2012年1月16日

マスクマン

私は、マスクをするのが嫌いでした(覆面じゃないですよ)
昔のガーゼで出来た小さいのも嫌でしたが、
紙製で使い捨ての今のは、サイズが大きすぎてもっと嫌だったのです。
顔の半分ほどを覆い隠してしまう見た目が、大袈裟すぎる気がしてずっと敬遠していたのと
私の奥二重の細い目には目力(めぢから)が欠乏しているため
口元が見えない状態では感情を表現する妨げとなってしまいそうな気がしていたからです。
(目力が弱いとアイ・サインにも苦労するものなのですよ)
その元来「マスク嫌い」な私に大きな変化が訪れました。

数日前に風邪をひいて喉をやられ、やむなく(大きな)マスクを着用したのですが
この異常乾燥が続く渇ききった気候にはとても有効な物なのだと(今さら)気付いたのです。
喉と鼻に適度な湿り気を与えてくれて、おまけに屋外では顔も暖かいじゃありませんか。
実験的に寝る時もマスクをしてみました。
その効能は以前から耳にはしていたのですが、息苦しくなって眠れないような気がしていました。
ところが・・
その予想とは裏腹に、気持良くて寝つきまで良くなってしまいました。
息苦しくなることもなく、おまけに露出した顔が温まるので心地好いのです。
夜の乾いた空気を吸い込まないせいでしょうか、起きた時の喉も滑らかで
こりゃあええ!!とばかりに毎晩の愛用品となってしまいました(笑)

そんなわけで、今日も仕事場へはマスク姿で行きましたが
誰だか分からないのでは?という根拠の無い不安は今もあります。
(私だったら見分けがつかなくなって人違いしてしまいそうですもん)
果たして目力だけで意思の疎通はできるのか?
目下の研究課題であります。


ねえ、こんな感じでも私だって分かるものなの?
街で擦れ違ったら絶対に気付かないよね(笑)



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