何事も計画通りには行かないものです。
それが悪巧みともなると、余計にそうなのかも知れませんね。
退院後二度目の診察。
術後からはセーフティゾーンの三週間を経過した今日でしたから
経過良好であったこともあり、てっきり全てが許されるものだと思っていたのです。
今夜のBlogは、およそ一ヶ月ぶりに飲む缶ビールの味を書き記す。
朝からそう決めていたのは皮算用に終わり
診察した医者からは「もう少し辛抱なさい」と、意外な言葉を掛けられた次第。
(朝、冷蔵庫を開けてみるとカミさんがビールを冷やしていてくれたというのに・・です。)
それどころか、患部に少々の不具合が露見して
処置室に移された僕はズシンと重い痛みを抱えたまま帰宅することになってしまいました。
そう、ヒリヒリとかチクチクとかではなくて
ケツに不快感を覚えるほどの、何とも表現し難い鈍痛です。
これはちょっとキツかった。
まな板の上で体が硬直して血圧が上がるのが自分でもわかったくらいでしたからね。
予定していた明後日からの社会復帰に黄色信号です。
明日の様子を見ながら決めることにしましょう。
痛みや出血があるようなら車もNGなので。
ああ・・イメージだけが先走り、
晩酌を楽しみにしていた脳味噌をリセットするのはとても困難なことでありまして
ひたすら喉が「ビールを流し込め」と、無情にも僕に訴えかけています。
また今夜も、水でごめんね。
欲望を掻き消すために何かしなくちゃ。
食後、以前から気になっていたヘッドシェルとトーンアームの関係を考察。
ジョイント部がしっくり行ってなかったので重量級のオーディオクラフト製に替えてみました。
これ、コネクト部分のロックピンが上下に2本あるゴツイ構造で
アームに隙間無くがっちり結合するように作られているんです。
(通常の)上部に1本だけピンがあるタイプだと
締め付けた際にヘッドシェルが微妙に上向きとなり
アームとのジョイント下部に僅かな隙間が生じ易くなってしまうわけでして
この隙間というかガタというかが、カートリッジの微弱な信号に影響を与えるのです。
ま、わかる人にだけわかって頂けたらいいだけの薀蓄ですけど。
上方向への傾きが改善され、この作戦は好結果でした。
若干ですが、音も締まった気がします。
ただ、酒が飲めない悔しさを紛らわす為だけだったとしたなら
そんな虚しいことはありませんけどね。
喉の渇きが癒えない夜です。
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