2020年12月7日

バブル

 

このコロナ禍にあっても、

株式市場が盛況であることは知っていた。

戦争特需と同じ仕組み。

濡れ手に粟とばかり、儲かる処は儲かるのである。

巷ではコロナバブルと呼ばれているそうな。

最近になって知ったのは

不動産の中古物件や賃貸物件に勢いがあるということ。

在宅ワ―クの影響で需要が一気に高まったらしい。

感染拡大地域からの避難組も多いという。

見えない処で、経済は活発に動いているのだ。

事実、我々庶民の日常の支出は確実に増えている。

だのに政府は、一貫して経済が回らないと仰る。

そりゃそうだ、政府与党のスポンサ―が疲弊すると

政治に金が回らなくなってしまうものね。

救いたいのは国民や街の居酒屋ではなくて

利益を供与できる古いお馴染みさんだけのこと。

恵んでやった定額給付金は口座に入ったまま動かないと

某ひょっとこ大臣は、口を尖らせて言い放ったけれど

カ―ド決済や引き落としで出て行くことを知らないのかね?

奴らは現ナマが市場に流れないと納得できないようだ。

いや、それ以前に

古いお馴染みさんが儲からなければならないということ。

それが政府与党の言う「経済」というやつらしい。

庶民の味方である店や企業は

経済という枠組みには含まれてないのが現状なのだ。

嗚呼・・溜め息しか出てこないや。


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