2014年9月3日

お天道様



お天道様ってやつは、どうしてこうも
スカッと爽やかな気持ちにしてくれるんでしょう。
家も道路も草花も、みんながピカピカに輝いて
青いお空を、目を細めて見上げると
なんだかそれだけで笑い出したくなってしまいます。

けど、毎日毎日
暗くなるまで一人ぼっちでお留守番をしている猫にとっては
晴れようが雨が降ろうが、寂しいことに変わりはないんでしょうから
それを思うと人間だけが浮かれてばかりはいられなくなります。

小っさい脳味噌で
お母ちゃん、どうしちゃったのかなあ・・
そう思ってることでしょう。
ずっと一緒だった家族が一人でも欠けると、心細くなるものです。
なので僕が休日で午後まで家に居るときは
テーブルに上がって来て、足を踏み踏みしながら甘えています。
この娘が一番寂しいんだと思いますけど
どうにもならないことが不憫に思えてなりません。

今日、金曜から移るリハビリ病棟の部屋を偵察して来ました。
森に面した角部屋なので、少しは気持ちが落ち着くかもしれません。
同室の患者さんがどんな人たちなのかまでは解りませんけど
これから先の長い期間を一緒に過ごすことになるのですから
気疲れしないで済むような、そこそこ付き合い易い人たちであれば有り難いです。
妙に気難しかったり、やたらお喋りだったり、必要以上にお節介だったり、
カミさんも僕も、これからずっと寝食を共にする同室の方々が
そんな風に傍迷惑な輩ではないことだけを願ってます。

歩けない、支えが無いと立てない、片腕が使えない、
そんな今のカミさんですが、今日も一所懸命リハビリに取り組んでましたよ。
とても前向きで、立派な姿です。

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