2014年12月28日
一年の瀬戸際
ご無沙汰しております。
すっかり筆不精となってしまい、Blogの更新も怠っておりましたが
今年もあとわずか、年の瀬というよりか一年の瀬戸際あたりまで来てしまいました。
仕事をしながらも、あいかわらず主夫業は続いておりまして
己の自由な時間を堪能する機会はまだまだ限られている状況ですけど
そんな環境にあっても時折興味を抱かせるものと遭遇します。
今日はこれを買ってしまいました。
一世を風靡したビクターSX3の初期型です。
家の近くのハードオフに二ヶ月くらい前から置かれていたんですが
程度の割りには値段が高く、なかなか買い手が付かなかったようです。
とは言っても、ヤフオクに出品されている物ほど酷い状態ではなく
毎回目にする度に、もうちいと安くなればなあ・・とウオッチを続けておりましたら
或る日突然かなりのプライスダウンとなっていたのです。
けれどそのまま放置、2週間ほどが過ぎました。
(途中、格安のYAMAHA NS-451に目移り)
それが昨日覗いてみると、まだ残ってまして
なんだか悲しい表情をしているので不憫に思えてしまい
迷った挙句、今朝仕事へ行く前に家まで連れ帰ってしまった次第であります。
実はこれ、アナログ再生用にと探していた時期があるんです。
現代風にフラットな特性の物よりは、ナローレンジのこの時代の製品の方が
音楽を愉しく聴かせてくれるに違いないですから。
スタジオモニターではご法度の色付けとか癖とかが
行き当たりばったりで自分の好みに合うものに変身するあたりが
オーディオの醍醐味でもあり、とりわけアナログには必要なことなんだと思っています。
ふふ、セッティングが楽しみですな。
一番最初に掛けるのはJ.J.CALEの「リアリー」
このアルバムのノーバート・プッナムのベースラインが僕のリファレンス・ソースなんですよ。
そして大瀧さんの一周忌を偲びつつの「ナイアガラ・ムーン」かな。
オリジナル盤の裏ジャケに、SX3の姿がありますからね。
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