2011年7月22日

午前様





























7周年おめでとう!な夜。
その内の6年間、私はお世話になっているわけだが
外装の傷みが激しくなったなあと、日が暮れる前に見ると思う。
7年目を迎えると、そりゃあちこちガタもくるってもんだ。

この年月の間に、近隣住民からの苦情も相次ぎ
(爆音系バンドが数多く出演していた時期もあるのだ)
コーナーの硝子に防音対策用の板を貼り付ける羽目となり
店内から1号線を走り去る車のテールランプが見られなくなってしまったり、
風雪に耐えてきた「手作り」看板のカッティングシートが所々剥がれ
今では店名が曖昧?になってしまったり、
昼間に見ると痛々しく思えるほどボロっちくなってしまった。

けれど中は何にも変わっちゃいない。
木の床は温かみに溢れ、
ここを訪れた多くの者たちの足跡がそのまま残っているかのようだ。
同業者の閉店が相次ぐ中、私の港としてまだまだ続けてもらわなくてはね。

この夜は6組のミュージシャンが祝いを兼ねて歌った。
酒も大いに飲んで、楽しいひととき。
オープニング・アクトは本人の希望もあって、名古屋ツアー帰りのビトちゃん。
のっけからグイグイ行くこの男のパフォーマンスは更に磨きがかかったようだ。




































腰の振り、草履のステップ、見ていて楽しい。
彼の歌は人を惹きつけるパワーが漲っている。
最近太って顔が丸くなったせいか、キュートに感じさせる一面もあり
まだ体験してない方は機会があれば是非一度観て頂きたいシンガーである。
癖になるよ、きっと(笑)

早めに帰ろうと駅へ向かってはみたものの
途中からテクテクと二駅分歩いた先の店まで流れ着いてしまった。
結局・・午前様。


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