2021年3月6日

天の声を聞いた(気がする)

 

3月6日、女房殿の誕生日である。

御年69歳になられた彼女を

いつもの安いワインで祝う夜。

・・え?もしや古希なのか?

数えでいうなら70歳、

私も10月に到達するので、ちょっと気になった。

調べてみると、現在は満年齢で祝うそうな。

そんな女房殿の口癖は

「あたしの寿命は、あと10年よ」

呼吸器を患ってからというもの

コロナ禍で外出を躊躇うストレスと

自身の親の没年齢を重ね合わせているようだ。

けどね、そんな人ほど長生きするものよ。

同じく、刻々と寿命を縮めている私はというと

「おまえはミュ―ジシャンなんだぞ」という天の声を聞き

焦燥感からなのか、俄かに曲を作り始めた。

ボケる前に、やっておかなければならないことがある。

幸い、頭も感覚も未だに少年の如き。

己が青くなければ、歌なんて生まれない。

聖人君子の説教じみた言葉なんて、猫だって聞きたくない筈だ。

なので私は

己を雲に例えて、だめな人生を歌うのだ。

ちょっとだけ種明かしをするなら

「塀にもたれて」のアンサ―ソングである。

あとどれくらい歌えるかわからないので

今のうちに自己完結しておかなければね。











本日の自己満足。

ヘッドフォンの置き場に困ったときは

百均のグッズが、いい仕事をしてくれるものだ。


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