2020年11月3日

Letter to you

 

シカゴとサンタモニカを結ぶ66号線。

その広大な土地を旅する人と車の姿を

少年だった頃、僕らは憧れの眼差しで見ていた。

USAという名の巨大な鷲は海を越え

遥か遠い国に棲む僕らの心を虜にしたんだ。

そんなアメリカが、好きだった。

いや、好きとか嫌いとかではなく

否応なしに心を鷲掴みにされていたのだろう。

YESかNOでしか弁明しない彼らの生き方も

曖昧模糊としたこの国で生きる僕らにとって

十分すぎるほどの驚きだったのだから。

そんなアメリカが、

今では思い出だけになってしまったようだ。





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