2014年4月19日

生い立ち



一昨日、同郷の方々と飲んでいたせいでしょうか。
田舎のこと、遠い昔のこと、
あれこれ思い浮かべてしまうようになってしまいました。

記憶が曖昧な時期もあったので
10年ほど前に書き記した文献?を読み直してみましたが
若い時分、特に十代の頃は何事にも攻撃的だったようです。

恥ずかしながら、書き始めたときは自叙伝のつもりでした。
自分の寿命は50歳なんだと、小さい頃から何故か確信していた節があり
その歳が近付いた或る日、一気に書き綴った記憶があります(笑)

けれどこれは完結してません。
と言うよりほんの序章、その後の事が一切書かれてないのです。
果たして幾つまで生きられるのかわかりませんが
死ぬまでにはその続きとやらを書いてみたいものです。

当Blogのサイドバーにも当初からリンクを貼ってありましたけど
お時間のある日にでもご覧になってください。

kazura in his own write

拙い文章で恐縮ですが、
こんな風景が残っていた時代を生きた家族と
その息苦しい家庭の中で屈折して行った自分を描いたつもりです。


この写真、親父が珍しく上機嫌でポーズを決めているところを見ると
新築した我が家をバックに、誇らしげに息巻いていた頃だと思います。
幼い僕は嬉しそうに親父のポーズを真似てます。

今思えば、家族の皆が一番幸せな時期だったような気がします。
この頃を境に、親父もまた苦悩の挙句に屈折して行き
会話が無いまま僕と彼の溝は深まったのかも知れません。

膝を交えて語らうことが、一度も無いまま逝ってしまった親父ですから
今さら確かめる術は無いのです。

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