2012年11月3日

逝っちまった・・


二夜連続でアナログについて書き、
休眠中だったプレーヤーを酷使してしまったんでしょうか。
友人から譲り受けた旧いテクニクスが昨晩遅く他界しました。

発売は1979年、私の家にやって来たのは15年ほど前だったと思います。
1年の間に一度か二度、思い出したように電源を入れてあげる程度でしたが
クオーツロックも正確さを維持したまま、今までしっかりと働いてくれていました。
フル・オート機能も、亡くなる直前まで正常に作動してたんですけど
再生中にいきなり全ての電源が落ちるという、
プレーヤーのトラブルとしては極めて珍しい電源ユニットの不良かと思われます。
大概はサーボやクオーツなどの制御系の部品がやられるんですが
今回のようなアクシデントは歴代のプレーヤーには無く、初めての経験でした。
推定年齢30歳。大往生かも知れませんが、もうちょっとだけ働いてほしかったものです。

そして残された私、当然のことながら途方に暮れてます。
アナログの素晴らしさを再認識した矢先の出来事でしたからね。
収納の奥の方から引っ張り出されて来たカビ臭いレコード盤たちも同じ気持ちでしょう。
どこかで代役を見つけて来なくてはなりません。

そうだ!一ヶ月ほど前、ハード・オフを覗いたときに
比較的程度の良いDENONのDP-790が置いてあった筈だ!
まだ売れずに残っていれば・・

ふと思い出してはみたものの
こんなときに限って運悪く車が無いのでした。娘婿に車を貸してしまい、
明日孫たちの誕生会が終わってから乗って帰って来る段取りになっていたのです。
しょうがない、月曜にでも探索に出掛けてみましょう。
ただ、程度の良いDENON製品はやや値が張る場合が多いので、
40年くらい前のACモーターで駆動するベルト・ドライブが見つかれば有り難いですね。
回転数にやや問題はあるものの、あれは絶対に壊れませんもの。
消耗したベルトさえ交換してあげれば半永久的に使える筈です。
ジャンクの棚に¥500~¥1000くらいで置いてないかしら?

(豆知識)
ハード・オフで売られているアナログ・プレーヤーは、
カートリッジとシェルが付属してないと値段が安いのです。
ここは狙い目なので、値切る際の材料にする計画なり。
私、大阪の人間ではありませんが
店頭で品物を購入するときは必ず値切ります。
中古商品の場合はなおさらのこと、
根拠の無い売値を見ると俄然交渉に熱が入るのですよ(笑)

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