アクセル踏んでもトルクが無いし、アイドリングでボディがガタガタ振動するわで、
こりゃあたぶんエンジン周りのトラブルだよなあ・・とは思っていた。
けれど車の故障は、経験を積まなければその箇所を特定できないのが悔しいところ。
ディーラーの担当者に電話で症状を伝えると、いとも簡単に原因を言い当てられた。
「おそらく、イグニッションかプラグ辺りでしょう」
上り坂で発進すると、まるで亀さん。
たぶん歩いて上った方が速いくらいの速度しか出ない。
後の車、イラついてるんだろうなあ・・と、冷や汗をかきながらディーラーに到着。
メカニックが昼休みだったので、とりあえず車を預けて近所のドトールで時間を潰し
1時間ほどしてから戻ってみると、やはりイグニッションコイルが1本死んでいたようだった。
たまたま中古の部品があったそうで、取り寄せにもならずその場で交換を終えられたのが幸い。
調子の戻った愛車で快適に家まで戻ることができた。
それにしても、知らぬことは恥だな。
昨日と今日に見聞きした事柄を、帰宅してからWEBでいろいろ調べてみた。
ダイハツの場合、ダイレクト・イグニッションコイルが使われていて
燃費やレスポンスには優れているものの、コイル自体の寿命が短いらしい。
書き込みを見ていると、何本も連鎖的に交換したユーザーも居たくらいだ。
おまけに値段も高い。1本9000円前後、オークションでも5000円ほどしている。
寿命が予測できないとは言え、10万Km近くまで走っていると他のどこがイカれるか分からないし
そこだけ予防的に交換するにはちょっと度胸が要る金額だ。
次回は自分で・・とも思ったが、エアクリーナーやカバー類を外すのが大変そうなので断念。
知識と経験だけ頭と体に詰め込んでおくことにしよう。
しかしながら、
単気筒みたいな排気音、ガタガタと来る振動、馬力の急激な低下などなど、
どの書き込みを見ても、この症状がそのまんまだったことに苦笑い。
やはり何事も経験だわな。
買い換える予定も無いけれど、待ち時間に見ていたカタログを持ち帰った。
車のカタログって、WEBで見るよりもやっぱり紙の方が断然いいよねぇ。
上質の紙で丁寧に製本されたそれを手に取ると、
なんだか神がかり的な欲望が湧いてくるから不思議。
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