2014年4月8日

お帰り、ジェシ!



どうやらジェシの悲しいニュースは誤報だったようで
危険な状態は続いているものの存命であるそうです。

今なお衰えぬ若々しい歌声とジョークに満ちたトーク、
近年のライブ映像を観ていると
まだまだ歌い続けてくれることを願わざるを得ません。

アマゾンに在庫があったので
アンペックスのファーストを注文しました。
アナログ盤を手放して以来、
僕の部屋でこのアルバムを聴くのは
おそらく20年ぶりくらいになるのだと思います。

お帰り、ジェシ!
家に届いたら、そう声を掛けてあげることにします。


*

2014年4月7日

オーラトーンでジェシ・ウインチェスターを聴きたかった夜



アナログと相性が良く、ちょっと大き目のブックシェルフが欲しくて
毎晩のようにヤフオクをチェックしていたのですが
ことオーディオ製品に関しては貧困極まりない現状ですな。
ガラクタばかりで、まともな物がほとんどありません。
僕が捜し求めているような機種は個人の出品が無く
廃品から拾い集めて来たような業者の出品が多いのも困りもの。
しかも競り落とした物は値を上げて別の業者が出品したり
くだらん商品がサイトの中をぐるぐると回り続けているようなもんです。
ヤフオク最低!!(怒)

そんな嫌な気分を解消するため、
旧宅から持って来たオーラトーンの5Cを引っ張り出してみました。
いわゆるラジオ・モニターとして、アナログの時代に一世を風靡したモデルです。
僕のは後期型で、若干帯域が広がってはいるんですけど
典型的なカマボコ型の周波数特性で限りなくローファイな音であります。
これをメインに使うということはないんですが、
中域重視(いや、中域しか出て来ない)のナローレンジな音は
ボーカルの再現性には秀でていると思います。

今夜はこいつでジェシ・ウインチェスターを掛けたいところなんですが
残念ながらアナログ盤を手放して以来、手元に音源が無いのです。
旅立って行った彼を見送ることができないのが
なんだか悔しく思える夜なのでありました。

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2014年4月5日

春の雨音



花冷え、てやつでしょうか。
今夜から明日にかけては冬に逆戻りのようです。
横浜の最低気温は4℃、おまけに雨。
青空が長続きしないことで、よけいに春が愛おしくなるのでしょうね。

今の家に越して来てから1ヶ月以上が過ぎ、
環境の変化に戸惑っていた猫も
ようやくここでの暮らしに慣れてくれました。
その間、ストレスを発散するためかクロスに爪を立て
早々にあちこちを傷にされてしまいましたが
猫に罪があるわけじゃなし、ここは目をつぶることにしましょう。



土曜で外来が混み合っていたもので
松島病院から帰宅すると3時を過ぎていました。
案の定、次回診察の際に入院手続きをするよう促され
入院前後の注意書きが記されたパンフまで渡されました。
もはや観念するしかありません。
一般病棟の空き状態を見ながら日程を詰めることにします。
入院保険と高額医療費の還付など
相殺すると約4~5万円の出費といったところでしょうか。
金の掛かることばかりで憂鬱になってしまいます。
いやそれよりも、手術はもっと憂鬱です。
やれやれ・・

帰宅してからすぐに、カミさんを乗せて慌しく旧宅へと向いました。
実は前の家、まだ引き渡しが終わってないのです。
大家さんの事情で急な転居を余儀なくされたせいもありますが
先方のご好意で片付け作業と清掃はのんびりと時間を掛けてやらせて頂いてます。
最後まで残っていたピアノが先週ようやく業者に引き取られ
今日は日没まで床と壁を掃除したり、トイレや水周りを磨いたりして参りました。
週一程度のだらだらしたペースなれど、ようやく終わりが見えてきて
次の日曜くらいには鍵をお返しできそうな按配です。
大家さん、ご厚意に感謝します!



深夜の横浜、雨が降って参りました。
屋根に当たるその雨粒の音が
明らかに冬とは異なるところが
春を感じさせる喜びとなるのであります。

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2014年4月4日

百まで生きるやも知れませぬ



アキちゃんのお爺ちゃん、そしてなつばっぱのご亭主として
三陸の海の男、忠兵衛を演じた蟹江敬三さんが亡くなられたそうです。
享年69歳、まだまだお若いのに残念でなりません。
遠洋へ出る度に、なつばっぱが仏壇に写真を飾ってましたけど
その通りになってしまいましたね。
謹んでご冥福をお祈り致します。

さて、明日はケツの経過を診てもらいに再び松島へ。
「帰りに入院予約してってくださいね~」
軽くそう言われそう。
はい、何事も受け入れますとも。

2月の健康診断結果が届きました。


何ゆえなのか、
昨年喰らったDⅠ、DⅡの赤文字が消え
全項目オールAの健康体になっていました。
3年連続で要検査だったというのに、不思議なこともあるもんです。
特に悪玉コレステロールの減少にはびっくり。
生活習慣も食い物も、何ひとつ変わっちゃいないんですからね。

カミさんにこう言われました。
雪掻き!雪掻きのおかげだよ、きっと!!

