昨晩入れ替えたデスクトップのモニタースピーカーで、トニージョーが歌っています。69年のアルバムですけど、Apple Musicの音源とM800バックロードホーンの相乗効果によってクリアでリアル、それでいて骨太な南部の音が心地好く耳に届きます。我ながら素晴らしいチョイスとセッティングに、心ウキウキ・ブギウギ状態なのであります。
このレイアウトで、ニアモニターとしてデスクに置く案は以前からあったんですが、ミニとは言えバックロードホーンを目の前に置くのも何だかなあ・・と、今まで地団駄を踏みまくってました(これはさすがにちょっと度胸が要りますからね)
決断に至ったのは、ユニットが8Cmと小柄でありながら、聴感上の高域が不足気味のM800であれば、間近で聴いてもやかましくないだろうという予想から。デスクに置けばユニットが耳の高さと同じになるので、高域不足も補える筈だと確信してのことでした。
そうなると居ても立ってもいられなくなり、深夜にガサゴソと配置を替えたりケーブルを引き直したりしながらセッティングを終え、早る気持ちを抑えながら試聴できるまでに至り、これまた深夜に少々大きめの音で鳴らし始めると・・
してやったり!狙った通りの結果でした。太い低域に負けず高域も頑張ってくれてます。いやむしろ、これは絶妙のバランス!ドームツイーターのようにマイルドな高域が、この距離だと刺激が無く自然な響きとなります。スネア、ハイハット、ボーカル、中高域の全てが合格点となりました。すごいぞM800!!
実はユニットを交換しようと思い、軽いコーン紙で能率も90dBくらいあって、高域が少しだけ尖り気味の物を探していたんです。ところが10Cmなら候補は幾つかあるものの、8Cmとなるとかなり厳しい状況で、その計画は暗礁に乗り上げてました。そんな矢先ですから、今回の結果はとても嬉しいのです。ユニット交換は暫く封印します。よかったなM800!
で、音の方はいいとして、デスクに置くとなるとMDF材のままというのも・・なんか色気が無いですよねえ。カラーリング、しちゃおうかな。
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