2013年6月18日

爺さんは街の視察に

散歩ついでに電車に乗って
横浜まで出掛けてみました。
なんたって、ライブや外飲みから遠ざかっている私、
近頃は家の近所しか徘徊しない引き篭もりなもんで。

ぶらぶらと、駅周辺の楽器店を4軒覗いてみましたけど
残念なことに、どこも勢いというか活力が無いですねぇ。
ドキッとするような物は無く、ただ雑然と並べられているだけで
衝動的に連れて帰りたくなるような子には出会えませんでした。

なんだろうなあ、このヤル気の無さ。
数年前なら何処へ行っても、
むむっ!と惹き付けられる子が必ず居たもんなのに。
あれじゃあ売れないわ。

商品構成もそうなんだけど
人を魅了する空気感みたいなものが乏しいんだよね。
これ、小売業には一番必要なこと。
頑固さ、一徹さが伝わって来るような雰囲気が無いと駄目。

やっぱ不景気だからこうなの?
それともインターネットの影響で対面販売の意識が薄れてしまったの?
(しつっこい店員は煩わしいけど)だとしたら淋しいことだねぇ。

などと考えながら歩いていると
楽器店に限らず、他の多くのショップで同じような印象を受けてしまいました。
店の構えにも商品にも、魅力が無い!!
アベノミクスの成長戦略とは裏腹に、やはり長引く不況のせいなのでしょうかね。
楽器店に関して言えば、明らかに陳列量が減っています。
仕入れ数を絞っているからでしょうけど、個体ごとに音やタッチの異なる代物だけに
そのボリューム感の無さは致命的と言えるかも知れません。

でもね、物が売れない今だからこそ
魅力に溢れた商品を提案するチャンスも潜んでいるわけですから
物販業の皆さん、ここで凹たれず奮起してくださいね!


唯一、イシバシで目を引いたモノ。
バッタもんで有名な(失礼)Mavis製のギグ・ケース!
樹脂製の取っ手が付いて、セミ・ハードとの中間的な作りが好印象。
おまけにカラーリングがいいじゃありませんか。
この他にもブルー(真っ青なブルー)やベージュ、グレーも有ります。
ギターケースって、どうしてどれもこれもドブ鼠色してんだろ?て、
いつも思ってましたからね。
従来から高い製品には目を引く色合いの物もあったんですけど、
こんな安価な部類での出現は嬉しいことです。

私は当然の如く赤を選びます。
勝負事は赤!!

・・背中が真っ赤に染まっちゃったりして(笑)

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