2020年11月1日

壁紙

 

ハロウィンに因み、デスクトップの壁紙は南瓜の画像だった。

今日から11月、さてどんな絵柄にしようかなと迷っていたら

やはり夕陽がお好みのようで、これに目が留まる。

季節感は無くてもいい。

夕陽と海が織りなす風景には物語が潜み

言葉とも音とも取れぬ得体の知れないものが

いつの間にか頭の中で渦巻いている。

沈む夕陽を見つめる傍らで

影を伸ばしているのは、不安や悲しみなのかもしれない。

それでもお構いなしに、じゃあまたねと去ってしまう。

夕陽とは、案外と薄情なものなのだ。

そこが、またいい。


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