2015年11月1日

ハイにならなくっちゃね!



ふらりと立ち寄る近所のハードオフ。
運が良ければ思わぬ掘り出し物が見つかることもある。
けれど、この店ではアナログ盤はジャンク品扱い。
なので管理は悪く、餌箱の中でぐちゃぐちゃになっていることの方が多い。
たとえ500円とか800円で売られていたとしても、所詮はジャンクなのだから
アホらしいので僕は百円の物しか手を出さないようにしている。

入荷したての小奇麗なジャケットが並んでいたので
今日はその中から5枚ほど百円のアルバムを買って来た。
帰宅して針を通していると、以前に購入したまま
一度も再生してなかったビージーズのことを思い出したので
「メロディ・フェア」聴きたさにターンテーブルに乗せてみた。

僕は元来、ポリドールの日本プレス盤の音が好きではなく
(独特の篭った音質で高域にキレが無く、分離の悪い物が多い)
このアルバムもどうせそうなんだろうと、音には期待してなかったのだが
聴いてびっくり、この時代の代物としては音圧も十分にあって
僕が知り得るポリドール盤の中ではレンジも広い方だろう。

これなら許せる。
楽しくなって両面全てを聴いてしまった。
いずれにしても、この時代のビージーズはいいね。
ブリティッシュ感がぷんぷんしてる。
フーやキンクス、ストーンズなどにも共通する
アコギのジャキジャキした質感の音がたまらなく好きだ。


それはそうと、
スタイラスクリーナーってやつは
どうしてこんなにたくさん入ってるんだろうね?
いくら容量の少ない小瓶だからといっても
時折針先を磨くだけなら、おそらく一生掛けても使い切らない。
たぶん成分は無水アルコールなんだろうから
あちこちの端子を磨くのに使ってもいいんだろうけどさ。
瓶をひっ倒して零さない限り、絶対に減らないと思うけど
今も昔も、目薬ほどの大そうな量が瓶に詰まってる。


話は飛んで、
西友にハイニッカが並んでいたので買ってみた。
初号復刻版の限定販売後、レギュラーとして9月から登場した模様。

さすが二級のハイエンド、口当たりが滑らかだ。
けれど安いブラックニッカに慣れてしまった僕の口には上品すぎる味で
やはりガツーンと来るブラックニッカの方が合っているようだ。

ちなみにハイニッカの「Hi」は
64年当時に隆盛したHi-Fiオーディオから拝借したようで
「高品質」を訴えたネーミングだったそうな。

いつの時代も
ハイにならなくっちゃね!

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