2012年10月19日

あっという間の「間」


早いもので、一人目の孫は来年になるともう小学3年生。
すくすくと育ち、どんどん大きくなって行くのです。

この1号機、あと10年もすると立派な大人になっているわけで
その頃には親父は四十を過ぎ、私は七十になっているという
そんな先の世界を想像してみると、楽しみでもあり怖くもあり。
10年なんて、長いように思っていても、あっという間ですからねぇ。

晴天の予報の明日はこの子の運動会なのでして
朝っぱらから車を飛ばして公田まで行かねばなりません。
夜更かし朝寝坊の(不埒な)爺さんにとっては
一年の間に何度かある早起き行事の日なのであります。

今夜は酒をセーブして早めに寝なければ。
布団に入っても、あっという間に朝が来そうです。
この「あっという間」の繰り返しである日常が
物凄いスピードで現在から未来へ物事を運んで行き、
性懲りも無く辿り着いた先で「あっ!」と呟くんでしょうね、きっと。

あっという間の「間」に、何を求めたか何が出来たか何を残せたか
それが問題なのだよと人は言うかも知れませんが
得られるものが何も無かったとしても、
幸せだと感じられれば私はそれでいいのです。

過去にも何度か書きましたが、松本隆の「ゆでめん」に於ける名言
「幸せなんて 何を持ってるかじゃない 何を欲しがるかだぜ」
私はこの言葉が今でも頭から離れないで居るのです。
形ある物を求めて行く行為は想像力を阻害してしまいますからね。
なんちゃって!な、爺さんだとお笑いください。

さてと、1号機の雄姿に期待して
あっという間の「間」を楽しみながら朝を迎えることにしましょう。


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