2014年4月3日

夜型



家族の生活習慣から
すっかり夜型になってしまった猫。
お留守番の昼間は一人で爆睡、
その反動で深夜になると眼がギラギラし始めるのです。

遊びたい、暴れたい、
顔にそう書いてあります。
わかりやすいですね。

さて、もう寝ますよ。

*

2014年4月2日

教訓、明日の銭より今日の銭



昨日と今日、
まだ買い物をしてないので税率が上がったことの実感がありません。
ガソリンの価格も先月後半とほぼ同じくらいで
前の晩に給油の車が行列してたという騒ぎは一体なんだったんでしょうね。

飲み屋はどうなんですか?
酒や肴は高くなったんでしょうか。
立ち飲みの店がどんな価格表示になったのか
興味はありますけど、飲みたい気分を抑制するほどの
そんな大事にはなってないような気がしてます。
10円や20円上がったとしても
人間、飲みたいときには飲むんでしょうから。
それに・・
いくら値上がりするからと言っても
「飲み溜め」なんて出来っこありませんもんね。

それを考えたら
買い溜めという行為がとても無駄に思えてきます。
増税直前のスーパーで、あれもこれもと数万円も買い漁る姿
倹約とか自己防衛とかを通り越して、浅ましくも思えます。

震災や大雪で品薄になったときもそうでしたが
買い溜めに走るのは比較的裕福な方々だったように記憶してます。
毎日をぎりぎりの線でやりくりしている者にとって
そんなにまとめて買えるだけの余裕などありませんからね。

酒も煙草も、僕は買い置きしませんでした。
ほんのちょっとの期間が得になるというためだけで
何万もの金を一時に出費するのが嫌だったんです。
ケチ臭い人間はそんなこと絶対にしません。
何事にも疑り深いのでそもそも投資にも無関心ですから
明日の銭より今日の銭を優先するのです。

そして飲兵衛は
今日の銭で酒を飲む。
来るのかどうかも解らぬ明日なんて
待ってられませんもの。

*

2014年4月1日

三月はケツに麻酔針を打たれて終わった。



いやはや・・
柔らかなケツに打たれる麻酔針の激痛ときたら
なんとも例えようがないものでして
これを患部の周囲に7~8発も喰らってしまうと
思わず呻き声を上げてしまうほどおぞましい光景なのであります。

エコー検査の女医さんが(期せずして前回と同じ方)
画像を見ながらこう言っていたのを、苦痛のどん底で思い出してました。
「うーん、前よりもしっかり膿が溜まってますねえ。」
「これは局部麻酔で処置できるぎりぎりのところかなあ~」
「・・たぶん、大丈夫だと思いますけど・・」

その「ぎりぎり」というのは、医者の技術的な問題ではなく
それに耐えねばならぬ患者の問題であったようでして
麻酔針を何発も打たれ、それでも処置する間は重い痛みが走り

・・気付いたときには後の祭りでございました。

処置後に男性の医師が軽く言ってのけたのは
「1センチほど穴を開けたのでドバッと出ましたよ~」
どぎつい台詞なれど、爽やかな口調でした。

くらっ、こっちの身にもなってみぃ。

止血確認のため30分ほど椅子で休憩、幸い傷みは無し。
再びまな板に乗せられケツを見た看護士さん
「あらあ?まだ少しだけ滲んで来ますねぇ、先生に知らせます」
そそくさと別の先生がやって来て(すでに17時を過ぎていたので当番医)
「もう一度麻酔を打って電気処置しますからね~」

げっ!あの地獄の苦しみをまた受けろってかあ!?
おめえに打ってやるからケツ出さんかい!!

そんなこと、言えるわけがありません。
黙って従いましたとも。
幸いなことにまだ麻酔が効いていたようで
二度目の針は全く痛くありませんでした。
ジッ、ジッ、電気処置の音がかすかに聞こえるだけで終わり
再び止血確認のため15分ほど休憩。
院内の患者は僕一人、がらあ~んとした空気に包まれておりました。

15分後、恐る恐るケツを見る看護士さん。
「うーん、まだちょっとだけ出てますねえ・・先生に聞いてみます」と、電話の方へ。
「あのー、患者さんまだ少々の出血があるんですけど帰ってもらっていいですか?」
なぬっ!よもや一泊せねばならんのか!?結果は
「帰って頂いて宜しいそうです、長い時間お疲れ様でした~」笑顔の別れ。

