2012年5月31日
しゅっしゅっぽっぽーっ!!
昨晩の(七ヶ月ぶり)ワンマン・ライブ、盛況でした。
お集まりくださった皆々様に感謝いたします。
おかげさまで、とても楽しく歌うことができました。
かずら元年、まだまだ行けそうです。
南行徳から足を運んでくれた智魅さんとの40年ぶりの再会、
楽しみだなあと思いながらリハを終えた直後の7時頃に、早くもそれは叶いました。
髭も髪の毛もすっかり無くなっていましたが、あの頃のままの顔です。
艶々したとても健康そうな穏やかな顔つきを目にすると何だか安心してしまい
早速ビールを数杯飲みながら、お互いの40年間のダイジェストを語り合いました。
平日のため、お客様の来店が遅めなので開演を30分ほど遅らせたこともあり
旨いビールを飲みながら、彼とは1時間半の間ずっと話し続けていました。
楽しい、実に楽しい。
40年前の出来事ともなると、もう何もかもが懐かしい思い出です。
高校2年の時にライト・ミュージック・コンテスト(後のポプコン)地区予選から本選に出場した頃
地元のラジオ局の番組収録後に彼が初めて声を掛けてきた馴れ初めや
高校からの帰り道に彼の店に立ち寄っては良質な音楽を試聴させてもらったり
農家の納屋にレコーディング機材を持ち込んでデモ音源を収録しようとしたこと等々
断片的ではありますが、当時の様々な記憶が一気に蘇ってきました。
正直、こうなってくるともう歌うどころではなくなります。
話に夢中になり、ついつい飲み過ぎてしまいました(もちろん、これは想定内のことです)
やがて歌い始めてみると、頭の中を60年代末期と70年代初頭の光景が駆け巡り
今現在ここで歌っている自分が、とても不思議な存在に思えてきました。
しかも目の前には知魅さんが座っているではありませんか。
平常心を失いかけましたが、心地好い空気の中で最後まで歌い終えることができました。
音圧のあるGUILDを選択したことも良かったのかも知れません。
押し出しの強い太い音が、グイグイと私を引っ張ってくれていた気がします。
この店では定番となったコンデンサー・マイク1本での集音も効果的でした。
小気味いいほどに音が抜けて行きましたからね。
終盤にタケちゃんを交えて演奏した「一番列車のブルース」
思わずGUILDを最大音量で掻き鳴らしてしまいましたが、
ザクザクとした質感のタイトな音が皆さんに好評だったことも嬉しい限りです。
(楽器に精通したプレーヤー笹部氏からもお褒めの言葉を戴きました)
GUILDクン、良かったね。
その曲で私はリッチー・ヘヴンスになりきったような感覚でいましたが
如何せん飲み過ぎであることは疑いもなく、
40年後の私の歌が、知魅さんにいったいどのように伝わったのかは
後日彼のBlogに書かれるであろう感想を(恐々)待つことにしましょう。
知魅さんは間もなく帯広に生活の場を移します。
私は彼に言いました。「あの町を再び面白い場所にしてほしい」と。
64歳の彼も、10月で還暦を迎える私も
未だに「なんかいいこと、なんか面白いこと」を求めています。
たぶん、彼が帰ることをきっかけに何かが始まりムーブメントが起こることでしょう。
40年前に果たすことができず、今でも悔やんでいると言う私へのある想い。
たぶんそれは今からでも間に合う筈。
いや、今だからこそ実現できそうな気がするのです。
そのためにも、私はこれからも歌い続けて行かなければと改めて思うのでした。
知魅さん、面白いこと、やろうぜ!
しゅっしゅっぽっぽーっ!!
(画像提供Takeboo)
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