2012年4月22日

千鳥足で


張り替えたばかりの弦は、弾いていて心地好いものですが
私の場合、数日過ぎてやや伸びてきた頃合の音が好きなんです。
例えて言うなら前の晩のカレーみたいなもんでしょうか、
ライブを一本終えた翌日の方がバランス良く鳴るような気がします。

とは言っても、それが半年以上経ってしまっては少々やり過ぎですよね。
愛用のGUILD、夜毎ちまちま弾いてる時にはさほど気になりませんでしたが
いざ本格的に弾いてみると、やはり衰えは隠せないようです(当たり前だ!)
思えば昨年の10月、それ以来張りっぱなしでしたからねぇ。

ちなみに私は高価な弦は使ってません。
ほんの数回だけコーティング弦を使用してみましたが、肌に合わないのでやめました。
今は(昔ながらの)フォスファー・ブロンズで、おまけに超格安のDARCOです。


Woodmanという楽器店で¥367で売られている代物でして、
店頭やWEBではパッケージを替えて陳列してるのですが、
私は特別にお願いしてオリジナルの箱に入ったままの状態で購入しています。
市場にはあまり出回っていませんが、GUILDやGibsonなどとは相性が良く
音質もさることながら、その破格の安さが魅力で数年前から愛用しているのです。
(安くて良い物を見出す、これは私の生き甲斐でもありますからね!)

うーん、あれこれと前置きが長くなってしまいましたが
実は書きたい事柄のテーマは他にありまして・・

今日(密かに)新曲の歌い込みをやっていました。
自分でダメ出しを何度も繰り返しながら、かなりしつこく歌ったものですから
おかげで喉を潰してしまい、あまりの不甲斐なさに我ながら少々落ち込んでます(笑)
けど、しっかりと仕上がりましたよ。それも2曲!
寒い一日ではありましたが、確実に春らしくなっているようで
心と体が目覚めて歌い出したくなる感覚はとても気持ちがいいものです。

今年還暦を迎える私、別に大それた感慨を抱くことは決して無いのですが
なんとなく、己の節目としての歌になってしまったような気がします。
幾つになっても今まで通り、うろうろふらふら。
こんな大人が居てもいいじゃないか、みたいな感じ・・かな?

「千鳥足で」
来月のライブでご披露させて頂きます。
毎日が千鳥足。な、ワタシ!!(汗)


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