とまあ、月曜の混雑を避けて火曜に診察を受けるつもりが
急遽思い立って昨日のうちに「全工程」を終えてきたという顛末であります。
本日傷口の検査を受けて来ましたが、シャワーも浴びて良いそうです。
目に見える部分は治まりましたが、問題はこの後のこと。
週末に再診を受けるときには手術の予約をするよう促されるでしょう。
わずか半年で再発したからには、もはや年貢の納め時です。
「超有名医」のため、手術と入院は2ヶ月ほど先になるんでしょうけど
噂で聞いた術後数日間の痛みと苦痛・・まいったなあ。


川辺の満開の桜、もう散り始めてました。
青空は今日までとのこと、週末の花見は無理でしょうな。
春はいつも駆け足で通り過ぎて行きます。

*

2014年3月30日

松島や ああ 松島や 松島や


あらあ?
昨晩気分を害して
しばらくは静観するのだと腹を決め
完全にスルーしてた専用スタンド付きのSX-3Ⅱ、
なんと7千円で落ちてるじゃありませんか。
どうせいつものように値がつり上げられて、
1万5千円くらいのバトルになるだろうと予測して手を出さなかったのに
くっそー!なんか悔しい。
ま、世の中ってこんなもんですよね。
ご縁が無かったということで・・(長女の口癖)


今日は旧いタカミネが嫁いで行きました。
白髭のブローカーを経由せず直接販売でのやり取りです。
先方も喜んでくださったようで、安心してます。
楽器は使われてなんぼ、きっと幸せな余生を過ごすことでしょう。
Mさん、お買い上げありがとうございました!

さて、持病の再発。
叱られそうでまだカミさんに話してません。
だからあのとき手術しとけばよかったんだよー!
そう言われるに決まってますもん。

明日は年度末の31日、増税前日、週明けの月曜日と
さまざまな条件が重なる慌しいほど嫌になる日ですが
休みを頂いて午後から松島病院へ行こうかと思っております。
たぶん手術の予約を勧められるんだろうなあ・・

松島や ああ 松島や 松島や

*

2014年3月29日

僕は若干怒っています



終わっちまいましたね。
想像してた通りの
絵に描いたような「はっぴいえんど」

なんで豚が宙を舞うのかね~?
と不思議に思っていたら
今週のタイトルが「とんだごちそう」だったというお粗末。
しょーもない駄洒落でした。
大塚商会のCMみたいなもんですな。

ちなみに毎回、大阪制作の朝ドラは金を掛けません。
スタジオセットと申し訳程度のロケ。
本局、東京制作と比べると雲泥の差は歴然ですが
金掛けずに作るんが朝ドラじゃあー!みたいな
浪花の魂を感じてしまいます。
そこがまたおもろい。

それはともかく全150話、
半年間よくもまあ飽きずに観てしまったものです。
朝ドラと大河、これは中毒性があるようで
観始めると毎回欠かさず観ないと気が済まなくなってしまいます。
あ、朝鮮王朝時代を描いた(長い長い)韓国ドラマもそうですね。
いったい何なのでしょう、この毒は。

来週から始まる東京制作の「花子とアン」
きっとこれも観ちゃうんだろうなあ。
「赤毛のアン」をもう一度読まなくっちゃ!
と、カミさん今から張り切ってますから。
テレビと食卓、今も昔も日本的家族円満の構図。
そこに朝ドラと大河は欠かせないのです。


今夜、「花子とアン」の特番が組まれてましたけど
山梨の畑作地に作られたオープンセット、見事ですね~
さすが本局、セットとキャスティングに金掛けてます。
第1週の視聴率でコケたら大変!心配になってしまいましたが
ナレーションに美輪明宏を起用したり
あの手この手で視聴者の心に揺さぶりをかけているようです。

特番を観てて思いました。
NHKもプロモーションが上手くなったもんですわ。



話変わって・・
3年ぶりに覗いてみたヤフオク、内容が貧困ですねぇ。
引越しシーズンだというのに良い出物がありません。
おまけに出品者のほとんどが業者ってえのもつまらない。
体裁も悪く難ありの商品が、誇らしげにヴィンテージとして出品され
僕の相場感覚と大きな隔たりがあるのも腹立たしいのです。
良心的で内容をよく把握している「個人」は何処へ行っちゃったんでしょ。

僕が探していたのはビクターの旧いスピーカーなんですが
程度が悪くても安い物があればと思ってたんです。
それで目ぼしい物があったんで一度だけ入札しました。
すぐにとあるIDが高値更新して、やがて値段がつり上がり
僕は数回入札を繰り返した時点で価格に納得が行かず撤退、
その方が落札したところまで確認しました。

