2014年9月2日

ささやかな朗報


カミさんが入院してから15日が過ぎました。
早いもんです。

一家の主婦が不在の暮らしにもようやく慣れ、
近頃では日常生活に不便を感じなくなりましたが
僕のような鈍い人間でも(人並みに)順応性があったんだということに驚いてます。
あれこれと用事が多くて疲れますけどね。

こうしてパソコンに向かえるのも休日の前夜くらいですから
WEBの世界はすっかりご無沙汰してしまった感が否めません。
FacebookやTwitterをiPhoneで開くことはあっても
ゆっくり眺める時間が無いのですぐに閉じてしまうのが実情なんです。

さて、心配されてる方も多いと思いますので
事故から半月が経過した彼女の状態をお知らせしておきます。

肘の骨折部分は抜糸され、今日ギプスが外されました。
けれど肘にはピン、手首には金属プレートが入ったままなので
長期間固定されていた関節が動くようになるまではまだ多くの時間が必要でしょう。

問題は踵の骨折。
ギプスが外れるまで、あと2週間は掛かると思いますし
今日、リハビリ用の装具(特製の靴)を作るために足の型取りをしたときに
一度ギプスを切って外す処置に立ち会った際、
手術直後に執刀医から説明を受けた「固定用のピン」を初めて目にしました。

直系6mmの太いピンが2本、踵骨に刺さった状態で
その銀色に輝くピンの頭の部分が露出していて
さらにそれを金属プレートで外側から固定してありました。
これはあまりにもリアルすぎて、さすがに見ているのが辛くなります。
歩けるようになるまで一体どれほどの日数が掛かるのか、
或いは本当に歩けるようになるのか、
それを見てしまうと不安でいっぱいになってしまいました。


ご参考までに、この画像が今回施された処置に一番近いかもしれません。
こんなに太くて長いピンが踵に埋まったままなんです。

体重を支える踵がこんな状態ですから
リハビリを経て松葉杖無しであるけるようになるまでは
気が遠くなるほどの時間が必要だということは素人にも容易にわかります。
いや、それ以前に車椅子に乗らなくて済むようになるまでが
途轍もなく長い道のりとなることでしょう。
本人の気力と体力が持続できれば良いのですが・・

今日、一つだけ嬉しい知らせがありました。
常時万床で空き待ちと聞いていたリハビリ病棟に金曜から移れることになったのです。
競争率?が高いだけに、これは朗報でした。
場合によっては転院しなければならないことも有り得たくらいですから
環境が変わることなく治療を続けられることは大変ありがたいことです。

少々早めのリハビリ病棟への移動ですが、
これを幸運と思い、彼女を支えて行きたいと思っています。

・・まずはお知らせまで。

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