2014年4月7日

オーラトーンでジェシ・ウインチェスターを聴きたかった夜



アナログと相性が良く、ちょっと大き目のブックシェルフが欲しくて
毎晩のようにヤフオクをチェックしていたのですが
ことオーディオ製品に関しては貧困極まりない現状ですな。
ガラクタばかりで、まともな物がほとんどありません。
僕が捜し求めているような機種は個人の出品が無く
廃品から拾い集めて来たような業者の出品が多いのも困りもの。
しかも競り落とした物は値を上げて別の業者が出品したり
くだらん商品がサイトの中をぐるぐると回り続けているようなもんです。
ヤフオク最低!!(怒)

そんな嫌な気分を解消するため、
旧宅から持って来たオーラトーンの5Cを引っ張り出してみました。
いわゆるラジオ・モニターとして、アナログの時代に一世を風靡したモデルです。
僕のは後期型で、若干帯域が広がってはいるんですけど
典型的なカマボコ型の周波数特性で限りなくローファイな音であります。
これをメインに使うということはないんですが、
中域重視(いや、中域しか出て来ない)のナローレンジな音は
ボーカルの再現性には秀でていると思います。

今夜はこいつでジェシ・ウインチェスターを掛けたいところなんですが
残念ながらアナログ盤を手放して以来、手元に音源が無いのです。
旅立って行った彼を見送ることができないのが
なんだか悔しく思える夜なのでありました。

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