2014年6月27日

いずれまた何処かで


まだ100%の体調ではありませんが
世の中から忘れられないよう、明日から社会復帰する予定です。
僕の場合、完治までは二ヶ月かかるということですから
術後一ヶ月が経過した今頃がちょうど良いのかも知れません。
惜しむらくは・・
快気祝いの一杯を堪能することが出来ないまま出陣することであり
娑婆に戻る前に旨い酒を飲めなかったことが極めて残念であります。
治療の一環として、ある状況に進展するまで酒は止められているのでして
通常は術後2~3週間でその兆しがあるらしいのですが
僕に関して言えば、全くそこまで至ってないどころか
月曜の診察では患部の不具合から簡単な処置を加えられたくらいです。
(これがちょっとばかり強烈で、三日ほど鈍痛が残ってしまいました)
いずれにしても・・
冷たいビールが限りなく旨い季節、
早く飲ませろ!!と、乾いた喉が訴えております。

とは言っても退院してからの2週間、
静養という名の贅沢な時間だけは天の恵みでした。
散歩や昼寝の合間を縫ってアナログ盤の手入れや楽器のメンテ、
はたまたパソコンのパフォーマンスを改善するための作業など
暇を持て余していなければ出来ないような事柄の多くを終えられたのは助かりました。
(ただ、そのせいで若干の引き篭もり状態に陥ってはいますが・・)笑

今日は長期休養の最後として古くからの相棒、J-45のメンテを施し
まだまだメインで使えるという感触を得るに至りました。
Epiphoneに浮気していたことが戒められたような気がします。


いつ使ってくれるのさ?そう問い掛けられたのですが、
とりあえずは酒が飲めるようになるまで待ってくれと言い聞かせました。
腐ってもGibson、長らく仕舞い込まれていた彼女のそんな主張を感じてしまいます。
次のライブにはこの娘を連れて行きましょう。

ところがひとつ残念なニュースが。
僕のホームとも言える反町のNO BORDERが今月いっぱいで閉店することに。
実際には別の場所で新たにオープンするらしいのですが
1号線沿いの(あの)古びた佇まいが無くなってしまうのは
復帰後の8年ほどお世話になった僕としてはとても悲しいことです。
想い出がぼろぼろになるくらい、いっぱい詰まっていますからね。


明日と明後日の土日はファイナルとして飲み会が催されるらしく
ゆかりのミュージシャンが大勢集まり大変な賑わいになることでしょう。
僕もその一人ではありますが、諸事情から今回は顔を出せないのが悔しいところ。
ボーマス、不義理で申し訳ありません。

この歳になってしまうと、様々な別れを経験したせいなのか
去り行くものたちを平然と(冷静に)見送るようになりました。
感情の泉が枯渇したのでは?と言われそうですけど、
いやいや、じきにまた会えるだろうさという
楽観的な気持ちが支配するようになったのです。
「いずれまた何処かで」
確約の無い、そんな出会いを期待することの方が
無計画で人生を放浪する僕には楽しく生きられそうですからね。
これもまた「ごきげんよう、さようなら」の語り口に似ています。
みんな、また会おうね!

アンチウイルスを動作の軽さと検出力の高さに定評のあるソフトに替え
旧いパソコンが生まれ変わったかのようにサクサクと作動する
そんな環境に改善されたデスクからのBlog更新でした。
このフリーソフト、優秀です。

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