2021年11月9日

「16センチの神様」はいからはくち編

 











予報通り、雨の火曜となりました。 
ハーフ嬢とのやり取りには都合の良い天気です。 

 似合うかどうかは解らないまま 
前日に仕入れておいた40X50Cmのキルト芯を
ひたすらハサミで5Cm幅にカットして
それを四つ折りまたは八つ折りに畳んでは
ホーン開口部の奥に詰め込んで行く地味な展開。 
目分量・当てずっぽの行き当たりばったりですが
吸音材の代用品として、いい仕事してくれる筈。 
黙々と手だけを動かしながら
思い通りの格好にセットできた姿を目にした時、 
とても似合っているようで安心しました。


















このハーフ嬢というのは
あのダメダメさに失望したM-800のことです。 
ダブついてボンついた低域さえ抑え込めたなら
中高域が立って使い物になるんじゃないか? 
恥ずかしながら、何となく諦めきれないまま
数日間そんなことを考えた末の結果なのです。














吸音材代わりのキルト芯のセットを終え
恐る恐る彼女の第一声を聴いてみると・・ 

大成功でした。 
顰蹙を買った箱のボンつきが抑えられ、
おまけに低域も締まって適度な量です。 
これは狙った通りの音、 
中高域も俄然良く鳴るようになり
ボーカルの声質が私の許容範囲となるほどの
大変身を遂げてくれたのです。 
これ、これがフルレンジの音なのだ! 
百均のキルト芯、いい仕事してくれました。














そんなわけで、別れ話は反故にして
私のロクハンシステムに(正式に)
ハーフ嬢を迎え入れることとなりました。 
禁断の横置きですが、今やバランスは問題ありませんし
彼女には一番似合っているんじゃないでしょうか。


















69年に及ぶ私の人生。 
さしたる計画も無いまま、いつも思いつきだけで
トライアンドエラーを繰り返しながら生きて来ました。 
猫の額ほどの僅かな未来と
悔やむことさえ難しいほど遠い過去の
その隙間を縫うようにしながら、能天気に暮らしています。

ざんぎり頭を叩いてみれば、はいからはくちの音がする。 
そう、私は
唐紅の 蜜柑色したひっぴーでありたいのです。


はっぴいえんど「はいからはくち」


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