かずら的日常
徒然なるままに ゆるりと生きてゆくのです
2015年8月4日
暮れる
友人の呟きを見て気がついた。僕は殊の外「暮れ」の情景が好きな男だと。
日暮れ夕暮れ年の暮れ、はたまた途方に暮れたりと、様々な「暮れ」の色合いは、淡く儚く時間を染めて行く。
「明け」が始まりを物語る言葉なら「暮れ」には静かに幕を閉じる舞台を感じさせてくれる。
「くれ」繋がりで捉えるなら、紅(くれない)も好きな言葉で好きな色だ。それは「暮れない」と否定されているようで、そのせめぎ合いが面白くもある。
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