2012年8月19日

52年型はガタガタなのです


五十を過ぎ、やがて六十にもなろうとする頃
それまで健康だった者でも、体調を崩すものだとよく耳にします。
10年という単位が、体の節目となるものなかも知れませんね。

私の場合、今年に入ってからは度々腰痛に悩まされています。
若い頃(五十くらいまで)は、腰に不安を覚えるようなことは一度も無かったんですが
医者に尋ねると、背筋や腹筋の衰えだろうと言われました。
つい三日ほど前にも痛みがぶり返してしまい、
仕事を休んでコルセットを巻いた腰を労わりながら安静にしている始末です。

5年前に事故に遭って以来、体のあちこちが変調を来たしたことは前にも書きましたが
軽のRVが20トンの大型車にガッツリ追突されたわけですから
腰から背中、そして首と頭に至る神経が損傷するのも当然でしょう。
幾つかの病気を発症して入退院を繰り返すようになったのもあれからですからねぇ。

けれど、それでも私はこうして生きているのですから
生かされたことに感謝しながら、このオンボロな肉体と付き合って行かねばなりません。
事故を恨んだり悔やんだりすることもありませんし
己の一生の中の、運命的な出来事のひとつだと振り返るだけです。
あれから様々な出会いや経験を重ねてきたことに、むしろ感謝するべきだとも思っています。

多くの方々から名曲だと言われる私の歌『134号線の夕陽』
その一節に「降りかかる災いや試練を そのまま受け入れちまえよ」と言い切れたのも
あの事故を経験した後で、たくさんの素敵な人間たちと知り合えたからなのでしょう。
長く生きるということは、実に楽しいものです。

日が短くなり、夏も間もなく終わろうとしています。
楽しきこと、愉快なことに想いを馳せながら、各々の日常を過ごしましょう。
残暑見舞いを兼ねて、私の近況報告でした。



(追記)
明日は仕事場に復帰する予定です。
今週末にはライブもあるしね。


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