2022年2月8日

スーダラな親父と娘ですから

 













能天気で
気まぐれで
浮き沈みが激しくて
それでもO型人間の特権で
些細なことには目くじら立てず
スイスイスーダララッタと
毎日を過ごしたいと思っているのです。

失敗や過ち、見当はずれも多々ありますけど
深く思い悩むことはない性分なので
案外とすぐに立ち直っては
スーダラ節の如く
わかっちゃいるけどやめられねーと
笑いながらやり過ごしてきました。

ばかと言われようが
こうしか生きられないのですから
この先もずっと、こうなんだと思います。

実はここ数日、
愛猫の容態が急激に悪化してるんです。
食欲増進剤の効果が全く無くなり
今日は朝から一粒のご飯も食べてません。
点滴は昨日受けたばかりで
先週の血液検査でも異常値の増加は無く
むしろ前回の検査よりもいい数値でした。
不治の病とはいえ
データに表れないところで
腎臓は確実に悪化してるということですね。

つまり、もう薬が効かなくなっているわけで
今までは食べることで何とか症状を抑えてましたが
その食欲が皆無となっては、衰弱する一方です。
昨日から栄養剤のフェロビタールを
食事の代わりに舐めさせてますけど
どれほどの効果があるものやら。

心配してくれたり
応援してくれたり
随分とたくさんの方々から支えられました。
この病をきっかけに知り合った人も居ます。
具合の悪そうな顔や姿は見せないよう
公にする画像は良いものばかりを厳選して
何事もなかったかのような
元気で愛くるしい姿だけを見て頂いてました。
これもまた、私なりのスーダラ精神で
何事も笑ってやり過ごしたいという
我が儘な考えからですが
今でも時折、腹を出して寝てる彼女も
私の精神を受け継いでいるのかもしれません。

幸いなことに、七月の発症直後のような
重篤で苦しそうな状態までは至ってません。
顔を合わせれば、これまでと変わらぬ表情で
スリスリスリスリと甘えてきます。
話しかけると、じっと目を見ながら聞き入り
わかった?と尋ねれば、にゃあと返事をするほど
私の言葉は理解してくれてるようです。
(かなり親バカな発想かも)

でもね、
私がレンジフードの下に立ち一服していると
ベッドから降りてテーブルの隅に座り
背後から私をじーっと見ているのが日課のようで
ふと振り返って目が合った瞬間に
にゃあああと嬉しそうに長く鳴くのでして
毎日そこから私の説教?が始まり
最後に「わかった?」と尋ねて終わるのです。
たった今もそうでした。
今夜の締めは
「ご飯食べるんだよ。体力つけるんだよ」
「まだ逝っちゃだめだからね」
もちろん、はーいと聞こえるほどの
にゃあああでした。

こんな馬鹿な親子ですから
この話題はさらっと流してくださいね。
ずっと仲良しでいたいだけなんです。
お互いの笑顔だけを記憶に残したいだけなんです。
スイスイスーダララッタと
笑って生きていたいだけなんです。



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