2013年10月6日

爺さんの意地



微熱と喉のイガイガが続いてますが
もうだめです、もはや逃げられません。
365日ぶりのライブは明日に迫っているのです。
ひえーっ!!

不安材料と問題山積みのままですが
一年間の封印を解くことが無性に楽しくもあり
それがまた微熱の体温を更に上昇させているようです。
(ふだんは乾性の私の手、異常に汗をかいてますもの)
なんとかかんとか、来てくださるお客様を失望させないようにしなくっちゃね。
かずら元年は終わったな・・なんて陰口たたかれたくないですから
気持ち的にはすでに戦闘態勢に入っています。
人生は戦いだ!なあんてね。
明後日で61歳を迎える爺さんにだって、意地ってもんがあるのですよ。

そうは言いながら・・
今日は思うように声が出ないので、歌のリハは諦めて
夕刻から相棒2本のコンディションを整えることに専念しました。
明日起きてから、喉の調子を伺いながらどちらを使うか決めることにします。

さてさて、明日の結末は如何に!!




「二人の生誕記念日前夜祭」

2013年10月7日(月)反町NO BORDER
OPEN 19:00 START 20:00 MC¥500+投げ銭
出演:ビト、かずら元年

NO BORDER  横浜市神奈川区松本町4-28-2Rotunda1F TEL 045-314-8985
http://www.geocities.jp/noborderyokohama/top.html

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2013年10月5日

喧嘩腰



父ちゃん、月曜のライブだいじょーぶなのか!?
もはや猫にも心配されるほどの体たらく。
ああ、情けなや・・

けどな、父ちゃんは不死身なのだ。
だいじょーぶだいじょーぶ。

・・ほんまかいな。

遅い朝飯を喰った後、再びベッドイン。
夕暮れ時までうだうだと布団の中に居りまして
今日は一日なあ~んもしないを実行したわけでありますから
少しは回復してくれたことでしょうよ、きっと。

明日の仕事も休みを取って、
しっかりと療養に励む所存でございます。

いやはや
365日ぶりに歌うことのプレッシャー、
思った以上にキツイもんだね。

・・ま、負けねえぞ~
喧嘩腰ではあるけれど、
腰砕けで弱々しいのが頼りない限りなり。

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2013年10月4日

怒る



まいったなあ。
急激な気温の低下と雨にやられて
どうやら風邪をひいちまったようだぜ。
この程度の天候で、絵に描いたような虚弱体質じゃないか!

行きも帰りも足元がスースーするもんで
車のヒーターを時折ONにして走ってた。
しかも用心深く冬用のジャケットまで着てたっていうのにさ。
それでもやられちゃうなんて、どーゆーことだ?

あああ・・くさっちまうぜ。
昨日までは絶好調だったのになあ。

月曜のライブまでには完治しなければ!
焼酎お湯割り飲んで、もう寝る!!(怒)

