とかするべし!

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