2016年1月5日

年が明けると、更地になっていた。


穏やかに、新年を迎えることができました。
2016年、明けましておめでとうございます。
横浜は例年になく暖かで好天にも恵まれ
良きお正月となったことが嬉しく思えます。
皆々様、本年もお付き合いのほど宜しくお願い致します。

さて、南本宿から現在の地に転居して早や2年。
その後も何度かはお邪魔していたのですが
年始のご挨拶に今日伺ってみると・・


僕らが住んでいた家も、隣接した大家さんの家も
手入れの行き届いた庭の木々も裏の竹薮も
見慣れていた何もかもが綺麗さっぱり無くなって
ちょっとした公園くらいの広さの更地になっておりました。
昨年の9月にお邪魔した後に工事が始まったようで
旧宅の解体は僅か1週間ほどだったそうです。
角を曲がると古い門柱と松の木が出迎えてくれたのに
その風景の変わりようにカミさんも呆然としておりました。


門柱が在った辺りから見るとこんな具合でして
右奥の陽が当たった場所に僕の家が建っていたのです。
鬱蒼とした竹薮は無く、公園との境界線の柵が見えるだけとなりました。
いやはや、そろそろかなと覚悟はしておりましたけど
それがこうして現実のものとなってしまうと寂しい限りです。


以前の画像がありました。
車が先代のテリオスキッドなので5年ほど前でしょうか。
左側の木々の間から見える建物が、上の画像の家です。

ここに住んでいた11年ほどの間の出来事が
とても大切な思い出となってしまったわけですが
とりわけ大勢の人々が訪れ、楽しく過ごした日々の
そんな記憶が幾つも幾つも蘇って来ます。

越して来た翌年に長男が結婚することになり
まだ健在だった親父が北海道からやって来て
お袋や姉と一緒にこの家に泊まったこともありました。

フェアリーと名付けたボーダーコリーが
ボールを追い掛け一目散に庭中を駆け回ったり
庭先でのバーベキューに十数人が集まって
賑やかに過ごしたことも何度かありました。


その後、次女が嫁に行き
家人は少しずつ減ってしまいましたけど
幾多の歴史と思い出を刻んだこの佇まいだけは
ずっと変わらずにこの地に在ったことを思うと
やはり、家(HOME)の存在は大きいのだなと改めて感じます。


ジムニーを写した玄関先の辺りから同じ方角を望むと
あはは、なあ~んにもありません。
呆然と佇むカミさんの気持がよくわかります。

そういえば・・
11年前この場所に越して来たときの引越し業者さん。
そのときのスタッフさんは偶然にも
僕らの前に住んでいた家族が引っ越すときと同じ人だったのです。
「大きな松のある家ですよね?この間そこの引越しやらせて頂きました」
当日にそう言われてびっくり、奇遇ですよねえ。
何かのご縁を感じずにいられなかったことを覚えています。

そんな思い出の地ではありますが
たぶん半年くらいの間には7戸の住宅が建ち
敷地の真ん中を通る道路が出来ることでしょう。
次に伺ったときはどんな光景になっているやら。
いずれにせよ、僕(ら)の思い出の地が
またひとつ無くなってしまったということです。
此処を訪れた皆さま、その思い出を大切にしてくださいね。

以上、(ふるさと)南本宿からのレポートでした。


そして元日に我が家に集った長男一家との1枚。
能天気な家族、今年も(たぶん)いい年となることでしょう。

それでは皆さま、
改めまして謹賀新年!!
更地となった旧宅のように
白紙の一年に良き思い出を刻んで行きましょう。


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