このマークオーディオは低域量が莫大です。
ユニットの特性もありますけど
箱との相性がはっきりと表れるのも
バックロードホーンの面白いところですね。
けれど、音量を上げると少し膨らみすぎるんで
いつものようにホーンの最終段に
5mm厚のニードルフェルトを敷きました。
これ一枚でずいぶん変わるんですよ。
ボンつきが治まって低域が締まり
中高域も綺麗に出るようになります。
もはや巣箱には必須のカーペットで、
M800もこの方法で見違えるほどに変わりました。
それにしても、このユニットの低域は凄い!
小口径ユニットの低域再生に重点を置くなら
10Cmのユニットを使う方が絶対に有利ですし
種類や製品も豊富なので選択肢も広がります。
なのに敢えて私が8Cmユニットに拘るのは
デスクトップの至近距離で聴くからです。
10Cmともなると箱もひと回り大きくなりますから
デスクスペースが狭くなってしまいます。
つまり必然的に8Cmが限界なのです。
今の私がモニタースピーカーに求めるものは
パソコンに向かった状態でバランス良く聴こえること。
決してBGMということではなく
聴きたい音がちゃんと聴こえることなんです。
夜間はボリューム位置も9時以下になりますが
たとえ小音量であっても音が痩せず
上から下まで全て聴き取れることが大前提なので
これで行くと、8Cmが一番バランス良く鳴るんですよね。
でも、そろそろこの作業も終わりにしなきゃなあ。
マークオーディオで終わりになるんだろうか(苦笑)
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