Amazon MusicとApple Musicの比較検証、楽曲は甲乙つけ難い内容でしたが、私の部屋のオーディオ環境ではAppleに軍配が上がりました。レンジが広いのに中抜けが無く、音圧もAmazonより高くて押し出しが効いてます。やはり「音」を効果的に操作する技を心得ているようで、まんまとしてやられた格好ではありますが、非力な8Cmユニットがメインである現状では受け入れざるを得ませんでした。
その8Cmユニットがマウントされたミニ・バックロードホーン、あれから色々ありまして、今は縦置きとなり吸音材代わりのキルト芯は本来の吸音・防振材であるニードルフェルトに交換されてます。それは或る夜、10X30Cmの切り売り商品が1枚100円で販売されているのを見つけたのが発端で、早速4枚ほど購入して取り替えてみたわけです。
二つ折りにしてホーン開口に詰めてみると、うまい具合に土管音の中高域を吸い取って低域が気持ち良く締まりました。素材の密度や重さのせいなのでしょうか、厚みが5mmの薄い製品でしたが、キルト芯とは比較にならないほど的確に不要な音を吸ってくれます。(当たり前・・か?)笑
いやいや・・でもね、実際にキルト芯を吸音材として推奨してる人も居るんですよ。この間ネットで見かけてびっくりしました。けど話の内容を読んでいるうちに、何だかこそばゆくなって途中で読むのをやめちゃいました。そんなに声を大にして勧められる代物じゃないですからね。あくまで代用品です。
かくしてミニ・バックロードホーンはメインモニターの座を射止め、昼間パソコンに向かっている私の傍で嬉しそうに鳴ってくれてます。Apple Musicの音が、このユニットにピタリと嵌ったということが、比較検証で勝利を得た大きな要因だったわけです。
めでたしめでたし。・・なのか?
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