2012年10月30日

Wet man


私のように、何度か入退院を繰り返した者であればいざ知らず
スポーツで鍛えた肉体を持ち、爽やかな笑顔の似合う者が急な病を患い
それが私よりも遥かに若い方だったりすると、何だかとても心配になります。
友人の体調が思わしくないと聞き、今夜は少々気を揉んでいるのですが
大事に至らず、快方に向かってくれることを祈るばかりです。

こんな夜は、何か爽やかな音はないかしらと
がさごそ探して出て来たのがアメリカでした。
(私の部屋にはヌメッとした音源の物ばかりなもんで)

結果、期待したほどの爽やかさは無かったのですが、私にはむしろそれが好印象。
個々の楽器もボーカルも、音が細くてクリアな音像なのですが
ぎらぎらの乾いたカリフォルニアの空ではなくて、少しばかり湿った影があります。
調べてみると、三人共イギリス育ちでアメリカン・スクールに通っていたそうです。
なるほど、やっぱりね。あの辺りの空気を吸ったミュージシャンは皆いいですよ。
かのイーグルスも、ファースト・アルバムは敢えてロンドンでレコーディングしてましたし
ややどろどろしてヌメッた感じの音のファーストが私は未だに好きですもの。
スコーン!と抜けるんじゃなくて、モノラルっぽく真ん中の芯がどっしりした音。
アトランティック盤が好きだったのも、その辺の音作りのせいだと思いますけどね。

いや、待てよ。
60年代後半に台頭して来たカリフォルニア・サウンドって
どれもブリティッシュ風な音に仕上げられてるなあ。。何故?
ま、ここから先は評論家諸氏やコレクターの方にお任せしましょう。

余談ですが、
iPhone5でこのアルバム・ジャケットを撮影したとき
イラストの顔に対して「顔認識」のインジケーターが働きました。
おまえ、賢いなあ!と、褒めてあげるべきなんでしょうかね?

さらに余談となりますが、
音楽も映画も文学も、少年時代から一貫して憂いを含んだものが好きなのは
私の心が病んでいるからなのかしら。
そんな男に気を揉まれても、前述の友人はありがた迷惑なのかも知れませんが
早く良くなって、いつもの笑顔を見せてほしいと願うのです。

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