ところがそのID、僕が求めていた製品の全てに入札してました。
やり口を見てみると全て同じパターンで
最初に出品価格で入札後、誰かが高値更新した直後から入札を繰り返し
終了時間のちょっと前で撤収する極めてあくどいやり方です。
価格を上げるのが目的の業者でしょう、評価は千件ほどに達するIDです。
(僕と競り合ったときは自分が落札してしまう格好悪さでしたが)笑
こいつが毎回登場して場の雰囲気を乱しているのを見ると
それだけでうんざりしてしまうので暫く静観することにしました。
増税後の、駆け込み需要が治まった頃にでも探してみることにします。
ハードオフ緑園店のオーディオ製品が充実してるので
そのうち(ひょっこり)出物が見つかるかも知れませんしね。

胡散臭いIDはe90*****、評価719です。
ビクターSX-3の出品には必ず入札してきますが、
おそらく他でも暗躍していることでしょう。
見掛けたらご注意を!!
aki*****、djo*****、この辺りも要注意願います。

廃品から漁ってきたようなガラクタジャンク品がヴィンテージだなんて
ふざけるんじゃねーっつうの!
戦後の闇市じゃないんだぞー!!

と、僕は若干怒っているのです。

*

2014年3月28日

家人から苦情あり



トラッドのオムニバス盤を聴いていたら
隣室で寝ていたカミさんから
もう少し小さくしてくれと苦情が来た。

はてな?いつもと同じくらいで
そんなに大きな音は出してなかったつもりだけど。
フィドルの周波数帯に刺激成分があったのかしら。

家人からの苦情は初めてのこと。
ちょっと面食らう。
まあ、以前の家とは違い
薄い壁一枚で隣り合わせているんだからね。
お互い気を付けなきゃ。

だが待てよ。
これから導入予定の(ちょいと)大きめブックシェルフ、
SX-3クラスの25Cmウーハーに黄色信号か?

ならば壁の向こう側の
カミさんの頭があるであろう位置から
できるだけ離れた場所にスピーカーをセットしなければならぬ。

となると、
今パソコンに向かって座っているすぐ脇に
でーん!とスピーカーが鎮座するわけだ。
左Chと僕との距離、わずか30Cmほどの超至近距離!
そんなセッティング、昔ならプライドが許さなかったけれど
高音質を求めない今の僕には「あり」かも知れない。
果たして結末は如何に・・

*

2014年3月27日

8%のイライラは10%で解消される不思議



震災、大雪、増税・・
この国の庶民は事あるごとに
買い溜め買い占めに走るのが好きなようだ。
メディアに煽られ踊らされ
きっと必要のない物まで買い漁っているんだろうな。
スーパーの売り場は品薄品切れ、
値上がりを見込む悪徳業者は売り惜しみ、
ここぞとばかりに「増税前の今がチャンス!」と叫ぶ店もある。
とんだ好景気もあったもんだ。

とりあえず3%だけ上げて
様子を見ながら残りの2%を上げるだなんて
ケツの穴の小さいセコイやり方だわ。
ひと思いに、いっぺんに5%上げちゃいなさいよ!
なぜ二度に分けて増税するのか
そこの2%の差に何があるのか
僕にはさっぱりわからないのだ。
計算が厄介になるだけじゃないか。
もしや企業が便乗値上げを2回できるから?

そう言えば、
消費税を初めて導入したときも当初は3%だった。
それが間もなく5%に上がり現在に至ってる。
となると、
3という数字は様子を見るための最小数字なのかしらね。
顔色見ながら5に上げる、もはや定着した感のある卑劣な戦術。

算術が苦手なせいもあるけれど
外税表示の商品に8%の消費税を加えると
その品物がいったい幾らになるのか
瞬時に割り出し判断するのはとてもムズカシイ。
端数の金額がムズムズ蠢く虫のようで気色が悪くなる。

そこで僕は気がついた。
3%と8%、この数字には巧みな策略が潜んでいるのだ。
増税の苦痛よりも不愉快な計算の煩雑さ、
庶民はまずそこに苛々を募らせる。
なのでそれが切りの良い10%になった暁には
ああ~すっきりした!と、すんなり受け入れてしまうマジック。
こりゃ笑っちゃうくらいの巧妙さだわね。

思い出してごらんなさい、過去もそうだった。
3%の時代は外税、5%になると全てが内税に変わった歴史。
8%のイライラは、10%に引き上げられると解消されるものなのよ。
税金そのものが目に入らなければ
値上げなのか増税なのか、判断つかない不思議なマジック。
上手い!・・憎いやり方だよね。

そんなことを思いつつ
今夜の僕は30年代のカーターファミリーを聴いている。

*