帯広での生活、早いもので二週間が過ぎてしまいました。日常があまりにも淡々としてるんで、毎日の時間が長く感じられます。此処で暮らしていると、空気と飯さえあれば生きていられるように思えてしまうのが不思議です。
田舎って、退屈な処なんですよ。だから皆、人と会って話し始めると、延々とお喋りが終わらない。あくせく生きてないから、時間を惜しまずにお喋り出来るんでしょうね。
母が入院してる緩和ケア病棟の医者も看護師も、みんなお話好きです。こちらがエンディングに持って行かない限り、ずーっと話を聞いたまま立ち去ろうとしません。病院とは思えないほどの、のーんびりとした空気感。これは或る意味すごいことですよね。
午後7時の空と月、この色合いと風合いにも十勝らしさを感じてしまいます。
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