2011年11月21日

懐かしのEko


Ekoというイタリアの楽器メーカーがある。
60年代にはヨーロッパだけではなく、アメリカや日本でも人気があったブランドで
エレキの一部モデルは今でもビザール・ギターとしての愛好家が多い。
(代表作としてはロケット・ギターかな)

当時はアコギも何種類か発売され「Ranger」というモデルが日本にも入っていた。
私が京都で知り合った頃の岸本哲クンがそのギターを持っていて
伏見の自宅へ遊びに出掛けた折に弾かせて頂いたことがある。
ボディは厚手の合板製で、おまけにネックがエレキと同じようにボルトでジョイントされていて
その独特な構造からか、手に取るとずっしりと重かった記憶がある。
お世辞にもイイ音とは言えなかったのだが、アコギには珍しい0フレットが有ったり
存在を印象づけるには十分すぎるインパクトがあったことは今でもよく覚えている。

数日前、ふとこのギターのことを思い出してNETで調べてみると
最近になってから復刻モデルが発売されたようで、YouTubeにも幾つかUPされていた。
生産ラインが中国または韓国ということもあり、イタリアで作られたオリジナルよりも
精巧さと高級感を少々増した印象の6弦と12弦のモデルを発見した。
しかしながら知る者ぞ知る程度だし、今さら日本国内で扱う店も無かろう・・と思っていたら

・・あった。

新潟でビザール・ギターのリイシューモデルを扱うショップで販売されていた。
6弦は中途半端に?高めの価格だが(それなりに作りはいいようだがね)
それに比べて12弦が「えーっっ!?」と喰い付いてしまいそうなほどお安い設定。
こ、これは惹きつけられる。。じゅるっ。


「Ranger-12vintage/NaturalMat」
全身ベニヤ板、けれどアジャスタブル・ブリッジに0フレットと
弦高を低く抑えたい12弦としては、これ以上ない仕様となっているのだ。

イタリアとアジアのハーフとして生まれ変わったEko、かなり気になる。。

おまけで、Rangerと戯れるイタリアの陽気なオヤジの映像を。
弾いてるのは同じ12弦でもRanger Limited Editionという少しばかり仕様が異なる上級モデル。



それにしても、このおっちゃんたち陽気だあ。


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