確かにこの冬は三度も大量の雪を掻きましたけど
そんな程度で慢性的な運動不足が解消されるものなのでしょうか。
甚だ疑問ではありますが
かずら元年、百まで生きるやも知れませぬ。

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2014年4月3日

夜型



家族の生活習慣から
すっかり夜型になってしまった猫。
お留守番の昼間は一人で爆睡、
その反動で深夜になると眼がギラギラし始めるのです。

遊びたい、暴れたい、
顔にそう書いてあります。
わかりやすいですね。

さて、もう寝ますよ。

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2014年4月2日

教訓、明日の銭より今日の銭



昨日と今日、
まだ買い物をしてないので税率が上がったことの実感がありません。
ガソリンの価格も先月後半とほぼ同じくらいで
前の晩に給油の車が行列してたという騒ぎは一体なんだったんでしょうね。

飲み屋はどうなんですか?
酒や肴は高くなったんでしょうか。
立ち飲みの店がどんな価格表示になったのか
興味はありますけど、飲みたい気分を抑制するほどの
そんな大事にはなってないような気がしてます。
10円や20円上がったとしても
人間、飲みたいときには飲むんでしょうから。
それに・・
いくら値上がりするからと言っても
「飲み溜め」なんて出来っこありませんもんね。

それを考えたら
買い溜めという行為がとても無駄に思えてきます。
増税直前のスーパーで、あれもこれもと数万円も買い漁る姿
倹約とか自己防衛とかを通り越して、浅ましくも思えます。

震災や大雪で品薄になったときもそうでしたが
買い溜めに走るのは比較的裕福な方々だったように記憶してます。
毎日をぎりぎりの線でやりくりしている者にとって
そんなにまとめて買えるだけの余裕などありませんからね。

酒も煙草も、僕は買い置きしませんでした。
ほんのちょっとの期間が得になるというためだけで
何万もの金を一時に出費するのが嫌だったんです。
ケチ臭い人間はそんなこと絶対にしません。
何事にも疑り深いのでそもそも投資にも無関心ですから
明日の銭より今日の銭を優先するのです。

そして飲兵衛は
今日の銭で酒を飲む。
来るのかどうかも解らぬ明日なんて
待ってられませんもの。

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2014年4月1日

三月はケツに麻酔針を打たれて終わった。



いやはや・・
柔らかなケツに打たれる麻酔針の激痛ときたら
なんとも例えようがないものでして
これを患部の周囲に7~8発も喰らってしまうと
思わず呻き声を上げてしまうほどおぞましい光景なのであります。

エコー検査の女医さんが(期せずして前回と同じ方)
画像を見ながらこう言っていたのを、苦痛のどん底で思い出してました。
「うーん、前よりもしっかり膿が溜まってますねえ。」
「これは局部麻酔で処置できるぎりぎりのところかなあ~」
「・・たぶん、大丈夫だと思いますけど・・」

その「ぎりぎり」というのは、医者の技術的な問題ではなく
それに耐えねばならぬ患者の問題であったようでして
麻酔針を何発も打たれ、それでも処置する間は重い痛みが走り

・・気付いたときには後の祭りでございました。

処置後に男性の医師が軽く言ってのけたのは
「1センチほど穴を開けたのでドバッと出ましたよ~」
どぎつい台詞なれど、爽やかな口調でした。

くらっ、こっちの身にもなってみぃ。

止血確認のため30分ほど椅子で休憩、幸い傷みは無し。
再びまな板に乗せられケツを見た看護士さん
「あらあ?まだ少しだけ滲んで来ますねぇ、先生に知らせます」
そそくさと別の先生がやって来て(すでに17時を過ぎていたので当番医)
「もう一度麻酔を打って電気処置しますからね~」

げっ!あの地獄の苦しみをまた受けろってかあ!?
おめえに打ってやるからケツ出さんかい!!

そんなこと、言えるわけがありません。
黙って従いましたとも。
幸いなことにまだ麻酔が効いていたようで
二度目の針は全く痛くありませんでした。
ジッ、ジッ、電気処置の音がかすかに聞こえるだけで終わり
再び止血確認のため15分ほど休憩。
院内の患者は僕一人、がらあ~んとした空気に包まれておりました。

15分後、恐る恐るケツを見る看護士さん。
「うーん、まだちょっとだけ出てますねえ・・先生に聞いてみます」と、電話の方へ。
「あのー、患者さんまだ少々の出血があるんですけど帰ってもらっていいですか?」
なぬっ!よもや一泊せねばならんのか!?結果は
「帰って頂いて宜しいそうです、長い時間お疲れ様でした~」笑顔の別れ。

とまあ、月曜の混雑を避けて火曜に診察を受けるつもりが
急遽思い立って昨日のうちに「全工程」を終えてきたという顛末であります。
本日傷口の検査を受けて来ましたが、シャワーも浴びて良いそうです。
目に見える部分は治まりましたが、問題はこの後のこと。
週末に再診を受けるときには手術の予約をするよう促されるでしょう。
わずか半年で再発したからには、もはや年貢の納め時です。
「超有名医」のため、手術と入院は2ヶ月ほど先になるんでしょうけど
噂で聞いた術後数日間の痛みと苦痛・・まいったなあ。


川辺の満開の桜、もう散り始めてました。
青空は今日までとのこと、週末の花見は無理でしょうな。
春はいつも駆け足で通り過ぎて行きます。

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