2012年11月16日

ジムラン

JBLはジェームス・B・ランシングによって創設されたスピーカー・メーカーです。今はどうなのかよく分かりませんけど、私の若い頃は誰もが「ジムラン」と呼んでいたので私もそうしてました。ところが或る日、ちょっとスカしたお兄ちゃんがお洒落に「ジェビル」なんて口にしたものですから、何だか宝石みたいなその聞き慣れない言葉にとても驚いた記憶があります。
「ジムラン」と聞くと強く逞しい姿がストレートに伝わって来ますし、前述の「ジェビル」と聞くと高級で品のある印象を受けますし、そのまま「ジェイ・ビー・エル」と発音されると端正で律儀な堅物を想像してしまいますし、名前というのは呼び方によって印象はずいぶんと変わってしまうものですよね。私はいつの頃からか「ジェイ・ビー・エル」と呼ぶようになりました。たぶんハーマン・インターナショナルに買収された以降は周囲の大勢がそうだったからなんでしょうけど、あの会社は高級オーディオ・メーカーを数多く傘下に収めてましたから、もしかすると「ジェビル」はハーマンの日本法人が仕掛けたことなのかも知れませんね。違っていたらごめんなさい。

さて、25日ぶりに労働に励んで来た今夜は少々疲れております。こんな夜は「歌もの」よりも、どうしてもこっちの方へ行ってしまいがちです。


ジムランとブルーノート・ジャズ、何故にこれらは相性が良いのでしょう。気持が良すぎます。業務用のスタジオ・モニターは無論のこと、民生機としてもJBLの功績はやはり偉大に感じますね。
リスナーとしての私、ジャズを聴きながらでも焼酎が進むというあたりが極めて日本的なんですが、どっこい日本人として、これは王道ですよね!

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