私は女々しい男でございます。
けれどディランの言葉を借りるなら
男らしいってわかるかい、てえことになるのでして。
未だに、諦めきれんのですよ。
好きでも何でもないくせに
ただただ悔しくて。
おまえなんか嫌いだあ。
そう言い放って背中を向けたのも
ずっと、心の霧が晴れぬのです。
裏切られたことを悔やむほどまで
好きでも何でもなかったくせに。
しかしながら、
納得できないまま終わりを迎えるなんて
そんな中途半端な振る舞いは好きじゃありません。
面と向かって、もう一度話し合おうよ。
今夜、そう伝えました。
少しだけ、男っぽく演じてみたのは
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