ジョン・レノンの誕生日よりも一日早く生まれてしまった僕は
彼が愛用した眼鏡を掛けて久しぶりに東白楽まで出掛けた。
以前のような街の活気が、感じられなかったのは気のせいだろうか。
たぶん気のせい、だよね。
馴染みの店の若女将は、飲み過ぎて声が出ないと言っていた。
僕らオッサンとジイサンだけが、勝手に盛り上がっていたのが申し訳ない気分。
あー、でもよく飲んだ。
終電に乗ってから寝てしまい、
最寄り駅で目が覚めたのは奇跡的。
ホームで長女と出くわした。
駅前のコンビニでアイスクリームを買ってあげたら
少しだけ喜んでくれたみたい。
ほんの少し、だけどね。
家族ってえもんは
それくらいの関係がちょうど良いのだと思う。
べたべたしすぎるのは気色悪い。
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