私は己の不甲斐なさに怒っているのだった。

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2013年10月3日

風来郷



南南西の風 風力1で
海を渡り山を越えて
名前も知らない遠い島から
流れ着いた歌を詠おう

ほっぺたにぺたんと貼り付いた
花びらがとても君に似合うのさ
風来郷

燦々と降る午后の日差しが
君を素早く虜にするんだ
悪戯な眼で微笑いかけてる
けどもうそこは行き止まりなのさ

道端のペテン師が
出鱈目な世界地図を広げ
陽気に歌ってる
風来郷

緑の風が髪を揺らして
頬を撫でて行くよ
小川の辺 鳥は歌うよ
風来郷

だんだんと僕は少年みたいに
川沿いの道を鉄橋目指す
線路の脇に腰を下ろして
レールに耳を当ててみたんだ

地べたにぺたんと座り込めば
鎮守の森はつむじ風が不意に起る
風来郷



「風来郷」 かずら元年

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2013年10月2日

虹の彼方へ


虹を見ました。
仕事場の屋上駐車場から
ふと見上げると、東の空に大きなアーチが。

いつ以来なのか思い出せないくらい
いや、そんなことはどうでもいいくらい
暫くの間見つめていました。

あいにくと青空のバックではなく
灰色の雲を背にしていたため
写真に収めることは諦めたんですが
それでも肉眼ではくっきりと見えてました。

思わず童心に返ってしまいますね。
たぶん瞳をキラキラさせながら見てたんだと思います。
不意に目に飛び込んで来たとき、胸が高鳴りましたもの。

夢の世界のようだった、その空を思い出しながら
虹の彼方へ・・



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2013年10月1日

しんしんしん



そりゃ追い風の昨今ですから
やるなら今とばかり、強気にも出られるってぇもんでしょうな。

きっちりと、消費税率上げちまいましたよ。
それも計算の厄介な8%、電卓が手放せません。

なになに?
企業が潤って
新たな雇用を生み出して
しかも給料が上がるんですって!?
へえ~この先バラ色じゃありませんか。

・・誰も信用してませんけどね。
呆れて怒りも湧きません。
国民は冷めてますよ。

暮らしに重く圧し掛かる3%の増税分、
あたしら庶民はその穴埋めをどこでどうしたら良いのでしょう。
買い物や出費を減らすしか手は無いわけですから
庶民レベルでの景気が悪くなっちまうことだけは明らかです。

住宅や高額商品は増税前の駆け込み需要で
年明けから3月まではウハウハの好景気となるんでしょうけど
その後はねぇ・・

閑古鳥って、どんな声で啼くのかしら。
しんしんしん?



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2013年9月30日



病気も嗜好も、流行りモノには乗りたくないので
敢えてここでは「あまロス」などという軽々しい流行語は使わないでおこう。
否、使いたくない。言われたくない。一緒にされたくない。
みたいな、子供じみたアンチテーゼで自分を覆い尽くす。

けれど月曜の今朝、
そのぽっかり空いた時間を埋められなかったのは事実だ。
困惑と少々の気まずさが入り乱れ、朝の時間を持て余す。
宮藤官九郎、この男にしてやられたわけである。

彼の作り出す朝ドラは、月曜から土曜まで毎日発刊のコミック(漫画)であり
映像の中に吹き出しが付いていそうな台詞や表情、身のこなし
そしてスピーディーな場の展開など、決して片手間に観られるものではなかった。
常に集中して対峙する様は、まさにマンガ本と向き合う人間の姿だったのだ。

週刊、月刊、隔月刊など、紙媒体の漫画であれば
次を楽しみにしながらも幾ばくかの冷ます時間を与えてくれる。
ところが毎朝15分、濃厚な「続き」が自宅のテレビに送られて来るのだから
これは即ち「日刊」の漫画、手を止め画面に釘付けとなるのも無理はない。
事実、古田新太はラジオ番組でこう言っている。
「毎回手渡された台本を読みながらゲラゲラ笑い、
そして翌週分が待ち遠しくなる。まるで少年ジャンプを読んでるみたいだった」と。

強烈なキャラクターが揃った北三陸編から始まり、
やがて東京編へと移行すると、両方の暮らしぶりや話題が同時進行するという
この手法にもまんまと引きずり込まれてしまった。
隙間無く詰められた小ネタと合わせ、面白さが倍増しないわけがないのだから。
そこへ更に80年代の隠された歴史が散りばめられては
読者(視聴者)を翻弄させる見事な技としか言いようがないではないか。
してやられて当たり前だ。

演出の井上剛も凄腕だった。
クドカンの脚本を生かすべく、同じシーンをカメラだけ位置を変えて撮り直し
テストの回数を減らし「ぶっつけ」に近いリアルさで撮影したそうだ。
後半の名場面のひとつとして挙げられる「生まれたての鹿状態の足」
あれは井上が古田に(台本に無い)アドリブを要求したものらしい。
結果、それに喰らい付き同じ足の動きを真似たアキは笑いを隠せず
布団の中の鈴鹿ひろ美は顔を覆って爆笑を堪えていた。
(正宗さんに鈴鹿スペシャルを飲ませるシーンでも鈴鹿は笑いを堪えてたよね)
普通のドラマであればNGとなるような、そんなカットがあちこちに使われていたのも
この作品をより面白いものにした要因なのだろう。
因みに井上剛氏、朝ドラでは「ちりとてちん」「てっぱん」も演出している。
どれもタイトルが平仮名だあ、なんてところにも目が行ってしまうけれど
思えば「てっぱん」も、のっけから女子高生が海に飛び込んでいたっけなあと
おかしな共通点を見出してしまった。(笑)

・・と、
徒然なるままに書いたつもりだが、読み返してみると「評論」に近いものとなっていた。
あわわ、偉そうに!(汗)

いずれにしても、ぽっかりと空いた穴は心にではなく
一日が始まる朝の時間に、なのだ。
総集編とか、全編再放送とか、パート2だとか、そんなことはどうでもいい。
毎朝届いた「日刊マンガ」が廃刊となってしまったことが辛いのである。

くっそー、クドカンめ。

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