2013年10月10日

罪と罰



バースデー休暇と言うべきなのか・・
当初はライブを挟んで三連休の予定だったが、
直前の体調不良を理由に二日間休みを追加したものだから
終わってみると、なんとも豪勢なことに五連休となってしまった。

つまり今日は、六日ぶりの仕事場復帰だったわけで
久しぶりの電話とパソコンと座り心地の悪い椅子に疲れ果て
長く憂鬱な時間を過ごす結果となったことが腹立たしい。
娑婆で暮らす人々は相変わらずせっかちで機嫌が悪い。
それを相手する身にもなってみやがれ。
へへーんだ。

カミさんが娘のサポートでポンタ邸に泊り込み、
長女の帰宅は日付が変わってからなので一緒に飯を喰うこともない。
ヴィジュアル的に夜中のスーパーで一人買い物をする爺さんの姿はどうかと思ったが
やむなく仕事帰りに地元の西友へ寄って買出しをしてきた。
外で喰ってから帰ってもよかったのだが、車なので飲めない。
空の胃袋を酒で湿らせてからじゃないと晩飯が不味くなるので
私の場合は家に戻ってから喰うしかないのである。

今日と明日の分として、売れ残りで半額シールの貼られた弁当とパスタを買う。
幕の内弁当¥198、ナポリタン¥98、わかめスープ10袋入り¥198、
その他おにぎり2個、カップ麺数個、除菌ティッシュ、と籠に入れ
最後にふと目に付いた「サッポロ 麦とホップ」の黒と赤を手に取りレジへと向う。
一人暮らしの寂しき男が数日分の食料を買い求め・・
夜中の食品売り場のレジに並ぶと、そんな解説が頭に浮かび苦笑い。

そそくさと駐車券にスタンプを押してもらい
マイバッグに手際よく詰め替えて足早に立ち去ると、
独身かしら?単身赴任かしら?奥さんに先立たれたのかしら?などと
レジのパートさんや買い物客の想像を掻き立てるような光景を提供できた気がして
その先のストーリーを自分なりに展開させながらエンジンを掛け店を後にした。
深夜の食料品の買出しは、こうすることによって楽しいものとなるのである。

帰宅してみると、猫が〇んちをトイレの外に掻き出してあった。
一人で長い時間お留守番なので、たぶん何かを訴えているのだろう。
トレペで包み、床を掃除してからプシュっと栓を開け
くだらない一日を胃袋に流し込むように一気に飲み干してやった。


赤と黒、何やら罪と罰のように思えた夜である。

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